チャベス政権下のベネズエラ(アジ研選書) [全集叢書]

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チャベス政権下のベネズエラ(アジ研選書) [全集叢書]

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出版社:日本貿易振興会アジア経済研究所
販売開始日: 2016/02/24
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チャベス政権下のベネズエラ(アジ研選書) [全集叢書] の 商品概要

  • 目次

    まえがき

    序章 / 坂口 安紀

    はじめに
     第1節 チャベス政権の14年
     第2節 チャベス大統領の政治思想の源泉
     第3節 本書の構成と特徴

    第1章 政治制度改革と新たな政治アクターの台頭 / タイス・マインゴン
     はじめに
     第1節 チャベス政権下の政治制度改革と政治変化
     第2節 新たな政治社会アクター
     むすび

    第2章 民主主義と政治参加の変容 / エクトル・ブリセニョ
     はじめに
     第1節 民主主義概念についての整理
     第2節 ベネズエラにおける参加民主主義
     第3節 1999年憲法からの逸脱――参加民主主義から大衆民主主義へ――
     第4節 政治参加と社会抗議デモ
     むすび

    第3章 ボリバル革命の柱、社会政策ミシオン / ホルヘ・ディアス・ポランコ
     はじめに
     第1節 ミシオンとは
     第2節 医療ミシオン
     第3節 医療以外の社会開発ミシオン
     むすび

    第4章 国家介入型経済政策とマクロ経済へのインパクト / 坂口 安紀
     はじめに
     第1節 チャベス政権誕生と反ネオリベラリズム再考
     第2節 チャベス政権の経済政策の変遷
     第3節 チャベス政権の経済政策とマクロ経済へのインパクト
     第4節 チャベス政権下の石油産業
     むすび

    第5章 石油をてことした外交戦略と新しい地域統合の模索 / 浦部 浩之
     はじめに
     第1節 チャベス外交への視点
     第2節 反米外交への転換とALBA、PETROCARIBEの構築
     第3節 ALBAとPETROCARIBEが地域国際関係に与えた影響
     第4節 ラテンアメリカの新しい地域主義とチャベス外交
     第5節 チャベス外交の成果と限界
     むすび

    終章 / 坂口 安紀
     第1節 本書の総括
     第2節 ベネズエラの現状と社会主義

    巻末資料
  • 出版社からのコメント

    チャベス政権の14年間はベネズエラにとってどのような意味をもつのか。政治、社会、経済、外交の諸側面からその実態をさぐる。
  • 内容紹介

    本書は、チャベス大統領が推進した「ボリバル革命」とはいったい何だったのかについて、政治、社会、経済、外交の各分野における政策およびそのインパクトについて考察するとともに、関連する情報を整理して提示することを目的としている。ボリバル革命は、他のいかなる革命もそうであるように、政治権力構造と経済利益(ベネズエラの場合はとくに石油収入)の分配構造の転換をめざしている。そしてそれを価値体系として支え、方向づけるのが、イデオロギーである。つまりボリバル革命のかぎとなるのは、新憲法制定に始まる国家権力の変革や、政治参加に関する新たな制度構築と新しい民主主義概念の導入である。2007年以降は社会主義を掲げて変革を進めたが、政治制度や経済制度面でまだ多くを達成できていない。20世紀の社会主義革命のように所有構造を全面的に転換するには至っていない(あるいはそれはめざしていない)が、経済活動への国家介入は大幅に拡大し、それが国家経済や国民生活に大きなインパクトを与えている。また20世紀の社会主義革命が所有構造の根本的変革によって貧困と格差を解消しようとしたのに対して、ボリバル革命はそれらの解消には社会政策を通した石油収入の分配を重視している。一方、チャベス大統領のボリバル革命を語るにあたって、外交政策も重要な要素である。チャベス大統領は21世紀初頭において国際社会で最も鋭く反米主義を訴え、イランやリビアなど世界各地の反米諸国とのハブとなったことで知られる。また、石油をてこに強いリーダーシップを発揮した域内外交は、ラテンアメリカ各国の急進左派政権・勢力に大きな影響力をもつ一方で、ラテンアメリカにおける新たな地域秩序の構築に大きく貢献した。
    これらのことから、本書ではチャベス大統領のボリバル革命の実態とベネズエラ社会へのインパクトを考察するにあたり、政治制度改革、民主主義概念の変容、社会政策、経済政策、外交政策に各一章ずつあてて議論を進める。

    図書館選書
    南米急進左派の急先鋒チャベス政権の14年間はベネズエラにとってどのような意味をもつのか。また彼が推進したボリバル革命とは何なのか。政治、社会、経済、外交の諸側面からその実態をさぐる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    坂口 安紀(サカグチ アキ)
    アジア経済研究所地域研究センター・ラテンアメリカ研究グループ長
  • 著者について

    坂口 安紀 (サカグチ アキ)
    坂口 安紀 アジア経済研究所地域研究センター・ラテンアメリカ研究グループ長
    タイス・マインゴン ベネズエラ中央大学開発研究所教授
    エクトル・ブリセニョ ベネズエラ中央大学開発研究所教授
    ホルヘ・ディアス・ポランコ ベネズエラ中央大学開発研究所教授
    浦部 浩之 獨協大学国際教養学部教授

チャベス政権下のベネズエラ(アジ研選書) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:アジア経済研究所 ※出版地:千葉
著者名:坂口 安紀(編)
発行年月日:2016/02/24
ISBN-10:4258290432
ISBN-13:9784258290437
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:245ページ
縦:21cm
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