国際資源管理認証―エコラベルがつなぐグローバルとローカル [単行本]
    • 国際資源管理認証―エコラベルがつなぐグローバルとローカル [単行本]

    • ¥5,280159 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009002529321

国際資源管理認証―エコラベルがつなぐグローバルとローカル [単行本]

価格:¥5,280(税込)
ゴールドポイント:159 ゴールドポイント(3%還元)(¥159相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:東京大学
販売開始日: 2016/03/15
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

国際資源管理認証―エコラベルがつなぐグローバルとローカル の 商品概要

  • 目次

    はじめに

    序 章 国際資源管理認証とはなにか――価値を付与する仕組み(大元鈴子・佐藤 哲・内藤大輔) 
     1 国際資源管理認証とは
     2 信頼性の担保のメカニズム
     3 国際資源管理認証のさまざまな機能
     4 国際資源管理認証の利用者――企業・消費者の視点から生産者の視点へ
     5 この本の構成とテーマ

    第I部 「認証」を受けることの意義
    第1章 国際資源管理認証の機能と歴史――認証リテラシー(大元鈴子)
     1.1 資源管理認証制度の基本
     1.2 国際資源管理認証の歴史
     1.3 信頼性(credibility)とアクセシビリティ(accessibility)
     1.4 国際資源管理認証への批判
    第2章 国際資源管理認証をめぐるローカルとグローバル――生産者が制度や仕組みを飼いならす(佐藤 哲)
     2.1 ボトムアップの資源管理を支える知識基盤
     2.2 地域環境知の構造と機能
     2.3 生産者から見た国際資源管理認証
     2.4 地域と世界をつなぐ

    第II部 地域づくりと資源管理認証
    第3章 地域デザインと森林認証――岡山県西粟倉村と企業の連携(西原啓史)
     3.1 西粟倉村百年の森林構想とFSC森林認証
     3.2 西粟倉村と森林利用形態の沿革
     3.3 百年の森林構想と株式会社トビムシの役割
     3.4 FSCを活かした事業・活動展開
     3.5 地域づくりにおけるFSC認証の意義
    第4章 海の再生と水産養殖認証――震災と南三陸町の水産業(前川 聡)
     4.1 宮城県におけるマガキ養殖と震災
     4.2 拡大する養殖業と認証制度
     4.3 南三陸町におけるASC認証への期待と課題
     4.4 ASC認証取得の潜在的メリット
     4.5 ASCの普及とWWFの役割
    第5章 離島漁業と水産資源管理認証(MSC)――隠岐諸島海士町の選択(藤澤裕介)
     5.1 地域と漁業の概要
     5.2 MSC認証を検討した背景
     5.3 障壁となった要因
     5.4 これからのシナリオ
    第6章 地域からの発信と世界の目――知床世界自然遺産の事例から(松田裕之)
     6.1 世界遺産と国際認証
     6.2 地域が選んだ世界遺産登録
     6.3 世界遺産がさらされる「世界の目」
     6.4 世界が評価した「知床方式」

    第III部 資源管理認証のトランスレーター
    第7章 京都府底曳網漁業の資源管理認証とMSC認証――アジア初のMSC認証(山崎 淳)
     7.1 京都府の底曳網漁業の概要
     7.2 MSC認証取得への決断
     7.3 MSC認証の価値と可能性
    第8章 森林認証制度を見定め活動する――タスマニア森林保全と企業への働きかけ(川上豊幸)
     8.1 タスマニアでの原生林伐採
     8.2 2つの国際的な森林認証制度――FSCとPEFC
     8.3 FSC管理材とされていたガンズ社のPEFC/AFS認証材
    第9章 持続可能なパーム油調達をサポートする――――RSPO認証が果たす役割(武末克久)
     9.1 持続可能な認証パーム油とは
     9.2 拡大するRSPO認証パーム油
     9.3 企業が持続可能なパーム油の使用をすすめる理由
     9.4 RSPOの果たす役割
     9.5 RSPOの課題
     9.6 認証油の生産を拡大させる取り組み――小規模農家支援
     9.7 環境経営コンサルタントの役割

    第IV部 生活・生産の場に出現する資源管理認証
    第10章 先住民族の生活と森林認証――マレーシアの認証林の事例から(内藤大輔)
     10.1 森林認証制度とマレーシアでの普及状況
     10.2 FSC認証を支える科学的基盤
     10.3 生活者の視点から見た森林認証制度
     10.4 認証システムと森林施業の改善要求
     10.5 森林管理での協働へのプラットフォーム
    第11章 小規模家族経営水産養殖と世界基準――ベトナムの有機エビ養殖(大元鈴子)
     11.1 養殖水産物に対するオーガニック基準
     11.2 小規模家族経営エビ養殖の村
     11.3 有機エビ認証の導入
     11.4 国際有機エビ認証でマングローブを守るということ
    第12章 開発フロンティアにおけるRSPOパーム油認証――マレーシア・サラワク州を事例に(生方史数)
     12.1 パーム油の認証制度と生産現場
     12.2 RSPOとマレーシアにおける認証油の普及状況
     12.3 現場での実践
     12.4 2つの世界とRSPO認証
    終 章 生産現場から考える資源管理認証――地域づくりのプラットフォーム(大元鈴子・佐藤 哲・内藤大輔)
     1 生産現場の視点
     2 国際資源管理認証がつなぐ人々
     3 地域を動かすトランスレーション
     4 地域づくりのプラットフォームとしての国際資源管理認証

    おわりに
    索引
    執筆者一覧
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大元 鈴子(オオモト レイコ)
    1979年兵庫県に生まれる。2013年ウォータールー大学大学院(カナダ)環境学研究科地理学専攻博士課程修了。現在、総合地球環境学研究所・研究員、地理学博士。専門はフードスタディーズ、認証制度地理学

    佐藤 哲(サトウ テツ)
    1955年北海道に生まれる。1985年上智大学大学院理工学研究科博士課程修了。現在、総合地球環境学研究所・教授、理学博士。専門は地域環境学、生態学、持続可能性科学

    内藤 大輔(ナイトウ ダイスケ)
    1978年神奈川県に生まれる。2008年京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究所研究科博士課程修了。現在、国際林業研究センター・サイエンティスト、地域研究博士。専門はポリティカル・エコロジー、自然資源管理、東南アジア地域研究
  • 出版社からのコメント

    水産物や林産物などの自然資源の持続可能な利用を推進するエコラベル活用の仕組を、生産、流通、消費の過程を追いながら解説。
  • 内容紹介

    エコラベルを知っていますか? 水産物や林産物などの自然資源の持続可能な利用を推進するエコラベルを活用する国際資源管理認証の仕組みについて木材,水産資源,養殖水産物,アブラヤシなどの生産,流通,そして消費までのさまざまな過程を詳細に追いながら解説する.
  • 著者について

    大元 鈴子 (オオモト レイコ)
    大元 鈴子
    大元鈴子:総合地球環境学研究所研究員

    佐藤 哲 (サトウ テツ)
    佐藤 哲
    佐藤 哲:総合地球環境学研究所教授
    内藤大輔:国際林業研究センター・サイエンティスト

国際資源管理認証―エコラベルがつなぐグローバルとローカル の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:大元 鈴子(著)/佐藤 哲(著)/内藤 大輔(著)
発行年月日:2016/03/15
ISBN-10:4130603140
ISBN-13:9784130603140
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:自然科学総記
言語:日本語
ページ数:238ページ
縦:22cm
他の東京大学の書籍を探す

    東京大学 国際資源管理認証―エコラベルがつなぐグローバルとローカル [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!