パレスチナを知るための60章(エリア・スタディーズ〈144〉) [全集叢書]
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パレスチナを知るための60章(エリア・スタディーズ〈144〉) [全集叢書]

臼杵 陽(編著)鈴木 啓之(編著)
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出版社:明石書店
販売開始日: 2016/04/14
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パレスチナを知るための60章(エリア・スタディーズ〈144〉) の 商品概要

  • 目次

     はじめに


    Ⅰ パレスチナ イメージと実像

    第1章 パレスチナとはどこか――アイデンティティの拠り所を考える
    第2章 世界に離散するパレスチナ人――繰り返される移動
    第3章 パレスチナ人はどんなところに住んでいるのか――難民キャンプから「持ち家」へ
    第4章 パレスチナ人は何を食べているのか――オスマン時代から続く伝統的食文化
     【コラム1】パレスチナの家庭料理――ひと手間が引き出すおいしさと家庭の誇り
    第5章 パレスチナのイエと社会――パレスチナ人のアイデンティティ/39
     【コラム2】結婚式
    第6章 キリスト教徒として生きる人々――多様な宗教文化
    第7章 ドゥルーズ派の人々――イスラエルとアラブのはざまで
     【コラム3】「3652年間この地に生きる」サマリア人
    第8章 失われた多様性――つくられた「マイノリティ問題」
    第9章 ハリウッド映画のパレスチナ人像――捏造される「悪いアラブ」
     【コラム4】映画『ミュンヘン』――9・11後のアメリカ社会とパレスチナ問題
    第10章 日本人キリスト教徒のパレスチナ・イメージ――パレスチナへの無関心は何によるのか
    第11章 『オリエンタリズム』の衝撃――日本でのエドワード・サイード受容


    Ⅱ 歴史

    第12章 オスマン帝国時代のパレスチナ――蒔かれた紛争の種
    第13章 イギリスによる支配――パレスチナ委任統治期
     【コラム5】ド・ブンセン委員会――イギリス中東分割政策の青写真
    第14章 パレスチナ難民はなぜ生まれたか――忘却されるナクバ
    第15章 イスラエルに残ったパレスチナ人――差別・分断と新たな機運
    第16章 アラブ・ナショナリズムとパレスチナ・ナショナリズム――シュカイリー初代PLO議長
    第17章 パレスチナ解放運動の昂揚――ヤーセル・アラファートとパレスチナ解放機構(PLO)
    第18章 アラブ諸国との軋轢――黒い9月とレバノン内戦
    第19章 石の蜂起――幻の独立宣言から孤立へ
     【コラム6】アメリカン・コロニーの変遷
    第20章 オスロ和平プロセス――誕生・展開・挫折
    第21章 なぜパレスチナ人はハマースを支持するのか――暫定自治政府の限界
     【コラム7】アフマド・ヤースィーン――創設者が描いたハマースの原点と広がり


    Ⅲ 生活と文化

    第22章 ヘブロンの都市生活――イスラーム的伝統の復興
    第23章 オリーブと生きる――土地とのつながり、人々の暮らしの象徴
     【コラム8】パレスチナのビール・ワイン
    第24章 パレスチナの刺繍――モチーフが映し出すパレスチナ
     【コラム9】パレスチナの衣装
    第25章 難民女性ガーダ――占領と強権の圧力に抗する
    第26章 「同胞の“痛み”を我が“痛み”として生きる」――人権活動家ラジ・スラーニとその活動
    第27章 タブーに挑む――パレスチナ人ジャーナリストの挑戦
     【コラム10】パレスチナ映画――パレスチナ人の実存の視覚的オルタナティブ
    第28章 パレスチナ演劇――「失われた」言葉を取り戻す
     【コラム11】パレスチナの踊り「ダブケ」
    第29章 パレスチナ文学――ナクバから生まれた言葉の力
     【コラム12】言葉の「ナクバ」――ヘブライ語で書くパレスチナ人作家
    第30章 ウード弾きたちの挑戦――伝統音楽から新しい地平へ
    第31章 ポピュラー音楽――革命歌からラップまで
     【コラム13】パレスチナ系アメリカ人のコメディアン


    Ⅳ 世界の中のパレスチナ

    第32章 国連の難民救済事業――UNRWAの活動
     【コラム14】第一次中東戦争に参加した北アフリカ義勇兵
    第33章 アメリカのパレスチナ関与――歴代大統領はパレスチナをどう見てきたか
    第34章 ソ連・ロシアの対パレスチナ政策――放置されるロシアの飛び地
    第35章 パレスチナ国家の承認――紛争解決の模索
    第36章 大国エジプトの変節――宗教、帝国主義、民族主義、そして新しい時代へ
     【コラム15】ガザ難民――二人の女子学生と出会って
    第37章 隣国ヨルダンの歩み――紛争の展開と国家像の模索
    第38章 シリア・レバノンのパレスチナ人――安全と未来を求めて
     【コラム16】「イスラーム国」とパレスチナ
    第39章 大義を掲げる湾岸諸国――アラブの同胞か、他人事か
    第40章 聖都エルサレム――占領下の生活空間
    第41章 イスラエルとパレスチナの非対称性――国家主体と非国家主体
     【コラム17】パレスチナを旅行する


