学校インターンシップの科学―大学の学びと現場の実践をつなぐ教育 [単行本]
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学校インターンシップの科学―大学の学びと現場の実践をつなぐ教育 [単行本]

田島 充士(編著)中村 直人(編著)溝上 慎一(編著)森下 覚(編著)
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出版社:ナカニシヤ出版
販売開始日: 2016/03/30
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学校インターンシップの科学―大学の学びと現場の実践をつなぐ教育 の 商品概要

  • 目次

    プロローグ 学問知と実践知との往還を目指す大学教育:学校インターンシップにおける共創的越境(田島充士)
    1.「学問知と実践知の乖離」という言説  
    2.学問知と実践知との生産的往還が促進する「省察」  
    3.本書が「学校インターンシップ」に着目する理由  
    4.学校インターンシップを通した参加学生の成長モデル  
    5.学校インターンシップを通した学校現場・大学の変化  
    6.学校インターンシップと「越境」  
    7.学校インターンシップの課題  
    8.学校インターンシップを通して養成されるべき「共創的越境」 
    9.まとめ(本書のねらい)  

    第1部 学校インターンシップのシステム:制度の概要
    1章 日本における学校インターンシップの展開:教員に求められる資質能力を高めるための具体的な取り組みから(麻生良太) 
    1.はじめに  
    2.行政からみた学校インターンシップの意義  
    3.学校インターンシップの実際  
    4.ま と め  

    2章 アメリカにおける学校インターンシップの展開:教員養成における「現場経験」の意義を探る(佐藤 仁) 
    1.はじめに  
    2.本章の目的:教員養成における学校インターンシップの意義  
    3.アメリカにおける学校インターンシップの制度的位置づけ  
    4.アメリカにおける「現場経験」の実態:メリーランド大学ボルチモア・カウンティ校を事例として  
    5.教員養成における「現場経験」の意義とその実質化  
    6.ま と め  

    第2部 学校インターンシップの理論:理論面からみた学校インターンシップの意義
    3章 ヴィゴツキー理論:共創的越境を実現するプロセスとしての発達(田島充士)
    1.はじめに  
    2.ヴィゴツキーの発達論からみた学校インターンシップの可能性  
    3.ヴィゴツキー論からみた共創的越境と学校インターンシップ  
    4.ま と め  

    4章 自己論:内的他者との共創的越境を通した成長(溝上慎一)
    1.はじめに  
    2.自己論からのアプローチ  
    3.対話的自己論からみた共創的越境:メタポジション・第三のポジション 
    4.ま と め  

    5章 正統的周辺参加論:共変移および複数アイデンティティを視野に入れて(高木光太郎)
    1.はじめに  
    2.学校インターンシップの利点は何か  
    3.越境の様式からみた学校インターンシップの特徴  
    4.社会的実践の現場における学習とアイデンティティ  
    5.学校インターンシップにおけるアイデンティティの流動化  
    6.ま と め  

    6章 省察的実践論:ショーン理論からみた臨床の知と共創的越境(山口美和)
    1.はじめに:専門家の知  
    2.行為の中の省察  
    3.学校インターンシップと専門家としての教師の育成  

    第3部 学校インターンシップの効果:具体的なデータ分析に基づくインターンシップの効果検証
    7章 「創造的評価」の重要性:非公式な学生コミュニティがインターンシップを変える(香川秀太)
    1.はじめに  
    2.教育と社会の接続  
    3.担当したSIの概要  
    4.現場での活動  
    5.境界を問う  
    6.境界をつなぐ「実験的な学習コミュニティ」  
    7.HELCの活動  
    8.アイデンティティの揺らぎと省察  
    9.TAの活動の制約  
    10.課  題  
    11.実践の特徴(まとめ)  
    12.ちゃんとした枠を設けないと評価じゃない?  
    13.総  括  

    8章 教育臨床に関わる力の成長:ハイブリッドな集合体としての教育臨床の達成(森下 覚)
    1.はじめに  
    2.教育臨床とは  
    3.教育臨床に関わる力の形成プロセス  
    4.ま と め  

    9章 学校インターンシップ参加学生のキャリア意識の育成:学校現場体験の「効果」と「意義」をめぐって(原 清治)
    1.はじめに  
    2.教職につくかどうかを迷う学生たち  
    3.若者の職業的社会化という視点  
    4.学校現場でのインターンシップが求められてきた背景  
    5.現場体験活動とは何か  
    6.学校インターンシップの効果とは何か  
    7.まとめ:効果的な共創的越境を進めるために  

