ブリッジブック社会学 第2版 (ブリッジブックシリーズ) [全集叢書]
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出版社:信山社
販売開始日: 2016/04/05
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ブリッジブック社会学 第2版 (ブリッジブックシリーズ) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    社会学っておもしろいけどよくわからない、から、社会学とはこういうものだ、へ。マルクス・ヴェーバー・デュルケム・ジンメル―1+3人の展開でわかる社会学“理論”入門。
  • 目次

    『ブリッジブック社会学(第2版)』

      玉野和志(首都大学東京人文科学研究科社会行動学専攻社会学分野教授) 編


    【目 次】

    ◆ 第1章 社会学とはこういうものだ─はじめに
     社会学はおもしろい,けどよくわからない/「社会学者の数だけ社会学がある」というウソ/
     マルクスと政治経済学という壁/社会学の基本的な原理/ヴェーバー,デュルケム,ジンメルに尽きる社会学の発想/
     社会学の目的はただひとつ/最近における社会学の困難/それでも私たちは1人では生きていけない/本書の成り立ち

    ◆ 第2章 近代の成立と社会学の誕生─マルクスによる資本主義社会の解明
    1 社会学はいかなる状況から生まれたか
     社会学誕生の歴史的背景/前提としての近代社会と経済学の成立/マルクスの挑戦
    2 マルクスが明らかにした近代社会の原理
     資本主義社会としての近代/資本主義の至上命令
    3 マルクスにおける経済学と社会学
     経済学批判の根拠としてのマルクスの社会学/革命による社会主義社会へと一挙に飛躍したマルクス/
     もうひとつのマルクスを継承していった社会学の発展
    コラム① マルクス,マルクス主義,社会学

    ◆ 第3章 意味に依拠し,法制度に対置される社会─ヴェーバーの社会学
    1 マルクスとヴェーバー
     マルクスを認め,マルクスを越えようとしたヴェーバー/ヴェーバーにおける経済と社会,そして政治と行政/
     ヴェーバーにおける社会学─政策科学の原点
    2 資本制と官僚制─近代の宿命
     ストイックで,ペシミスティックなヴェーバー/資本主義の至上命令と官僚制の鉄則
    3 ヴェーバーの理解社会学
     社会的行為の特質/主観的な意味づけへの着目/カリスマ,宗教,政治の位置づけ
    4 ヴェーバーとビスマルク,そしてニーチェとヒトラー
     ビスマルクの遺産との対決/行動する議会/ヴェーバー亡き後のドイツの悲劇
    コラム② 日本における資本主義の精神

    ◆ 第4章 社会的な共同性は実在する─デュルケムの社会学
    1 デュルケム社会学の位置
     意外にマルクスと似ているデュルケム/社会の実在を信じたデュルケムの客観主義と集合主義
    2 デュルケム社会学の原点─『宗教生活の原初形態』
     人類学者としてのデュルケム/「未開社会」の法と集合表象への着目
    3 デュルケム社会学の展開─『自殺論』と『社会学的方法の規準』
     近代化とアノミー/デュルケムの方法論─計量分析とモノグラフの原点
    4 デュルケム社会学の展望
     新しい社会のあり方─有機的連帯/教育と職業集団への期待
    コラム③ 日本におけるデュルケム評価の変遷

    ◆ 第5章 人びとの相互作用から見えてくる社会─ジンメルの社会学
    1 異彩を放つジンメル
     哲学者としてのジンメル/心的相互作用への着目/ジンメルの形式社会学
    2 社会は構造ではなく過程だ
     人びとの相互作用によって再生産される構造/社会の実在ではなく,形式を問題にしたジンメル
    3 形式とは何か
     内容と形式/ドイツ形式社会学としての展開/記号としての形式/ミードへの展開
    コラム④ ジンメル社会学の展開

    ◆ 第6章 シカゴとコロンビアの結婚──実証主義の社会学
    1 アメリカにおける社会学の展開
     シカゴ学派からコロンビアへ/アメリカン・サイエンスとしての展開
    2 シカゴ学派の社会学
     タマス,パーク,バージェス/シカゴ・モノグラフの蓄積
    3 ラザースフェルドとコロンビア大学の社会学
     ラジオ聴取者,大統領選挙,アメリカ兵/マートンとサーベイ調査/科学としての社会学と社会調査の確立
    コラム⑤ 質的調査と量的調査

