スピリチュエル Ⅱ－チェロとピアノのための(現代日本の音楽) [単行本]

スピリチュエル Ⅱ－チェロとピアノのための(現代日本の音楽) の 商品概要

• 目次

  スピリチュエル Ⅱ

• 出版社からのコメント

  タイトルは、精神性や幻想性、気配、霊的存在感を象徴する。2つの楽章から成り、通底する想念の上で対比、拮抗を展開する。…

• 内容紹介

  作曲2015年、同年4月28日東京文化会館小ホール「Point de Vue vol.9」にて初演。タイトルのSpirituelは、精神性や幻想性、目に見えぬ気配、霊的な存在感を象徴する。楽曲は２つの楽章から成り、Ⅰ曲目は『雨月物語』から「夢応の鯉魚」を、Ⅱ曲目は「浅茅が宿」を楽想の背景とし、各楽章は４つの部分に分かれ、明暗、緩急、ダイナミズムの変化など、通底する想念の上で対比、拮抗を展開する。
  
  

• 著者について

  鈴木 輝昭 (スズキ テルアキ)
  1958年仙台生まれ。桐朋学園大学作曲科を経て同大学研究科を修了。三善晃氏に師事。第46回（室内楽）および第51回（管弦楽）日本音楽コンクールにおいて、第1位、2位を受賞。1984年、日本交響楽振興財団第7回作曲賞。\'85年および\'87年、旧西ドイツのハンバッハ賞国際作曲コンクール、管弦楽、室内楽両部門においてそれぞれ第1位を受賞。\'88年、仙台において、オペラ「双子の星」（宮沢賢治原作）を初演。1990年、第16回民音現代音楽作曲音楽祭委嘱による、二群の混声合唱とオーケストラのための「ヒュムノス」が初演される。\'91年、村松賞受賞。\'94年、演奏・作曲家集団〈アール・レスピラン〉同人として、第12回中島健蔵音楽賞を受賞。2001年、宮城県芸術選奨受賞。日本作曲家協議会、同人アール・レスピラン等に所属。合唱作品の多くが出版、CDリリースされている。桐朋学園大学音楽学部、東京芸術大学にて作曲科講師を勤める。桐朋学園大学院大学教授。
  

スピリチュエル Ⅱ－チェロとピアノのための(現代日本の音楽) の商品スペック