法心理学への応用社会心理学アプローチ [単行本]
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法心理学への応用社会心理学アプローチ [単行本]

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出版社:ナカニシヤ出版
販売開始日: 2016/03/15
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法心理学への応用社会心理学アプローチ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本の裁判員裁判に対して心理学に可能な貢献とは何か。心理学の視点または調査手法を用いた研究と、この新しく重要な司法制度との乖離を埋め、制度に付随する問題への理解を促し、運営・維持への提言を行う。
  • 目次

    第I部 法心理学領域の再構築と本書を通底する2つの視座
    第1章 モード論に依拠する法心理学と情報的正義
    1―1 法文化と心理学の乖離
    1―2 法学と心理学の学“融”的視点:モード論と学融の視点
    1―3 市民へ与えられる情報の正義:情報的正義の視点
    1―4 裁判員制度の開始と司法への市民参加の意義
    1―5 裁判員制度の制度手続き
    1―6 裁判員裁判の現状
    1―7 ま と め

    第2章 世界の法心理学の歴史と展開
    2―1 法心理学史というアプローチ
    2―2 20世紀初頭の心理学,法学,法心理学
    2―3 司法と心理学の乖離
    2―4 各心理学領域における法心理学研究の展開
    2―5 法心理学の世界史:モード論からの再構築

    第3章 日本の法心理学の歴史と展開
    3―1 日本の法心理学史の黎明期
    3―2 犯罪心理学から法心理学研究へ
    3―3 法心理学黎明期の現在における意義
    3―4 日本の法心理学の近現代史:寺田以降から裁判員制度施行前の法心理学

    第II部  犯罪の発生から事件捜査における法心理学的問題:情報的正義の実現に向けて
    第4章 捜査過程の情報収集としての目撃証言の取り扱いの問題
    4―1 目撃証言研究の社会性の考慮の問題
    4―2 実験1:同一の出来事を異なる角度から見た場合の証言の同調
    4―3 実験2:証言の同調を引き起こす要因の検討
    4―4 総合考察

    第5章 公判以前の事件報道と規制の問題
    5―1 裁判員における予断・偏見の問題
    5―2 実験1:公判前報道に対する裁判官説示の効果
    5―3 実験2:報道機関独自の表現方法の効果
    5―4 総合考察

    第6章 被疑者逮捕後の取調べ室の可視化と自白の任意性の問題
    6―1 取調べの密室性と自白の問題
    6―2 心理学から見る取調べの可視化
    6―3 実験:日本の取調べ可視化手法におけるCPB の検討
    6―4 実験結果
    6―5 実験の考察
    6―6 総合考察

    第III部 公判開始から判決までの法心理学的問題:評議構造分析
    第7章 裁判員裁判・評議過程の発話構造と内容分析
    7―1 陪審制度と参審制度
    7―2  目的:テキストマイニングと多変量解析を組み合わせた評議分析
    7―3 方  法
    7―4 結  果
    7―5 考  察
    7―6 総合考察:評議研究とモードⅡ知識生産

    第8章 陪審制度の評議構造と内容分析
    8―1 法廷に提出される科学的証拠の対立が市民に与える影響
    8―2 目  的
    8―3 方  法
    8―4 結  果
    8―5 考  察
    8―6 ま と め

    第9章 陪審制度と参審制度の評議構造の比較
    9―1 裁判官とともに議論する評議の意義
    9―2 目的:参審制と陪審制の比較
    9―3 方  法
    9―4 結果:2つの人数比の異なる評議体の比較
    9―5 考察1:異なる人数比の2 つの評議の比較
    9―6 考察2:参審制評議と陪審制評議の構造比較
    9―7 まとめ:陪審制と参審制という二項対立を越えて

    第IV部 法心理学研究から見る裁判員制度への提案
    終 章 総合考察:裁判員制度への応用社会心理学的アプローチ
    10―1 総合考察1:本書各部からの考察
    10―2 総合考察2:法心理学領域とモード論
    10―3 総合考察3:情報的正義について
    10―4 展望:市民参加に関する認識変革の必要性
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    若林 宏輔(ワカバヤシ コウスケ)
    立命館大学文学部准教授。2013年立命館大学大学院文学研究科修了、博士(文学)
  • 出版社からのコメント

    日本の裁判員裁判に対して心理学に可能な貢献とは何か。心理学の視点から制度に付随する問題の理解を促し、新制度への提言を行う。
  • 著者について

    若林 宏輔 (ワカバヤシ コウスケ)
    立命館大学文学部准教授2013年 立命館大学大学院文学研究科修了博士(文学)主著に,『社会と向き合う心理学』(共編著,新曜社,2012)など。

法心理学への応用社会心理学アプローチ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ナカニシヤ出版 ※出版地:京都
著者名:若林 宏輔(著)
発行年月日:2016/02/20
ISBN-10:4779510368
ISBN-13:9784779510366
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:277ページ
縦:21cm
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