    Ⅴ 経済と社会

    第42章 パトロン・クライアント関係――近代パレスチナ社会の支配層
    第43章 水と土地――権利あるいは空間をめぐる問題
    第44章 ヨルダン川西岸の産業――実地調査から見える現状と課題
     【コラム18】パレスチナの伝統工芸品
    第45章 パレスチナの農業――資源と市場への限られたアクセス
    第46章 農村の生活――パレスチナの文化を育む農村の暮らし
    第47章 通貨と金融――オスロ合意は何をもたらしたか
    第48章 公共部門と公共サービス――あまりに不安定な現実
     【コラム19】アンマーンの交通事情と難民
    第49章 ワクフ――翻弄されたイスラーム的信託制度
    第50章 難民の初等・中等教育――UNRWAの教育と育つ人材
    第51章 占領下で学ぶ――大学設立にかけた願いと挑戦
     【コラム20】記録し、発信する――パレスチナ研究機構の挑戦
    第52章 変遷する障害者福祉――誰も置き去りにしない社会に向けて
     【コラム21】分離壁


    Ⅵ パレスチナと日本

    第53章 対パレスチナ外交――人的交流から資金援助まで
     【コラム22】アラファートの日本訪問とIPTIL
    第54章 日本に来たパレスチナ人――パレスチナ駐日代表アブドゥルハミードと日本
     【コラム23】PLO東京事務所と日本
     【コラム24】李香蘭とパレスチナ
     【コラム25】「天よ、我に仕事を与えよ」――自己否定と弱者の政治=軍事再考
    第55章 日本の経済支援――国際協調と地域安定への試み
    第56章 日本の医療支援――パレスチナに根づいた支援
    第57章 市民社会による支援――1万キロを越えての連帯とその課題
    第58章 イスラエル・ボイコット運動――パレスチナにおける「アパルトヘイト」廃絶への挑戦
    第59章 フェアトレード――生活の糧としての伝統工芸
    第60章 日本のジャーナリズムとパレスチナ――エルサレム特派員が見たオスロ合意
     【コラム26】戦前・戦中の日本とパレスチナ

     パレスチナを知るための文献・情報ガイド
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    臼杵 陽(ウスキ アキラ)
    日本女子大学文学部史学科教授。パレスチナ人との最初の出会いは1980年8月のレバノンのアイン・アル・ヘルワ難民キャンプ訪問時。以来、アンマーン2年半、エルサレム2年、そしてベイルート半年と長期滞在の機会を得た。専門は中東現代史・中東地域研究。日本・イスラーム・ユダヤ関係史にも関心を持っている

    鈴木 啓之(スズキ ヒロユキ)
    日本学術振興会・特別研究員PD(日本女子大学)。中東地域研究、パレスチナ人の政治活動を専門とする
  • 内容紹介

    1948年のイスラエル建国以降、中東の火種となってきたパレスチナ。70年近くに及ぶ難民キャンプの暮らし、あるいは「分離壁」に代表されるイスラエルの抑圧的な政策の下にあって、なおアイデンティティを求め続けるパレスチナの人々を描く。
  • 著者について

    臼杵 陽 (ウスキ アキラ)
    日本女子大学文学部史学科教授。パレスチナ人との最初の出会いは1980年8月のレバノンのアイン・アル・ヘルワ難民キャンプ訪問時。以来、アンマーン2年半、エルサレム2年、そしてベイルート半年と長期滞在の機会を得た。パレスチナ/イスラエルに関する見方は『イスラエル』(岩波新書)、『世界史の中のパレスチナ問題』(講談社現代新書)を参照されたい。専門は中東現代史・中東地域研究。日本・イスラーム・ユダヤ関係史にも関心を持っている。

    鈴木 啓之 (スズキ ヒロユキ)
    日本学術振興会・特別研究員PD(日本女子大学)。中東地域研究、パレスチナ人の政治活動を専門とする。パレスチナとの最初の出会いはテレビで見たE・サイードとガザの人権弁護士ラジ・スラーニの討論。イラク戦争、第二次インティファーダを見ながら「敵と味方」の論理の不毛を知った。主な著作に「パレスチナ被占領地における政治活動の発展――キャンプ・デーヴィッド合意(1978年)と揺れ動く地域情勢」(『中東学会年報』30(1)、2014年)。

パレスチナを知るための60章(エリア・スタディーズ〈144〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:臼杵 陽(編著)/鈴木 啓之(編著)
発行年月日:2016/04/10
ISBN-10:4750343323
ISBN-13:9784750343327
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:394ページ
縦:19cm
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