認知資本主義―21世紀のポリティカル・エコノミー [単行本]
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認知資本主義―21世紀のポリティカル・エコノミー [単行本]

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出版社:ナカニシヤ出版
販売開始日: 2016/04/30
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認知資本主義―21世紀のポリティカル・エコノミー の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    生産と組織のフレキシブル化、金融化の進行、労働として動員される「生」。1960‐70年代以降の激動がもたらしたポスト・フォーディズムは、非物質的なものをめぐって旋回する―現代のグローバルな趨勢「認知資本主義」を、様々な事例を取り上げ、政治経済学的な視角から分析。
  • 目次

    目  次

    序  論(山本泰三)

    一 はじめに
    二 資本蓄積の変質
    三 包摂される知と生
    四 コモン、レント、金融化
    五 問題の形跡
    六 フォーディズムの危機と新たな主体性
    七 「社会などというものはない」
    八 具体的分析のために
    九 本書の構成

    第一章 認知資本主義(内藤敦之)
    ――マクロレジームとしての特徴と不安定性

    一 はじめに
    二 認知資本主義論の概要
    三 認知資本主義レジームの不安定性
    四 結  論

    第二章 労働のゆくえ(山本泰三)
    ――非物質的労働の概念をめぐる諸問題 

    一 非物質的労働
    二 「暗黙の実務」の労働過程
    三 スミス的分業と認知的分業
    四 賃金労働
    五 人的資本
    六 むすびにかえて

    第三章 認知資本主義と創造都市の台頭 (立見淳哉)

    一 はじめに
    二 知識創造とイノベーション
    三 「創造」都市の構築
    四 おわりに

    第四章 コモンにおける真正性の試験と評価(須田文明)
    ――テロワール・ワインと有機農産物を事例に

    一 はじめに
    二 認知資本主義下のコモンの地主的領有
    三 テイスト:コモンにおける真正性の評価
    四 対立した二つの行為レジーム
    五 テイストを通じたコモンの地主的領有と
    市場のハイブリッド化:おわりにかえて

    第五章 企業と動態能力(横田宏樹)
    ――日本企業の多様性分析に向けて

    一 現代日本企業と多様性
    二 動態能力分析の方法論的枠組み:動態能力構築メカニズム
    三 ケーススタディ:トヨタとホンダの動態能力
    四 成果と残された課題

    第六章 コーチングという装置(村越一夫・山本泰三)
    ――認知資本主義における労務管理?

    一 問題の導入
    二 企業という装置
    三 コーチングの機制
    四 ニューソートからエビデンス・ベーストへ
    五 コーチングの効果と測定?
    六 むすびにかえて

    第七章 クリエイターの労働と新しい地域コミュニティ(今岡由季恵)

    一 日本のクリエイティブ産業
    二 認知資本主義時代の〈共〉的コミュニティ
    三 クリエイター集積地域のコミュニティ
    四 新町コミュニティの実態と価値観
    五 NPOが示す現在の地域コミュニティのありかた
    六 〈共〉的地域コミュニティのこれから

    第八章 ドイツの労働組合による組織化戦術の新展開(北川亘太・植村 新)

    一 はじめに
    二 生産過程及びマクロ経済レジームに関するIGメタルの認識
    三 アメリカ型の組織化戦術の特徴
    四 学習と内省を通じた組織化戦術の受容
    五 派遣労働者の組織化
    六 問題発見・問題解決型コンセプトとしての「良い仕事」
    七 IGメタルの組織化戦術の新展開
    八 認知資本主義論からの解釈

    第九章 「継続的本源的蓄積」としての研究開発 (春日 匠)
    ――ネオコロニアリズムと研究者のプレカリアート化の関係について

    一 「寿命が延びること」の意味を問い直す
    二 経済成長を! そのために知識を財産に!
    三 暗黙知に対する海賊行為
    四 イノベーションのための「継続的本源的蓄積」を問う

    第十章 認知資本主義と統治(中山智香子)
    ――貨幣が国家から離れるとき

    一 はじめに
    二 「認知」の意味とその資本主義的構造
    三 「金融化」における貨幣と統治

    コ ラ ム
    1 認知資本主義の論者たちとその周辺、日本への紹介
    2 ベーシック・インカム
    3 アレントにおける労働
    4 ジェントリフィケーション
    5 インターネットとグーグル的蓄積?
    6 認知科学
    7 協働コーディネーターという仕事(京都府の場合)
    8 フーコーにおける生権力・生政治とマルクスにおける包摂
    9 カルチャー・ジャミングの終焉
  • 出版社からのコメント

    フレキシブル化、金融化、労働として動員される「生」――非物質的なものをめぐる現代のグローバルな趨勢「認知資本主義」を分析
  • 著者について

    山本 泰三 (ヤマモト タイゾウ)
    京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。四天王寺大学他非常勤講師、阪南大学学習アドバイザー。

認知資本主義―21世紀のポリティカル・エコノミー の商品スペック

商品仕様
出版社名:ナカニシヤ出版 ※出版地:京都
著者名:山本 泰三(編)
発行年月日:2016/04/30
ISBN-10:4779509378
ISBN-13:9784779509377
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:265ページ
縦:19cm
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