武蔵野 改版 (角川文庫) [文庫]

武蔵野 改版 (角川文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  当てもなく雑木林を歩き、道に迷えばそこに暮らす名も無き人々に尋ねる。独歩はこれに無上の幸福を感じた。人間の生活と自然の調和の美を詩情溢れる文体で描き出した随筆「武蔵野」。自然を愛し、同時にその厳しさと対峙し続けた作家の繊細な魅力を味わうことができる初期短編集。妻子を亡くした船頭と、母に捨てられた哀しき少年との奇妙な同居生活を描いたデビュー作「源叔父」ほか全１８編を収録。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  武蔵野；郊外；わかれ；置土産；源叔父；星；たき火；おとずれ；詩想；忘れえぬ人々；まぼろし；鹿狩り；河霧；小春；遺言；初孫；初恋；糸くず

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  国木田 独歩(クニキダ ドッポ)
  １８７１年千葉県生まれ。東京専門学校（現在の早稲田大学）在学中に学生運動などに加わったのをきっかけに文学への道を志すとともに、自然に親しむようになる。キリスト教指導者植村正久について洗礼を受ける。ワーズワースの影響を受け、「欺かざるの記」を執筆。日清戦争に記者として従軍した後、「忘れえぬ人々」などの浪漫主義的小説や、「武蔵野」「竹の木戸」などの自然主義の先駆けとなる作品を発表。１９０８年没

• 出版社からのコメント

  初期の名作を収録した独歩の第一短編集。中島京子氏による豪華解説つき。

• 内容紹介

  日本の自然主義の先駆けと称された表題作をはじめ、初期の名作を収録した独歩の第一短編集。人気アニメ「文豪ストレイドッグス」とコラボレーションした特別カバーの新装版。（解説：中島京子氏）

武蔵野 改版 (角川文庫) [文庫] の商品スペック