    ◆ 第7章 モダンの集大成─パーソンズの社会学
    1 パーソンズの位置─モダンからポストモダンへ
     異色の社会学者/相互行為への注目/個人と社会の総合/最後のモダニスト
    2 行為とは何か─主意主義的理論と規範的秩序
     万人の万人に対する闘争/ホッブズ的秩序問題/行為理論による解決
    3 社会とは何か─システム理論と均衡過程
     共通価値の限界と相互不信/二重の条件依存性/社会システム理論
    4 共同体とは何か─AGIL 図式とシンボリック・メディア
     役割構造の限界/社会システムの機能分化/シンボリック・メディア
    5 パーソンズへの批判と可能性─行為とシステムの統合
     パーソンズの解体と忘却/パーソンズの再評価と再統合
    コラム⑥ 行為理論と社会理論

    ◆ 第8章 「社会構造」はどこにあるのか─現象学的社会学の挑戦
    1 パーソンズの「社会構造」
     「パーソンズ以後」の現在/「モノ」とは違う「社会」/「モノ」のようでもある「社会」/
     「万人の万人に対する闘争」/「共通の価値体系」にもとづく秩序/あらゆる「社会構造」を扱える一般理論の完成
    2 パーソンズへの批判
     シュッツの現象学的社会学/シュッツからパーソンズへの手紙/研究者から見た「行為者の主観的観点」/機械のような人間/
     なぜ「主観的観点」が問題になるのか/行為の動機を反省的に明らかにする必要性/「すれ違い」のインパクト/
     「社会構造」と現実との関係/「難解さ」への疑問─ラディカル社会学/無駄な難解さ/何のための抽象化なのか/
     シンボルを介した解釈─象徴的相互行為論/「要約」だけでは意味がない/「社会構造」の一般理論の衰退
    3 「批判」の先に何があるのか
     残された問題/ふたたび「社会」のほうへ
    コラム⑦ 現象学と社会学

    ◆ 第9章 日常的な世界の成り立ちをとらえる視座─意味学派の可能性
    1 さまざまな「意味」学派(125)
     相互行為という社会秩序/共在の技法/儀礼としての相互行為─デュルケムからゴフマンへ/
     エスノメソドロジー─社会を織りなす技法/「会話をする」ための方法論─会話分析/構築主義の挑戦/
     社会問題の定義から人びとの活動の研究へ
    2 人びとが具体的に社会を織りなす技法への着目
     いま,ここで,生かされる社会学理論
    3 「社会」に対する態度
     社会を知ることと変えること
    コラム⑧ 意味学派への誤解と批判

    ◆ 第10章 社会システム論のゆらぎ─パーソンズからルーマンへ
    1 デュルケムの社会学と機能主義の人類学
     「機能」概念のルーツ/「機能主義人類学」の発展
    2 パーソンズの「機能主義社会学」
     パーソンズの研究歴/機能主義の時代背景/アメリカン・デモクラシーと「機能主義」
    3 ルーマンによる批判と革新
     ルーマンの「機能主義」/パーソンズとの相違点/ルーマンから見たパーソンズ/ルーマンの「価値多元主義」
    コラム⑨ アメリカの世界支配とパーソンズの社会学

    ◆ 第11章 マルクスを越えて─ハーバーマスの苦悩
    1 ドイツの知識人としてのハーバーマス
     ドイツ的思考伝統の歴史的背景/官僚の台頭とその顚末/フランクフルト学派第一世代の批判理論への挑戦/
     ハーバーマスの改革─第二世代へ
    2 ハーバーマスの諸見解
     “公共圏”という空間の消失─公共性の構造転換/公共圏の正常なはたらき─福祉国家と正統性の危機/
     公共圏への処方せん/生活世界の植民地化への警告/コミュニケーションの回路/「変換器」としての法
    コラム⑩ 秋のドイツ

    ◆ 第12章 集合表象から「ハビトゥス」へ─ブルデューの試み
    1 変化するブルデュー─代表的なブルデュー理解
     ブルデューの再生産論/ブルデューの「ハビトゥス」論
    2 デュルケムからブルデューへ
     集合表象から象徴的支配へ/象徴的支配とハビトゥス/「資本主義のハビトゥス」
    3 怒れるブルデュー
     グローバリゼーションとブルデューの立場/ブルデューが「実践」する理由
    コラム⑪ 教育社会学のブルデュー

    ◆ 第13章 人びとの社会的結びつきを取り戻す─コミュニティからネットワークへ
    1 古典的な社会学の対概念
     近代社会の基本認識/コミュニティの定式化
    2 コミュニティ研究の展開
     シカゴ学派とコミュニティ/日本のコミュニティ研究
    3 単純な二項対立を超えて
     コミュニティからネットワークへ/コミュニティの解放か,拡散か
    4 社会関係資本への着目
     コールマンの社会関係資本/バットナムの社会関係資本
    コラム⑫ 市民・行政の協働と社会関係資本の蓄積

