正義(福祉+α〈9〉) [全集叢書]
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正義(福祉+α〈9〉) [全集叢書]

後藤 玲子(編著)橘木 俊詔(監修)宮本 太郎(監修)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2016/04/16
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正義(福祉+α〈9〉) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は、不正義の視点を通して、福祉国家の忘れものを問う。その福祉国家の忘れものから、法律、社会保障制度そして、個人などにまつわる現代正義論を俯瞰する。ロールズの「無知のヴェール」を乗り越え、センのいう社会的選択と不偏性による「ケイパビリティ・アプローチ」によって捕捉する試みである。
  • 目次

    はしがき

    総 論 福祉国家の忘れもの――契機と敬意(後藤玲子)
     1 協力の契機
     2 現代福祉国家とリベラリズム
     3 政治的リベラリズムの理論化と人々の規範意識
     4 ロールズ正義理論の再編と社会的協同システムの拡張
     5 公共的相互性
     6 新たな社会的協同に向けて
     7 各章の解説(齊藤 拓)

    第1章 正義の不穏(後藤 隆)
     1 有限生身実体と正義
     2 正義のコード化
     3 ドミナント・ストーリー、そしてスモール・ストーリー
     4 結果の説明的再構成

    第2章 家族の法と個人の保護(水野紀子)
     1 日本家族法の無力さ
     2 イエ制度と「家」制度
     3 家族とケア労働
     4 家族の多様化と家族の法的保護

    第3章 不利な立場の人々の人権(横藤田 誠)
     1 希望としての「人権」
     2 不利な立場の人々にとっての人権・自由の諸相
     3 「自由」の制約と「保護」――精神障害者の治療強制をめぐって
     4 不利な立場の人々の視線から見えるもの

    第4章 住所・住民登録・居住(長谷川貴陽史)
     1 住所及び住民登録の意義――法制度の概要
     2 住所・住民登録と社会的排除――社会システム理論からの考察
     3 日本の事例――公園内テント所在地は住所になるか
     4 米国の有権者登録に係る判例
     5 近年のホームレスの現状と排除の動向
     6 対 応――安定した居住環境の提供へ向けて

    第5章 自尊の理念(長谷川 晃)
     1 社会秩序の目的
     2 自尊の理念とその現代的意義
     3 二つの構成的批判――「潜在能力」と「イマジナリーな領域」
     4 自尊・福祉・法

    第6章 差別・貧困と障害者の権利(内野正幸)
     1 法律と憲法
     2 憲法と正義論の関係
     3 平等の捉え方
     4 障害者問題へのアプローチ
     5 障害児の教育を受ける権利
     6 貧困との関係

    第7章 人権としての生存と自立(秋元美世)
     1 生存に対する権利としての基本的人権
     2 市民法と自立
     3 社会法と自立
     4 自立概念の展開
     5 福祉の評価とその視点――アマルティア・センの議論

    第8章 社会保険制度の効率と公平(小塩隆士)
     1 リスク分散の装置としての社会保険
     2 社会保険はなぜ「社会」保険なのか
     3 社会保険と税とはどこが違うのか
     4 問い直すべき社会保険の役割

    第9章 借りて生きる福祉の構想(角崎洋平)
     1 貸付と福祉
     2 給付vs 貸付
     3 フローの生活保障とストックの生活保障
     4 資本と負債
     5 負債が福祉につながるために

    第10章 フリーライディングする福祉制度?(宮崎理枝)
     1 変わりゆく福祉の境界とメンバーシップ
     2 越境者(移民)への政策作用
     3 イタリアにおける移民介護労働と制度施行の実態
     4 フリーライディングされる移民介護労働者?
     5 福祉的正義と自由――日本とイタリアの対照性

    第11章 死刑制度と正義(櫻井悟史)
     1 死刑の担い手問題
     2 死刑廃止論の立場
     3 死刑と正義
     4 死刑存廃論と死刑肯定/否定論

    第12章 運の平等と個人の責任(井上 彰)
     1 運の平等論のバックグラウンド
     2 運の平等論の端緒――ロールズとドゥオーキン
     3 運の平等論の本格的展開
     4 運の平等論批判
     5 運の平等論からの反論

    第13章 いかにして未来の他者と連帯するのか?(大澤真幸)
     1 未来の他者――互酬性の限界?
     2 古代ローマ/現代日本の風呂
     3 余剰的同一性
     4 黙示録の合理的活用

    文献案内
    索  引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    後藤 玲子(ゴトウ レイコ)
    1958年生まれ。現在、一橋大学経済研究所教授(経済哲学専攻)
  • 出版社からのコメント

    法、社会保障、死刑、運、個人を正義の視点はどう捉えるのか。ロールズを乗り越え、センに至る複数の視点が織りなす社会の形を追う。
  • 内容紹介

    本書は、不正義の視点を通して、福祉国家の忘れものを問う。その福祉国家の忘れものから、法律、社会保障制度そして、個人などにまつわる現代正義論を俯瞰する。ロールズの「無知のヴェール」を乗り越え、センのいう社会的選択と不偏性による「ケイパビリティ・アプローチ」によって捕捉する試みである。
  • 著者について

    橘木 俊詔 (タチバナキ トシアキ)
    2014年3月現在 同志社大学経済学部教授

    宮本 太郎 (ミヤモト タロウ)
    *2013年5月現在 中央大学法学部教授

    後藤 玲子 (ゴトウ レイコ)
    2015年11月現在一橋大学経済研究所教授

正義(福祉+α〈9〉) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:後藤 玲子(編著)/橘木 俊詔(監修)/宮本 太郎(監修)
発行年月日:2016/04/20
ISBN-10:4623075729
ISBN-13:9784623075720
判型:B5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:187ページ ※184,3P
縦:26cm
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