ロバート・アルトマン 即興性のパラドクス―ニュー・シネマ時代のスタイル [単行本]
    • ロバート・アルトマン 即興性のパラドクス―ニュー・シネマ時代のスタイル [単行本]

    • ¥3,520106 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009002526618

ロバート・アルトマン 即興性のパラドクス―ニュー・シネマ時代のスタイル [単行本]

価格:¥3,520(税込)
ゴールドポイント:106 ゴールドポイント(3%還元)(¥106相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:勁草書房
販売開始日: 2016/03/31
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ロバート・アルトマン 即興性のパラドクス―ニュー・シネマ時代のスタイル の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    すべては、即興なのか?アルトマンの作品群に仕掛けられた、古典的ハリウッド映画の約束事を覆す音と映像の風変わりな罠。その「異化」は、このとき「様式」になった。没後10年。繰り返されるクリシェに挑む、本邦初の美学的アルトマン様式論。
  • 目次

    はじめに
    図版一覧

    序 すべては即興なのか?
     1 繰り返されるクリシェ
     2 ニュー・シネマ、ニュー・ハリウッド、あるいはニュー・ハリウッドという時代
     3 ヒッチコックやウェルズから「何ひとつ学んでこなかった」?
     4 映像作家としてのアルトマンの軌跡

    中心性←→「遍」・中心性
    第1章 オーヴァーラッピング・ダイアローグからオーヴァーラッピング・ナラティヴへ
        ──『M*A*S*H マッシュ』『カリフォルニア・スプリット』
       『ナッシュビル』
     1 『ナッシュビル』は「つながり」のナラティヴか?
     2 『グランド・ホテル』と『大空港』、そして『ナッシュビル』
     3 ニュー・ハリウッドにおける音の冒険
     4 音声的中心の多元化
     5 重なる会話から重なる物語へ
     6 物語世界の「遍」中心化
     7 共通の目的(地)の消滅
     8 終わらないオーヴァーラッピング・ナラティヴ

    明瞭性←→不・明瞭性
    第2章 モチヴェーションの曖昧な主人公
    ──『ビッグ・アメリカン』『ボウイ&キーチ』『ギャンブラー』
       『ロング・グッドバイ』『カリフォルニア・スプリット』
     1 目的に向かって突き進まないように見えるのはなぜか?
     2 距離をおくカメラ
     3 ディープ・フォーカス vs シャロウ・フォーカス
     4 ポスト・フラッシングの効果
     5 マッチしないアイライン
     6 『断絶』の主人公との相違
     7 それは負の側面ではない

    深奥性←→反・深奥性
    第3章 ズーム・インが無効にする奥行きという錯覚
    ──『ギャンブラー』
     1 「ズームは四文字語である」?
     2 ドリー・ショットとズーム・ショット
     3 約束事としての「イン」
     4 『ギャンブラー』という修正主義西部劇
     5 パースペクティヴの変化と期待される深さ
     6 『さすらいのカウボーイ』の最終シークェンスとの相違
     7 背景音楽と“&”が物語るふたつの裏切り
     8 独自の表現を生むズーム・ショット

    一致性/連続性←→半・一致性/非・連続性
    第4章 ポスト・ノワールに迷い込んだ古典的ハリウッド映画
    ──『ロング・グッドバイ』
     1 「違和感」の要因は「怠慢」にあるのか?
     2 導かないメロディ
     3 隠された顔
     4 信用できないズーム・イン
     5 グレープフルーツ、コーヒー、コーク瓶、そして因果性のない暴力
     6 フーレイ・フォー・ハリウッド

    結 インディペンデント・ムーヴメントの父?

    あとがき
    参考文献
    索引
  • 出版社からのコメント

    アルトマン作品群にあたえられるキーワード、即興性。すべては即興なのか? その芸術的革新が没後10年の今、解き明かされる。
  • 内容紹介

    群像劇で知られる映画監督ロバート・アルトマン。その実験的な表現手法は、いつも「即興」の一語によって受容されてきた。それは真実か? 気づかれなかった古典的ハリウッド映画を覆す巧妙な仕掛けとは? 本書は、1960年代-70年代ニュー・シネマ期のアルトマン作品群に焦点を当て、ハリウッドの内側からなされた芸術的革新を見抜く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小野 智恵(オノ トモエ)
    慶應義塾大学大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻博士後期課程修了。博士(人間・環境学)
  • 著者について

    小野 智恵 (オノ トモエ)
    小野 智恵(おの ともえ) 
    慶應義塾大学大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。共著に『交錯する映画――アニメ・映画・文学』(ミネルヴァ書房)、『映画とテクノロジー』(ミネルヴァ書房)ほか。

ロバート・アルトマン 即興性のパラドクス―ニュー・シネマ時代のスタイル の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:小野 智恵(著)
発行年月日:2016/03/25
ISBN-10:4326851910
ISBN-13:9784326851911
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:演劇・映画
言語:日本語
ページ数:236ページ
縦:20cm
他の勁草書房の書籍を探す

    勁草書房 ロバート・アルトマン 即興性のパラドクス―ニュー・シネマ時代のスタイル [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!