歴史としてのレジリエンス: 戦争・独立・災害 [単行本]
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歴史としてのレジリエンス: 戦争・独立・災害 [単行本]

川喜田 敦子(編著)西 芳実(編著)
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出版社:京都大学学術出版会
販売開始日: 2016/04/14
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歴史としてのレジリエンス: 戦争・独立・災害 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    災厄の歴史を未来の力に変える。戦争、難民問題、原発事故…。災厄による衝撃とそれが生みだす歪みや亀裂から社会はどのように回復してきたのか。復興を長期的な視座で考える。
  • 目次

    口絵
    「災害対応の地域研究」シリーズの刊行にあたって
    凡例

    はじめに--「歴史としてのレジリエンス」を考える [川喜田敦子]
     「地域研究は震災にどう対応するか」という問い/「災厄」からの復興を考える/
     レジリエンスの可能性を求めて/「レジリエンスの地域研究」への展望

    第一部 革命後を生きる--コミュニティから亀裂を修復する

    第1章 ベトナム北部農村の現代史--村から見た一九四五年飢饉・抗仏戦争・抗米戦争 [古田元夫]
      1 一九四五年飢饉と救済活動
      2 抗仏戦争と土地改革
      3 抗米戦争と合作社
      4 むすびにかえて--ドイモイ・難民・三つ目の戦争
    第2章 インドネシア九・三〇事件--犠牲者五〇年の痛み [倉沢愛子]
     1 被害の諸形態
     2 社会からの「追放」--シャウ・ギョク・チャン一族のケース
     3 和解と名誉回復
    第3章 中国華北村落のレジリエンス--雨乞い復活を通して考える [石井 弓]
     1 山西省盂県の雨乞いとコミュニティ
     2 歴史的な災害(ストレス)と雨乞い--オーラルヒストリーから分かること
     3 雨乞いの復活とその変化
     4 華北農村におけるレジリエンス

    第2部 不条理を生きる--共通の敵を作らずに連帯する

    第4章 諸帝国の周縁を生き抜く--台湾史における辺境ダイナミズムと地域主体性 [若林正丈]
     1 現代台湾先住民の墓--三種の文字四種の名前
     2 社会の形成--台湾社会基礎構造の形成と展開
     3 国家の形成--社会制圧と可視化プロジェクト
     4 国民の形成--意図せざる国民形成の偶然的連続
     5 新たな辺境ダイナミズムと地域主体性
    第5章 ナクバ〈以後〉を生きる--難民とパレスチナ問題 [長沢栄治]
     1 難民の十字路--中東
     2 ナクパを語る
     3 ナクバ〈以後〉を生きるということ
     4 むすびに--歪みと不正
    第6章 脆弱な土地に生きる--バングラデシュのサイクロン防災と命のボーダー [日下部尚徳]
     1 バングラデシュにおけるサイクロン被害と対策
     2 住民避難から考える防災支援課題
     3 災害間比較から考える支援のミスマッチ
     4 災害被害を拡大させる社会構造
     5 バングラデシュのサイクロン防災に関する考察

    第三部 科学技術と生きる--社会の災いとして認定する

    第7章 「ヒロシマ」における回復の諸相--複数の当事者性をめぐって [川口悠子]
     1 はじめに--原爆による被害と回復
     2 世界の「ヒロシマ・ナガサキ」
     3 ナショナルな「ヒロシマ・ナガサキ」
     4 「ヒロシマ」の越境と「平和都市」イメージ
     5 おわりに--当事者性の拡大と多様性
    第8章 チェルノブイリ原発事故と記憶--ベラルーシを中心に [越野 剛]
     1 SF的想像力--映画『ストーカー』の影響
     2 災害と笑いの文化
     3 災害の予言--後づけで想起される物語
     4 戦争の記憶
     5 想起の文化--災厄によって災厄を思い出す
    第9章 赤泥流出と原発事故--東欧スラブ地域からレジリエンスを考える [家田 修・セルヒー チョーリー]
     1 産業災害とは何か
     2 ハンガリーにおける災害復興住宅支援
     3 チェルノブイリ原発事故後における復興住宅建設
     4 おわりに--社会と国を結ぶレジリエンス

    おわりに--社会のレジリエンスを歴史に問う [西 芳実]
     社会の危機とレジリエンス--戦争・独立・災害/地域と時代を越えた経験の共有に向けて/
     歴史の経験をレジリエンスのもととする

    索引
    著者紹介
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    川喜田 敦子(カワキタ アツコ)
    中央大学文学部教授。研究分野:ドイツ現代史、ドイツ地域研究

    西 芳実(ニシ ヨシミ)
    京都大学地域研究統合情報センター准教授。研究分野:インドネシア地域研究、多言語多宗教地域の紛争・災害対応
  • 内容紹介

    戦争、難民問題、原発事故…。災厄による衝撃とそれが生み出す歪みや亀裂から社会はどのように回復してきたのか。復興を長期的な視座で考える。
  • 著者について

    川喜田 敦子 (カワキタ アツコ)
    中央大学文学部教授
    研究分野:ドイツ現代史、ドイツ地域研究
    主な著作に、『ドイツの歴史教育』 (白水社、2005)、『〈境界〉の今を生きる』(東信堂、2009、共編著)、I・カーショー『ヒトラー 1889-1936 傲慢』(白水社、2015、翻訳)など。

    西 芳実 (ニシ ヨシミ)
    京都大学地域研究統合情報センター准教授
    研究分野:インドネシア地域研究、多言語多宗教地域の紛争・災害対応
    主な著作に、『災害復興で内戦を乗り越える--スマトラ島沖地震・津波とアチェ紛争』(京都大学学術出版会、2014) 、『記憶と忘却のアジア』(青弓社、2015、共編著)、『東南・南アジアのディアスポラ』(首藤もと子編著、明石書店、2010、分担執筆)など。

歴史としてのレジリエンス: 戦争・独立・災害 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:京都大学学術出版会 ※出版地:京都
著者名:川喜田 敦子(編著)/西 芳実(編著)
発行年月日:2016/03/31
ISBN-10:4814000103
ISBN-13:9784814000104
判型:A5
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:368ページ
縦:21cm
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