下り坂をそろそろと下る(講談社現代新書) [新書]
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下り坂をそろそろと下る(講談社現代新書) [新書]

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出版社:講談社
販売開始日: 2016/04/14
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下り坂をそろそろと下る(講談社現代新書) [新書] の 商品概要

  • 目次

    序 章 下り坂をそろそろと下る
    小さな国/スキー人口はなぜ減ったか/三つの寂しさと向き合う/ちっとも分かっていない
    第一章 小さな島の挑戦――瀬戸内・小豆島
    島の子どもたち/キラリ科/なぜ、コミュニケーション教育なのか/人口動態の変化/Iターン者の増加/島に出会った理由/農村歌舞伎の島/町の取り組み/小豆島高校、甲子園出場
    第二章 コウノトリの郷――但馬・豊岡
    環境と経済の共生/城崎国際アートセンター/短期的な成果を問わない/城崎という街/アーティストのいる街/小さな世界都市/未来へ/豊岡でいいのだ
    第三章 学びの広場を創る――讃岐・善通寺
    四国学院大学/大学入試改革/大阪大学リーディング大学院選抜試験/三位一体改革の本質とは何か/四国学院大学の新しい試験制度/地域間格差の恐れ/変われない地域/伊佐市
    第四章 復興への道――東北・女川、双葉
    福島の金/女川/獅子振り/高台移転/番屋の力/ふたば未来学園/低線量被曝の時代を生きる/対話劇を創る/地域の自立再生とは何か
    第五章 寂しさと向き合う――東アジア・ソウル、北京
    『新・冒険王』/日韓ワールドカップと嫌韓の始まり/インターネットという空間/確証バイアス/韓国の病/ヘル朝鮮/北京へ/文明と文化の違い/新幹線はなぜ売れないのか/文明の味気なさに耐える/安全とは何か/零戦のこと/最大の中堅国家/安倍政権とは何か/二つの誤謬
    終 章 寛容と包摂の社会へ
    『坂の上の雲』/四国のリアリズム/人口減少問題の本質とは何か/偶然の出会いがない/何が必要か/亡びない日本へ
  • 出版社からのコメント

    一億総活躍社会の実現をめざす安倍首相について「ちっともわかってない感じがする」のはなぜか。あたらしい「この国のかたち」を探る
  • 内容紹介

    成長社会に戻ることのないいま、私たちは、そろそろ価値観を転換しなければならないのではないか。あたらしい「この国のかたち」を模索し、私たち日本人のあり方を考察した、これからの日本論!/絶賛の声、続々! 内田樹氏:背筋のきりっと通った「弱国」への軟着陸を提案する“超リアリスト”平田オリザの「立国宣言」。/藻谷浩介氏:避けてきた本質論を突きつけられた。経済や人口に先立つのは、やはり「文化」なのだ。


    ◆「これからの日本」をどうするか?◆

    人口減少、待機児童、地方創生、大学入試改革…。

    日本が直面する重大問題の「本質」に迫り、
    あらためて日本人のあり方について論考した快著!

    ----
    反アベノミクス派の皆さんでさえも、あまり口にしない大切な事柄がある。

    子育て中のお母さんが、昼間に、子どもを保育所に預けて
    芝居や映画を観に行っても、後ろ指をさされない社会を作ること。

    私は、この視点が、いまの少子化対策に最も欠けている部分だと考える。

    経済は重要だ。待機児童の解消は絶対的急務だ。

    しかし、それだけでは、おそらく非婚化・晩婚化の傾向は変わらないし
    少子化も解消されない。
    ---
    雇用保険受給者や生活保護世帯の方たちが
    平日の昼間に劇場や映画館に来てくれたら、

    「社会とつながっていてくれてありがとう」

    と言える社会を作っていくべきなのではないか。

    失業からくる閉塞感、社会に必要とされていないと感じてしまう疎外感。

    中高年の引きこもりは、社会全体のリスクやコストを増大させる。(以上、本文より)
    ----


    ◆私たちは、そろそろ価値観を転換しなければならないのではないか◆

    他者の権利に嫉妬するのではなく、
    「生活がたいへんなのに映画を観に来てくれてありがとう」と言える社会へ―。

    若者たちが「戻りたい」と思える「まちづくり」とは?
    日本が少子化問題を解決するための方策とは?

    あたらしい「この国のかたち」を模索する。


    ◆絶賛の声、続々◆

    内田樹氏:
    日本は衰退期に入った。
    だが、いまだ多くの人々はその現実から目をそらし、
    妄想的な「富国強兵」路線にしがみついている。
    その中にあって、背筋のきりっと通った「弱国」への軟着陸を提案する
    “超リアリスト”平田オリザの「立国宣言」。

    藻谷浩介氏:
    避けてきた本質論を突きつけられた。
    執筆中の本のシナリオも組み立て直さねば。
    経済や人口に先立つのは、やはり「文化」なのだ。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    平田 オリザ(ヒラタ オリザ)
    1962年、東京都生まれ。国際基督教大学在学中に劇団「青年団」結成。戯曲と演出を担当。現在、東京藝術大学COI研究推進機構特任教授、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター客員教授。二〇〇二年度から採用された国語教科書に掲載されている平田のワークショップ方法論により、多くの子どもたちが、教室で演劇を創る体験をしている。戯曲の代表作に『東京ノート』(岸田國士戯曲賞受賞)、『その河をこえて、五月』(朝日舞台芸術賞グランプリ受賞)など多数
  • 著者について

    平田 オリザ (ヒラタ オリザ)
    1962年、東京生まれ。国際基督教大学在学中に劇団「青年団」結成。戯曲と演出を担当。現在、東京藝術大学COI研究推進機構 特任教授、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター客員教授。2002年度から採用された国語教科書に掲載されている平田のワークショップ方法論により、多くの子どもたちが、教室で演劇を創る体験をしている。戯曲の代表作に『東京ノート』(岸田國士戯曲賞受賞)、『その河をこえて、五月』(朝日舞台芸術賞グランプリ受賞)、著書に『演劇入門』『演技と演出』『わかりあえないことから―コミュニケーション能力とは何か』(以上、講談社現代新書)、『芸術立国論』(集英社新書)、『新しい広場をつくる―市民芸術概論綱要』(岩波書店)、小説『幕が上がる』(講談社文庫)など多数。

下り坂をそろそろと下る(講談社現代新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:平田 オリザ(著)
発行年月日:2016/04/20
ISBN-10:4062883635
ISBN-13:9784062883634
判型:B6
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:238ページ
縦:18cm
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