    10章 学校インターンシップ受け入れ学校・大学および地域の変化:学校インターンシップにおいて学習する(べきな)のは誰か(有元典文)
    1.はじめに  
    2.学校の文化にひたること  
    3.相互作用のきっかけとして  
    4.「実践家の支援動機」としての初心者・部外者  
    5.移民と添乗員  
    6.「リフレクション・イン・アザーズ・アクション」  
    7.養成・研修・研究・実践の一体化  
    8.個人の学習から社会を含む必然的なうつりかわりへ  
    9.ま と め  

    第4部 学校インターンシップの支援:共創的越境を実現するための大学側の教育改革
    11章 学校インターンシップ参加学生への省察支援:協働的省察によって達成される対話(森下 覚)
    1.はじめに  
    2.学校インターンシップにおける体験  
    3.学校インターンシップ参加学生への省察支援  
    4.まとめ:協働的省察によって達成される対話  

    12章 産学連携教育からみた大学の教育改革:改革の脇役から主役へ(加藤敏明)
    1.はじめに  
    2.産学連携教育の端緒  
    3.わが国の端緒,三省合意  
    4.大学教育改革に向けた国の動きとインターンシップ  
    5.国際標準化への第一歩,派遣型高度人材育成GP  
    6.文社系コーオプ教育と大学教育改革  
    7.立命館大学の長期インターンシップ「コーオプ演習」  
    8.コーオプ演習における教育手法の変化  
    9.大学教育改革における産学連携教育の役割  
    10.ま と め  

    13章 学生の学校インターンシップ経験を活かした授業・演習:新たな学びの実現に応える教員養成大学・教職大学院の構築(益川弘如・長谷川哲也・望月耕太)
    1.はじめに  
    2.評価の三角形と共創的越境  
    3.教員養成教育を行う大学の現状  
    4.静岡大学教育学部における取り組み  
    5.実践的指導力の評価に向けて  
    6.教職大学院における取り組み  
    7.実践的指導力が求められる教員養成改革  
    8.学問知と実践知をつむぐ学校インターンシップへの提言  
    9.ま と め  

    エピローグ 学問知と実践知との往還を通した共創的越境の実現とは:学校インターンシップの未来へ(田島充士・中村直人・溝上慎一・森下 覚) 
    1.実践の未来を豊かに予測するための学問知の可能性  
    2.学校インターンシップを共創的越境のアリーナにしていくためには  
    3.大学教育の未来へ  
  • 出版社からのコメント

    教育実習に代わる制度として広まりつつある学校インターンシップにはどのような効果があるのか。今後の教員養成のあり方を論じる。
  • 著者について

    田島 充士 (タジマ アツシ)
    東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。筑波大学大学院人間総合科学研究科心理学専攻博士課程博士修了、博士(心理学)。主著に,『子育て支援の心理学』(分担執筆,新曜社,2009年),『ようこそ!青年心理学』(分担執筆,ナカニシヤ出版,2009年),『説明の心理学』(分担執筆,ナカニシヤ出版,2007年)など。

    中村 直人 (ナカムラ ナオト)
    高知工科大学マネジメント学部教授

    溝上 慎一 (ミゾカミ シンイチ)
    京都大学高等教育研究開発推進センター准教授,京都大学博士(教育学)。1970年生まれ。神戸大学教育学部卒業,1996年京都大学高等教育教授システム開発センター助手・講師を経て,2003年より現職。専門は,青年心理学(現代青年期,自己・アイデンティティ形成,自己の分権化)と高等教育(大学生の学びと成長,アクティブラーニング,学校から仕事へのトランジション,高大接続)。主な著書に『自己形成の心理学―他者の森をかけ抜けて自己になる―』(世界思想社, 2008),『現代青年期の心理学―適応から自己形成の時代へ―』(有斐閣選書, 2010),『大学生の学び・入門―大学での勉強は役に立つ!―』(有斐閣アルマ, 2006)など。

    森下 覚 (モリシタ サトル)
    大分大学教育福祉科学部附属教育実践総合センター講師

学校インターンシップの科学―大学の学びと現場の実践をつなぐ教育 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ナカニシヤ出版 ※出版地:京都
著者名:田島 充士(編著)/中村 直人(編著)/溝上 慎一(編著)/森下 覚(編著)
発行年月日:2016/03/30
ISBN-10:4779510481
ISBN-13:9784779510489
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:310ページ
縦:21cm
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