東日本大震災と特別支援教育―共生社会にむけた防災教育を [単行本]
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東日本大震災と特別支援教育―共生社会にむけた防災教育を [単行本]

田中 真理(編著)川住 隆一(編著)菅井 裕行(編著)
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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2016/04/08
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東日本大震災と特別支援教育―共生社会にむけた防災教育を の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    自閉症などの発達障害や、重度・重複障害の子どもたちと保護者の被災体験は、特別支援教育や防災対策に大きな課題を露呈している。障害特性の理解・啓発、地域連携型の学校づくりをどう展開していくか。東日本大震災の被災体験から、インクルーシブな防災教育を提言する。
  • 目次

    はじめに   川住隆一

    序 章 障害によって浮き彫りになった4つの脆弱性   田中真理

     第一部 震災が「特別支援教育」に問うたもの
    第1章 震災によって顕わになった特別支援教育の課題
     第1節 避難所運営における特別支援学級児童への配慮   菊池秀敏
     第2節 重い障害をもつ子どもの保護者の調査と手記から
     川住隆一
    第2章 重度・重複障害児・者の被災と、防災への提言   菅井裕行
    第3章 震災が子どもたちに及ぼした心理的影響   梅田真理
    第4章 環境整備と防災教育への提言   安田まき子

     第二部 震災が「障害」を襲ったとき
     ―― 障害のある子どもたちと家族や教師が直面したこと
    第5章 避難所運営を通してみえた学校の役割―特別支援学校教師の立場
    から   片岡明恵
    第6章 震災に学ぶ今後の危機管理支援―特別支援学校の校長の立場から
    櫻田 博
    第7章 特別支援教育は避難生活の「公平性」とどう向き合ったか
     第1節 福島県災害対策本部の業務経験から   佐藤 登
     第2節 非難所となった特別支援学校の経験から   佐藤 智
    第8章 特別支援教育教師が体験した不均衡なリスク
    ―― 福島の障害者の震災被災と避難の調査から   中村雅彦
    第9章 震災を通して「双方向の支援」を考える   熊本葉一

    座談会 「障害」から問う3つの課題
     櫻田 博・野澤令照・熊本葉一・田中真理・菅井裕行・川住隆一

    おわりに   菅井裕行
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田中 真理(タナカ マリ)
    九州大学教授。博士(教育心理学)。専門は発達臨床心理学。九州大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。静岡大学大学院人文社会科学研究科助教授、東北大学大学院教育学研究科教授などを経て現職

    川住 隆一(カワスミ リュウイチ)
    東北大学大学院教育学研究科教授。博士(教育学)。専門は発達障害学。東北大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。国立特殊教育総合研究所(現国立特別支援教育総合研究所)重複障害教育研究部主任研究官、文部省在外研究員(ノルウェー特殊教育研究所、バーミンガム大学学校教育学部)、国立特殊教育総合研究所重複障害教育研究部第三研究室室長などを経て現職(2016年4月より東北福祉大学教育学部教授)

    菅井 裕行(スガイ ヒロユキ)
    宮城教育大学教育学部教授。博士(教育学)。専門は教育心理学・特別支援教育・コミュニティ心理学。東北大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。宮城県立養護学校・盲学校教諭、国立特殊教育総合研究所(現国立特別支援教育総合研究所)重複障害教育研究部主任研究官、教育相談センター主任研究官、文部省在外研究員(ロンドン大学教育研究所、ボストンカレッジ)などを経て現職
  • 出版社からのコメント

    避難所生活および児童生徒の保護者からの調査から、社会の無理解によってどのような体験を強いられたのか、具体的に報告する。
  • 内容紹介

    災害が「障害を襲う」ということ
    自閉症などの発達障害や、重度・重複障害の子どもたたちと保護者の被災体験は、これからの防災への大きな課題を露呈している。
    特別支援教育教師や保護者が発信するインクルーシブな防災への提言集。

    ▼特別支援教育の専門家が「障害」を視野に入れた防災対策を提言。

     自閉症などのように外見から見てわからない障害特性をもつ子どもの親は、避難所での他者との共同生活が続けられず、支援が受けられない状況においやられた。特別支援教育に携わる著者らが、避難所生活および児童生徒の保護者からの調査から、社会の無理解によってどのような体験を強いられたのか、具体的に報告する。
     そして、障害者差別解消法が2016年春から施行させる今、これらの体験を無駄にせず、これからの防災対策や災害支援について、どのような対策と教育が必要であるかを「インクルーシブな防災対策と教育」について提言する。
  • 著者について

    田中 真理 (タナカ マリ)
    田中 真理
    九州大学教授。博士(教育心理学)。専門は発達臨床心理学。
    九州大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。静岡大学大学院人文社会科学研究科助教授、東北大学大学院教育学研究科教授などを経て現職。
    著書に『東日本大震災と社会教育』(共著、国土社、2012年)、『思春期・青年期の発達障害者が「自分らしく生きる」ための支援』(共編著、金子書房、2013年)など。

    川住 隆一 (カワスミ リュウイチ)
    川住 隆一
    東北大学大学院教育学研究科教授。博士(教育学)。専門は発達障害学。
    東北大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。国立特殊教育総合研究所(現国立特別支援教育総合研究所)重複障害教育研究部主任研究官、文部省在外研究員(ノルウェーおよび連合王国)、国立特殊教育総合研究所重複障害教育研究部研究室室長などを経て現職。
    著書に『生命活動が脆弱な重度・重複障害児への教育的対応に関する実践的研究』(風間書房、1999年)、『東北大学教育ネットワークによる障害児教育の相談室』(共著、ミネルヴァ書房、2000年)、『発達障害医学の進歩 No.19』(共著、診断と治療社、2007年)など。


    菅井 裕行 (スガイ ヒロユキ)
    菅井 裕行
    宮城教育大学教育学部教授。博士(教育学)。専門は特別支援教育。
    東北大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。宮城県立養護学校・盲学校教諭、国立特殊教育総合研究所(現国立特別支援教育総合研究所)重複障害教育研究部主任研究官、教育相談センター主任研究官、文部省在外研究員(ロンドン大学教育研究所、ボストンカレッジ)などを経て現職。
    著書に『東北大学教育ネットワークによる障害児教育の相談室』(共著、ミネルヴァ書房、2000年)、『重症児者の防災ハンドブック』(共著、クリエイツかもがわ、2012年)、『はじめての特別支援教育』(共著、有斐閣、2014年)など。

東日本大震災と特別支援教育―共生社会にむけた防災教育を の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:田中 真理(編著)/川住 隆一(編著)/菅井 裕行(編著)
発行年月日:2016/03/31
ISBN-10:4766423232
ISBN-13:9784766423235
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:229ページ
縦:21cm
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