第三帝国(ボラーニョ・コレクション) [単行本]
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第三帝国(ボラーニョ・コレクション) [単行本]

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出版社:白水社
販売開始日: 2016/06/24
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第三帝国(ボラーニョ・コレクション) [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    遺稿から発見された異色の初期長篇。戦争ゲーム“第三帝国”のドイツ・チャンピオンがカタルーニャの海岸で過ごす奇妙な休暇。現実と虚構の狭間で、次第に得体の知れない恐怖にとらわれ、追い詰められていく…
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ボラーニョ,ロベルト(ボラーニョ,ロベルト/Bolano,Roberto)
    1953年、チリのサンティアゴに生まれる。1968年、一家でメキシコに移住。1973年、チリに一時帰国し、ピノチェトによる軍事クーデターに遭遇したとされる。翌74年、メキシコへ戻る。その後、エルサルバドル、フランス、スペインなどを放浪。77年以降、およそ四半世紀にわたってスペインに居を定める。1984年に小説家としてデビュー。1997年に刊行された第一短篇集『通話』でサンティアゴ市文学賞を受賞。その後、精力的に作品を発表するが、2003年、50歳の若さで死去

    柳原 孝敦(ヤナギハラ タカアツ)
    1963年鹿児島県名瀬市(現・奄美市)生まれ。東京外国語大学大学院博士後期課程満期退学。博士(文学)。東京大学大学院人文社会系研究科准教授
  • 出版社からのコメント

    ドイツ人青年が恋人とカタルーニャの浜辺で過ごす奇妙な休暇。『野生の探偵たち』『2666』に連なる、没後に発見された異色の長篇
  • 内容紹介

    遺稿から発見された初期の重要作
     ウド・ベルガーはウォーゲーム(戦争ゲーム)のドイツ・チャンピオン。恋人のインゲボルクと初めてのバカンスを共に過ごすため、カタルーニャの海岸地方を訪れた。ここで第二次世界大戦をモデルにしたゲーム〈第三帝国〉の新たな戦法についての記事を書こうとしている。
     二人は近くのホテルに滞在中のドイツ人カップル、チャーリー(カール)とハンナと出会い、〈狼〉、〈子羊〉、〈火傷〉という地元の若者と知り合う。記事が捗らないまま日々が過ぎ、ある日、サーフィンの最中にチャーリーが行方不明になる。夏が終わりに近づくがチャーリーはいっこうに見つからず、ハンナ、そしてインゲボルクはドイツに帰国する。ウドはなおもホテルに留まり、ホテルのオーナー夫人、フラウ・エルゼに言い寄りながら、〈火傷〉を相手に〈第三帝国〉をプレイし続ける。ウド率いるドイツ軍の敗色が濃厚になるなか、現実を侵食しつつあるゲームの勝敗の行方は……。
     1989年に書かれた本書は、作家の遺稿の中から発見され、2010年に刊行された。日記風の体裁や、現実と虚構の中で得体の知れない暴力や恐怖に追い詰められていく点で、後年の『野生の探偵たち』や『2666』の要素を先取りする初期の重要作。
  • 著者について

    ロベルト・ボラーニョ (ボラーニョ)
    1953年、チリのサンティアゴに生まれる。1968年、一家でメキシコに移住。1973年、チリに一時帰国し、ピノチェトによる軍事クーデターに遭遇したとされる。翌74年、メキシコへ戻る。その後、エルサルバドル、フランス、スペインなどを放浪。77年以降、およそ四半世紀にわたってスペインに居を定める。1984年に小説家としてデビュー。1996年、『アメリカ大陸のナチ文学』と『はるかな星』を刊行。1997年に刊行された第一短篇集『通話』でサンティアゴ市文学賞を受賞。その後、長篇『野生の探偵たち』、短篇集『売女の人殺し』など、精力的に作品を発表するが、2003年、50歳の若さで死去。2004年、遺作『2666』(いずれも白水社刊)が刊行され、バルセロナ市賞、サランボー賞などを受賞。ボラーニョ文学の集大成として高い評価を受け、10 以上の言語に翻訳された。『第三帝国』は1989年の作とされ、作家の没後に発見された異色の長篇である。

    柳原 孝敦 (ヤナギハラ タカアツ)
    1963年鹿児島県名瀬市(現・奄美市)生まれ。東京外国語大学大学院博士後期課程満期退学。博士(文学)。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。著書に、『ラテンアメリカ主義のレトリック』(エディマン/新宿書房)、『劇場を世界に――外国語劇の歴史と挑戦』共編著(エディマン/新宿書房)、『映画に学ぶスペイン語』(東洋書店)、訳書にアレホ・カルペンティエール『春の祭典』(国書刊行会)、アルフォンソ・レイェス『アナワクの眺め』二言語版(ヌエボレオン州立大学)、フィデル・カストロ『チェ・ゲバラの記憶』監訳(トランスワールドジャパン)、ロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』共訳、カルロス・バルマセダ『ブエノスアイレス食堂』(以上、白水社)、セサル・アイラ『わたしの物語』(松籟社)、『文学会議』(新潮社)、フアン・ガブリエル・バスケス『ものが落ちる音』(松籟社)など

第三帝国(ボラーニョ・コレクション) [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:白水社
著者名:ロベルト ボラーニョ(著)/柳原 孝敦(訳)
発行年月日:2016/08/10
ISBN-10:4560092672
ISBN-13:9784560092675
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学小説
言語:日本語
ページ数:404ページ
縦:20cm
その他: 原書名: EL TERCER REICH〈Bolano,Roberto〉
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