ユーラシア近代帝国と現代世界(シリーズ・ユーラシア地域大国論〈4〉) [全集叢書]
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ユーラシア近代帝国と現代世界(シリーズ・ユーラシア地域大国論〈4〉) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2016/02/29
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ユーラシア近代帝国と現代世界(シリーズ・ユーラシア地域大国論〈4〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「帝国」はユーラシアをどう変えたか。ロシア帝国、清朝、英領インド帝国、オスマン帝国…帝国の拡大・崩壊・再編と、現代への視座。3地域に、日本、オスマン、イラン、アメリカも加え、帝国・植民地の近代化、大国と小国の関係、帝国崩壊後の国家と世界秩序の再編を論じる。
  • 目次

    刊行にあたって
    序 章 ユーラシア近代帝国論へのいざない(宇山智彦)
     1 ユーラシア近代帝国を論じる意義
     2 帝国を見る視角と方法
     3 ユーラシアという場における近代帝国
     4 この巻の構成

     第Ⅰ部 帝国と近代――相克と相乗
    第1章 国民帝国の編成と空間学知の機能(山室信一)
        ――日本の帝国形成をめぐって
     1 ユーラシア周縁帝国・日本の空間位相
     2 ユーラシア地域大国への挑戦と挫折
     3 競存体制における国際共有財としての空間学知
     4 異法域結合における統治技法の遷移と統治人材の周流
     5 空間の可視化と帝国空間の拡張

    第2章 帝国とシャリーア(秋葉 淳)
        ――植民地イスラーム法制の比較と連関
     1 帝国のシャリーア
     2 歴史的シャリーア
     3 シャリーアの「保護者」にして「改革者」
       ――ヨーロッパ諸帝国のムスリム統治
     4 オスマン的シャリーア
       ――オスマン帝国における法制改革とシャリーア
     5 オスマン的シャリーアと植民地的シャリーアの邂逅

     第Ⅱ部 帝国と周縁――まなざしの交錯
    第3章 帝国へのまなざし(守川知子)
        ――イラン国王,岩倉使節団,シャム国王とロシア・イギリス
     1 「ヨーロッパを見聞する」
     2 イラン国王の欧州旅行(1873年)
     3 ヨーロッパを歴訪するアジアの君主・官僚
     4 アジアの君主たちの見たヨーロッパ――君主制を中心に
     5 君主制と「王室外交」のアジアとヨーロッパ

    第4章 帝国とジェンダー(粟屋利江)
        ――アニー・ベサントを手掛かりに
     1 神智学者アニー・ベサントとインド
     2 白人女性と帝国
     3 アニー・ベサントとインドとの邂逅
     4 アニー・ベサントとインド女性
     5 白人女性の帝国責任とフェミニズム

    第5章 周縁から帝国への「招待」・抵抗・適応(宇山智彦)
        ――中央アジアの場合
     1 帝国間競争と「周縁」――グレートゲーム論の見直し
     2 ロシア・清朝の中央アジア進出における現地諸勢力の役割
     3 帝国間の対抗関係の現地諸勢力による利用
     4 異教徒支配の正当化の論理と抵抗・妨害
     5近代化・文化運動にとっての帝国の意義とアイロニー

     第Ⅲ部 帝国の崩壊と世界秩序の再編
    第6章 第1次世界大戦と帝国の遺産(池田嘉郎)
        ――自治とナショナリズム
     1 帝国とナショナリズム
     2 第1次大戦に先立つ時期の帝国と従属民族のナショナリズム
     3 第1次大戦における帝国と従属民族のナショナリズム
     4 帝国の崩壊と帝国の遺産
     5 ユーラシアの境界領域における帝国の遺産
     6 今日なお残る帝国の遺産

    第7章 経済開発・工業化戦略と脱植民地化(秋田 茂)
        ――1940年代末~60年代中葉のインドと香港
     1 アジア諸国の工業化戦略と脱植民地化
     2 インドの脱植民地化とネルー政権による経済外交の展開
     3 ソ連の「経済的攻勢」とインドの輸入代替工業化
     4 香港の再植民地化と輸出志向型工業化
     5 地域大国の形成と帝国支配の遺産,アジア国際秩序

    第8章 「非公式帝国」アメリカとアジアの秩序形成(菅 英輝)
        ――1945~54年
     1 アメリカの戦後秩序形成と分析視角
     2 戦後アジア秩序の形成と蔣介石政権――挫折したヘゲモニー
     3 吉田親米政権の樹立とアメリカのヘゲモニー支配
       ――「交渉されたヘゲモニー」
     4 韓国のナショナリズムとアメリカのヘゲモニー
      ――強制されたヘゲモニー
     5 「非公式帝国」アメリカとアジアのナショナリズム

    第9章 「帝国」としての中国(川島 真)
        ――20世紀における冊封・朝貢認識と「中国」の境界
     1 「帝国」の記憶と国権回収
     2 ナショナリズムと過去の記憶
     3 帝国主義とアジア主義
     4 戦後中国における「帝国」の記憶――琉球・尖閣諸島を中心に

    終 章 帝国・地域大国・小国(宇山智彦)
     1 地域大国にとっての帝国/植民地経験と現在
     2 帝国論から見る地域国際秩序
       ――東アジアと旧ソ連地域の特殊性の由来
     3 グローバル化論・帝国論・小国論

    人名索引/事項索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    宇山 智彦(ウヤマ トモヒコ)
    1967年東京都生まれ。1996年東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退。現在、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授
  • 出版社からのコメント

    中・印・露の3地域を軸に、日本、オスマン、イラン、米国も加え、近代化、大国小国関係、帝国崩壊後の国家と世界秩序の再編を論じる
  • 著者について

    宇山 智彦 (ウヤマ トモヒコ)
    2015年11月現在北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター長

ユーラシア近代帝国と現代世界(シリーズ・ユーラシア地域大国論〈4〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:宇山 智彦(編著)
発行年月日:2016/02/29
ISBN-10:4623075087
ISBN-13:9784623075089
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:263ページ
縦:22cm
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