泣き虫老中遠山備前―上意討ち(コスミック・時代文庫) [文庫]

泣き虫老中遠山備前―上意討ち(コスミック・時代文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  徳川幕府二百六十年の歴史の中で、幕閣の最高責任者であった老中はおよそ百五十人を数える。その中でも、民の意見に真摯に耳を傾け、民と触れ合い、民と同じ目線に立って政を行った遠山備前守清流は、格別な人情家として知られ、特異な存在であった。徒目付の伊佐健吾と風吹蓮三郎を腹心とし、協力し合って江戸の平穏を守っていた。だが、その安らぎが破られる折もある。立て続けに無宿者が斬られる事件が起こったのだ。すぐさま捜索に入る健吾と蓮三郎。迷いのない鋭い刀傷から、ただの辻斬りではない、という報告を受けた遠山備前。その脳裏には、一人の浪人の面影が浮かんでいた…。現代なら総理大臣に匹敵する筆頭老中、その快刀乱麻の活躍を描く、待望の第二巻！

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  いずみ 光(イズミ ヒカル)
  １９５１年、東京都生まれ。練馬区立北町西小学校、北町中学校、都立石神井高校、早稲田大学第一文学部卒業。数多くのドラマの企画や脚本を手がけ、時代小説を書き始める

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