    ◆ 第14章 社会に対する国家の関与──フーコーとギデンズ
    1 〈現在〉への問い
     〈現在〉への問いから出発する2人の理論
    2 フーコーのリアリズム
     考古学から系譜学へ/権力概念の刷新/生と権力
    3 ギデンズのアクティヴィズム
     人びとの社会への解釈を再解釈する─二重の解釈学/再構成しつづけていく社会─構造化理論/ 
     再帰的近代と「生きることの政治」/「第三の道」─国家・経済・市民社会の新たな同盟
    コラム⑬ 社会を越え出る社会学

    ◆ 第15章 社会と国家の距離感─日本における社会学の位置
    1 日本における社会と国家
     市民社会の未成熟?/日本における社会学の位置─「社会」は危険思想/戸田貞三の悲哀/
     古来ただ国家があるのみで,社会なぞない/ヨーロッパでは革新でも,日本では復古になってしまうこと
    2 社会の学としての社会学と国家の学
     国家の学としての政治・経済・法学/社会が崩れたときにどうなるか/社会的なつながりを嫌う人びと
    3 社会はそこにあるのではなく,つくるものであること
     それでも,人は1人では生きていけない/だから,自分で決めなければならないこと/社会学の効用
    コラム⑭ 今は昔となった戦後民主化の時代


    事項索引・人名索引
  • 内容紹介

    ★人気書の最新改訂版が待望の登場!!★

    [社会学者の数だけ社会学がある」のではなく、社会学理論の発想はマルクス+ヴェーバー・デュルケム・ジンメルの1+3人に尽きているのだ。社会学者を学説史的に位置づけ、現代までの理論展開を、歴史的背景を含めて学べる入門書。社会学初心者が、研究者や学説の学習地図をつくるために最適。[社会学っておもしろいんだけどよくわからない」から、[社会学とはこういうものだ」に変化するための必携テキスト。第7章を新たに追加した第2版。


    ★執筆者紹介~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    〔担当章 と メッセージ〕

    小宮友根 (こみや・ともね)
     1977 年生まれ。2008 年,東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。社会学博士。現在,東北学院大学准教授。主要著作・論文に「『法廷の秩序』研究の意義について」法社会学66 号(2007 年),共訳書にヴァレリー・ブライソン著,江原由美子監訳『争点・フェミニズム』(2004 年・勁草書房)など。
    メッセージ
     社会学を作り上げてきた人びとは,社会学と他の社会諸科学との違いを,その対象にではなく,対象を眺める視点に求めてきました。このことは社会学に独特の難しさがある理由ですが,逆にその視点を身につけることができれば,他では得られない面白さを社会学は与えてくれるはずです。
    (執筆担当)8,9 章・コラム⑦,⑧


    鈴木弘輝 (すずき・ひろき)
     1970 年生まれ。2006 年,東京都立大学大学院博士課程修了。社会学博士。現在,都留文科大学ほか非常勤講師。主要著作に,『悪という希望』(共著,2016 年・教育評論社),『つながりを探る社会学』(2013 年・NTT 出版),『生きる希望を忘れた若者たち』(2012 年・講談社現代新書),『憲法教育と社会理論─立憲主義は現代教育に通用するか』(2009 年・勁草書房)など。
    メッセージ
     社会学をより深く学ぶためには,私たちの生きる「現代社会」についても学んだ方がよい。それも,政治・経済・倫理(哲学や思想)など,必要な知識は多岐に渡る。そして,その学習に最適なのが,高等学校で使う(はずの)現代社会・政治経済・倫理といった科目の教科書や資料集などである。不明なことが出てきたら,それらをすぐに参照してほしい。
    (執筆担当)10,12 章・コラム⑨,⑪


    玉野和志 (たまの・かずし)編者
     1960 年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。社会学博士。現在,首都大学東京人文科学研究科社会行動学専攻社会学分野教授。著書に『東京のローカル・コミュニティ』(2005 年・東京大学出版会),『実践社会調査入門』(2008年・世界思想社)な…
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    玉野 和志(タマノ カズシ)
    1960年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。社会学博士。現在、首都大学東京人文科学研究科社会行動学専攻社会学分野教授

ブリッジブック社会学 第2版 (ブリッジブックシリーズ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:信山社出版
著者名:玉野 和志(編)
発行年月日:2016/03/25
ISBN-10:4797223529
ISBN-13:9784797223521
判型:B6
発売社名:信山社出版
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:法律
言語:日本語
ページ数:247ページ
縦:19cm
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