中世近世日本語の語彙と語法―キリシタン資料を中心として(研究叢書) [全集叢書]
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中世近世日本語の語彙と語法―キリシタン資料を中心として(研究叢書) [全集叢書]

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出版社:和泉書院
販売開始日: 2016/03/01
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中世近世日本語の語彙と語法―キリシタン資料を中心として(研究叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    天草版『エソポのハプラス』・古活字本『伊曽保物語』・天草版『平家物語』とこれらに関係の深い文献を利用し、計量的な手法と視点を取り入れて、日本語の変遷の中での語彙の傾向や、近世における疑問表現の変遷を追究するなど、中世近世日本語の語彙と語法を明らかにしようとする。
  • 目次

    第一部 天草版『エソポのハブラス』の語彙と語法        
    はじめに
    第一章 天草版『エソポのハブラス』の自立語の語彙
     1 はじめに
     2 研究の方法と天草版『エソポのハブラス』の基幹語彙
     3 〈エソポ〉〈ヘイケ〉〈高野本〉で第一・第二基幹語彙の語
     4 〈エソポ〉で基幹語彙、〈ヘイケ〉〈高野本〉で0・1・2の段階の語
     5 〈エソポ〉〈ヘイケ〉で基幹語彙、〈高野本〉で0・1・2の段階の語
     6 〈エソポ〉で0・1・2の段階、〈ヘイケ〉〈高野本〉で基幹語彙の語
     7 〈エソポ〉〈ヘイケ〉で0・1・2の段階、〈高野本〉で基幹語彙の語
     8 〈エソポ〉〈高野本〉で0・1・2の段階、〈ヘイケ〉で基幹語彙の語
     9 おわりに
    第二章 天草版『エソポのハブラス』・天草版『平家物語』の語彙の豊富さ、類似度、偏り
     1 はじめに
     2 『エソポのハブラス』の語彙の概要
     3 語彙の豊富さ
     4 語彙の類似度
     5 語彙の偏り
     6 おわりに
    第三章 天草版『エソポのハブラス』の助動詞の語彙と語法
     1 はじめに
     2 助動詞の語彙の全体像
     3 〈エソポ〉〈伊曽保〉〈ヘイケ〉の助動詞の使用度数と基幹語彙
     4 基幹語彙の観点による〈伊曽保〉〈ヘイケ〉の助動詞との比較
     5 おわりに
    第四章 天草版『エソポのハブラス』の助詞の語彙と語法
     1 はじめに
     2 助詞の語彙の全体像 
     3 〈エソポ〉〈ヘイケ〉〈高野本〉の助詞の使用度数と基幹語彙
     4 〈エソポ〉で基幹語彙の助詞
     5 〈エソポ〉で基幹語彙でない助詞
     6 おわりに
    おわりに

    第二部 古活字本『伊曽保物語』・『教訓近道』の疑問表現
    はじめに
    第一章 古活字本『伊曽保物語』の疑問詞疑問文
     1 はじめに
     2 疑問詞疑問文の形式
     3 文頭・文中に疑問詞(を含む成分)を用いる形式
     4 文末に疑問詞(を含む成分)を用いる形式、文が疑問詞(を含む成分)で成立する形式
     5 おわりに
    第二章 古活字本『伊曽保物語』の肯否疑問文
     1 はじめに
     2 肯否疑問文の形式
     3 係り結び形式
     4 文末助詞形式「―終止形+や」
     5 文末助詞形式「―か」
     6 おわりに
    第三章 『教訓近道』の疑問表現―『伊曽保物語』との比較を通して―
     1 はじめに
     2 『教訓近道』の疑問表現の概観
     3 古活字本『伊曽保物語』の疑問表現との比較
     4 万治本『伊曽保物語』の対応部分との比較
     5 おわりに
    おわりに

    第三部 天草版『平家物語』・天草版『エソポのハブラス』の助数詞と数詞
    はじめに
    第一章 天草版『平家物語』の助数詞と数詞
     1 はじめに
     2 助数詞の概要と数詞語彙
     3 意味による分類の観点で見た助数詞
     4 使用度数の観点で見た助数詞
     5 基幹単位集団の各助数詞の使用比率による比較
     6 使用度数の観点で見た数詞
     7 おわりに
    第二章 天草版『エソポのハブラス』の助数詞と数詞
     1 はじめに
     2 助数詞と助数詞を含む数詞の概要
     3 意味による分類の観点で見た助数詞
     4 おわりに
    おわりに
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    濱千代 いづみ(ハマチヨ イズミ)
    愛知県立大学文学部卒業、岐阜聖徳学園大学大学院国際文化研究科修了。愛知県立名古屋南高等学校教諭・豊田工業高等専門学校教授・愛知県立大学講師(非常勤)を経て、岐阜聖徳学園大学教育学部教授・同大学院国際文化研究科教授
  • 出版社からのコメント

    キリシタン資料とこれらに関係の深い文献を利用し、計量的な手法と視点を取り入れて、中世近世日本語の語彙と語法を考察。
  • 内容紹介

    本書は中世近世の日本語を総合的に明らかにしようと努めたもの。
    第一部では天草版『エソポのハブラス』の語彙を古活字本『伊曽保物語』・天草版『平家物語』などと比較して「基幹語彙」の観点で考察し、統計上の指標や『日本古典対照分類語彙表』を活用して日本語の変遷の中で語彙の傾向を追究した。
    第二部では古活字本『伊曽保物語』の疑問表現を当時の人々のコミュニケーション技術に着目して考察し、『教訓近道』との比較を通して近世における疑問表現の変遷を追究した。
     第三部では天草版『平家物語』・天草版『エソポのハブラス』の助数詞と数詞を計量的な観点と意味分類の観点から考察し、数詞の多様なありさまと、数詞に作品の編集方針が反映することを示した。
  • 著者について

    濱千代いづみ (ハマチヨ イヅミ)
    現在 岐阜聖徳学園大学教育学部教授・同大学院国際文化研究科教授『保元物語(校註)』武蔵野書院、1993、共編『平家物語〈高野本〉語彙用例総索引』勉誠社、1998、共編『天草版平家物語語彙用例総索引』勉誠出版、1999、共編『校注平家物語選』和泉書院、2007、共編『学生・教師・社会人のための改訂漢字ハンドブック』和泉書院、2015、共編

中世近世日本語の語彙と語法―キリシタン資料を中心として(研究叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:和泉書院 ※出版地:大阪
著者名:濱千代 いづみ(著)
発行年月日:2016/03/01
ISBN-10:4757607849
ISBN-13:9784757607842
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:日本語
言語:日本語
ページ数:357ページ
縦:22cm
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