サラバンド・サラバンダ [単行本]

サラバンド・サラバンダ [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  人生に倦んだ男の憂いと怒り、焦燥、絶望、狂気、性。芥川賞作家が円熟の筆で描く珠玉の小説集。魂の黄昏時を描く１０篇の短篇小説集。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  明滅；草屈；分身；案山子；燼；錵；未遂；あなめ；禊；或る小景、黄昏のパース

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  藤沢 周(フジサワ シュウ)
  １９５９年、新潟県生まれ。法政大学文学部卒業。９３年「ゾーンを左に曲がれ」で作家デビュー。９８年「ブエノスアイレス午前零時」で第１１９回芥川賞受賞

• 出版社からのコメント

  心が諦めようとしても、身体が諦めない──。人生に倦み漂泊する男が、魂の黄昏時に見た情景とは？　円熟の筆で描く珠玉の小説集｡

• 内容紹介

  心が諦めようとしても、身体が諦めない。魂の黄昏時に男が見た情景とは――。差出人にも、故人の名前にも、まったく心当たりのない香典返しの小包が自分宛てに届いた。むろん通夜も葬儀も行っていない。いったい何故、何のために。記憶を整えると、遠い昔に別れた女の名前が蘇り……。老いの入り口に立った男の憂いと怒り、焦燥、絶望、狂気、そしてエロス。芥川賞作家が円熟の筆で描く珠玉の短篇小説集。

サラバンド・サラバンダ [単行本] の商品スペック