錯乱の日本文学-建築/小説をめざして [単行本]
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出版社:航思社
販売開始日: 2016/03/31
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錯乱の日本文学-建築/小説をめざして [単行本] の 商品概要

  • 目次

    0 イメージは無料ではない
     0‐0 「住宅」の誕生
     0‐1 高さと広さ――空間的包摂
     0‐2 「デザイン」としての文学

    1 小島信夫の「家」
     1‐0 住宅あるいは崩壊のアレゴリー
     1‐1 住宅の変容
     1‐2 近代のプログラム
     1‐3 近代の内破
     1‐4 近代の帰結

    2 大岡昇平の「東京タワー」
     2‐0 バベル333あるいは破局都市
     2‐1 東京の一九五八年
     2‐2 フィクションと真実
     2‐3 記号の散逸
     2‐4 芸術あるいは死の擬態

    3 大江健三郎の「塔」
     3‐0 塔という背理
     3‐1 塔/範列的分析
     3‐2 塔/歴史的分析
     3‐3 福島第一原発事故と塔

    4 村上春樹の「システム」
     4‐0 デタッチメント/自閉/穴
     4‐1 一九八五年のウロボロス
     4‐2 伊東豊雄を導入する
     4‐3 同時代人としての柄谷行人
     4‐4 システムからデザインへ
     4‐5 従順なサーヴァントたち
     4‐6 ウィリアム・モリスの子どもたちはみな踊る
     4‐7批評はいかに可能か

    5 大江健三郎の「総力戦」
     5‐0 廃墟
     5‐1 戦場
     5‐2 住宅
     5‐3 徴候

    あとがきと謝辞
  • 出版社からのコメント

    「総力戦」の時代のデザインと代表=表象をめぐり、大江健三郎や村上春樹らの現代小説と、磯崎新や伊東豊雄らの現代建築とのキアスム
  • 内容紹介

    もはや「小説は芸術ではない」。ならば、「批評」はいま何処に居住すればよいのか? 「記号」の錯乱形成を冴えやかに語りながら、石川義正が無慈悲なほど正確に指呼するのは、その吹きさらしの場所である。……おそらくは、すでに臨戦状態の!
    --渡部直己
  • 著者について

    石川 義正 (イシカワ ヨシマサ)
    石川義正(いしかわ・よしまさ)文芸評論家。
    1966年生まれ。慶應義塾大学卒業。主な評論に「新国立競技場問題をめぐるふたつのフィクション--天皇制と市民社会」(『子午線』4号)、「芸術・大逆・システム--尾辻克彦の小説をめぐって」(『文藝別冊 赤瀬川原平』)、「谷崎潤一郎と言説の抗争」(『文藝別冊 谷崎潤一郎』)、「『宙返り』のあとで」(『ドストエフスキー--カラマーゾフの預言』)など。

錯乱の日本文学-建築/小説をめざして [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:航思社
著者名:石川 義正(著)
発行年月日:2016/05
ISBN-10:4906738176
ISBN-13:9784906738175
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:340ページ
縦:20cm
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