船場道修町―薬・商い・学の町 普及版 [単行本]

船場道修町―薬・商い・学の町 普及版 [単行本] の 商品概要

• 目次

  道修町の歴史と商法
  　土性骨があるから「どしょうまち」
  　薬の町前史発掘
  　日本のギルドの町
  　レトロ道修町商法
  　旦さん・番頭はん・丁稚どん
  　いとはん・ごりょんはん
  　戦中戦後は「どうしよう町」
  　道修町の戦災記録
  　最初の洋名売薬ウルユス
  
  道修町の成功者
  　道修町の御三家タケダ・タナベ・シオノギ　武田長兵衛・田辺五兵衛・塩野義三郎
  　道修町の土性骨たち　荒川ハツ・藤澤友吉・小城忠治・岸田龍之助
  　道修町の門下生　二宮忠八・鳥井信治郎・山本為三郎
  
  道修町の暮しと文化
  　神農さん（ぼんぼんとぼんさん）
  　正月・稲荷・天神さん
  　夏祭・夜店・物の怪・トンボつり
  　異色の人々の町　双葉山・大石順教尼・桂春団治・水野南北・旭堂南陵・小磯良平
  　『春琴抄』と道修町
  　菊田一夫の『道修町』
  　文人たちの町　芭蕉の門人之道・小西来山・上田秋成・細合半斎・大田南畝・島道素石・青木月斗・茅野雅　子・高安やす子・高安月郊・高安六郎・高安国世
  
  道修町の虚像と実像
  　今になって気づいた商いの真髄
  　薬九層倍でない知られざる道修町
  　未来への提言
  
  あとがき

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  三島 佑一(ミシマ ユウイチ)
  昭和３年（１９２８）大阪道修町生まれ。京都大学国文科卒。元四天王寺国際仏教大学教授。元船場大阪を語る会会長。平成２８年（２０１５）１月５日逝去

• 出版社からのコメント

  道修町の歴史や商法、暮らしや文化について綴る。今はなき昔の道修町が息づく昭和時代の貴重な記録。ご要望の多かった品切本の普及版

• 内容紹介

  「自分の生まれ育った町というものは、やはり心の奥底で生きつづけ、年とともに人を呼び戻すのであろうか」。一時は道修町に距離を置いていた著者が、再び生まれ故郷に舞い戻り暮らす中で、道修町の歴史や商法、道修町の成功者たちに纏わる話、暮らしや文化について綴った。今はなき昔の道修町が息づく八十年代の貴重な記録。ご要望の多かった品切本の普及版。

• 著者について

  三島 佑一 (ミシマ ユウイチ)
  昭和三年大阪船場道修町生まれ。平成二十八年一月逝去。大阪大学附属薬学専門部京都大学文学部国文科卒元四天王寺国際仏教大学名誉教授元船場大阪を語る会会長主著　小説『美酒のめざめ』（筆名友川康彦・筑摩書房） 　　『死灰また燃ゆ』（豪華限定本・文学地帯社） 　　『谷崎・春琴なぞ語り』（東方出版） 　　『あの日は再び帰らず』（鳥影社） 詩　『詩集　裏の自画像』（編集工房ノア） 　　『仏教聖歌集　父母の歌・観音さまと私』（非売品） 　　『地球タイタニック』抄（日本ペンクラブ電子文藝館） 短歌『山河共に涙す』戦争体験歌文集（創元社） 評論『増補　堀辰夫の実像』（林道舎）『谷崎潤一郎『春琴抄』の謎』（人文書院） 　　『谷崎潤一郎と大阪』（和泉書院） 自分史『昭和の戦争と少年少女の日記』（東方出版）郷土史『薬の大阪道修町―今むかし―』（和泉書院）他。

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