著作物を楽しむ自由のために―最高裁著作権判例を超えて [単行本]
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出版社:勁草書房
販売開始日: 2016/06/22
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著作物を楽しむ自由のために―最高裁著作権判例を超えて の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    著作物の“受け手”の市民の立場という新規な座標軸から、関連判例を批判的に検討し、現在の著作権法制に鋭くメスを入れる。
  • 目次

    序章 著作物を楽しむ自由とは
     はじめに――プールの底のミッキーマウス
     1 著作物を楽しむ自由――消費者法からの視点
     2 「カラオケ法理」の誕生・展開・消滅

    第1章 「表現の自由」と「著作物を楽しむ自由」――「パロディ写真」事件
     はじめに――わが国著作権判例史上の最重要事件
     1 東京地裁判決から第1次最高裁まで――パロディとフェア・ユース
     2 隠れた争点――大量の複製物の1つの改変
     むすび――2つの自由の交錯

    第2章 プレイヤーの「ゲームを楽しむ自由」――「ときめきメモリアル」事件
     はじめに――複製物商品と同一性保持権
     1 メモリーカードによるゲーム展開のルール、手順の変更
     2 大阪地裁判決――パラメータの数値設定はゲームのストーリーを改変しない
     3 大阪高裁判決――「ゲーム映像」ともいうべき複合的著作物
     4 最高裁判決――プレイヤーはゲーム製作者が創設した「主人公」である
     5 各判決の問題点――プレイヤーはゲームの「主人公」か
     6 本最高裁判決の下級審判決への影響――類似事案での援用
     7 本最高裁判決の擁護論について――データと著作権保護の範囲
     むすび――プレイヤーの「遊びの自由」

    第3章 「アクセス権」と「編集権」の相克――「NHK女性法廷番組」事件
     はじめに――裏切られた期待
     1 東京地裁判決――NHKの行為は「放送番組編集の自由」の範囲内
     2 東京高裁判決――自己決定権に基づき番組から離脱する自由
     3 最高裁判決――番組への期待・信頼は法的保護の対象とならない
     4 各判決の問題点
     むすび――すり替えられた問題点

    第4章 先端技術の開発者の刑事責任――「Winny」刑事事件
     はじめに――無罪判決は技術開発を刑事罰から解放したか
     1 ファイル交換ソフトとは
     2 京都地裁判決――不特定多数者にインターネットで提供すれば幇助犯を構成
     3 大阪高裁判決――違法使用を勧めて提供しなければ幇助犯は成立しない
     4 最高裁決定――著作権法違反罪の幇助犯の故意を欠く
     5 本最高裁決定の問題点――「罪刑法定主義」、「一事不再理」の観点から
     むすび――合憲性審査権はどこへ
  • 出版社からのコメント

    著作物の受け手、消費者の市民的自由からの新規な座標軸で、関連判例を批判的に検討し、著作権産業に傾斜する法制に一石を投ずる。
  • 内容紹介

    著作物の受け手、消費者としての市民の自由である「著作物を楽しむ自由と権利」の視点から、近年の最高裁判決、下級審判決を取り上げ、その著作権法解釈を憲法上の基礎概念によって批判的に検証する。現在の著作権法制に表現の自由、消費者法保護の観点から鋭くメスを入れ、新規な座標軸で研究、実務に注目される一書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    岡 邦俊(オカ クニトシ)
    1937年、東京生まれ。1961年、東京大学文学部卒。NHK勤務(報道番組制作)を経て、1969年~弁護士登録(第二東京弁護士会)、2009年~映画倫理委員会委員
  • 著者について

    岡 邦俊 (オカ クニトシ)
    岡 邦俊(おか くにとし) 
    1937年、東京生まれ。1961年、東京大学文学部卒。NHK勤務(報道番組制作)を経て、1969年~弁護士登録(第二東京弁護士会)、2009年~映画倫理委員会委員。主な著書:『裁判と言論』(農文協、1979年)、『著作権の法廷』(ぎょうせい、1991年)、『続・著作権の法廷』(ぎょうせい、1995年)、『マルチメディア時代の著作権の法廷』(ぎょうせい、2000年)、『著作権の事件簿』(日経BP社、2007年)

著作物を楽しむ自由のために―最高裁著作権判例を超えて の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:岡 邦俊(著)
発行年月日:2016/06/20
ISBN-10:4326451076
ISBN-13:9784326451074
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:225ページ
縦:20cm
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