日本の家族1999-2009―全国家族調査「NFRJ」による計量社会学 [単行本]

日本の家族1999-2009―全国家族調査「NFRJ」による計量社会学 の 商品概要

• 目次

  本書で使用されているNFRJ調査（NFRJ08)の調査票は，以下のサイトに掲載されています．
  
  http://nfrj.org/nfrj08_questionnaire_jpn.htm
  
  I　家族の基本構造
  1　2000年前後の家族動態（稲葉昭英・保田時男・田渕六郎・田中重人）
  2　夫婦の情緒関係――結婚満足度の分析から（筒井淳也・永井暁子）
  3　家族についての意識の変遷――APC分析の適用によるコーホート効果の検討（西野理子・中西泰子）
  4　ネットワークの構造とその変化――「家族的関係」への依存の高まりとその意味（大日義晴・菅野　剛）
  
  II　家族構成と家族行動
  5　教育達成に対する家族構造の効果――「世代間伝達」と「世代内配分」に着目して（荒牧草平・平沢和司）
  6　子どもの性別選好（福田亘孝）
  7　離婚と子ども（稲葉昭英）
  
  III　育児期の家族
  8　父親の育児参加の変容（松田茂樹）
  9　育児期の女性の就業とサポート関係（西村純子・松井真一）
  10　育児期のワーク・ライフ・バランス（鈴木富美子）
  11　子どもへの母親のかかわり（品田知美）
  
  IV　成人期・脱親期の家族
  12　中期親子関係の良好度――発達的過程と相互援助（田中慶子・嶋尚子）
  13　親への援助のパターンとその変化（施　利平・金貞任・稲葉昭英・保田時男）
  14　成人期のきょうだい関係――交流頻度のマルチレベル分析（保田時男）
  15　公的介護保険導入にともなう介護期待の変化――自分の介護を誰に頼るか（大和礼子）
  
  V　性別役割分業と家族
  16　有配偶女性からみた夫婦の家事分担（乾　順子）
  17　ワーク・ファミリー・コンフリクト――職業生活領域から家族生活領域への葛藤（WFC）を中心に（内田哲郎・　智恵）
  18　有配偶女性の就労と性別役割分業意識（島　直子・賀茂美則）
  19　補章　マルチレベル分析による家族研究（保田時男）
  付録
  　NFRJ調査の概要（田中重人）
  

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  稲葉 昭英(イナバ アキヒデ)
  慶應義塾大学文学部教授
  
  保田 時男(ヤスダ トキオ)
  関西大学社会学部教授
  
  田渕 六郎(タブチ ロクロウ)
  上智大学総合人間科学部教授
  
  田中 重人(タナカ シゲト)
  東北大学大学院文学研究科准教授

• 出版社からのコメント

  夫婦関係、親子関係など、日本の家族はどのように変わったのか／また変わらないのか。大規模調査のデータからその実像に迫る。

• 内容紹介

  夫婦関係，親子関係，家族についての考え方など，日本の家族はどのように変わったのか／また変わらないのか．どんな問題がそこにあるのか．日本を代表する研究者たちが，「全国家族調査」（NFRJ）データの計量的な分析を通じて，これらの問題に挑む．

• 著者について

  稲葉 昭英 (イナバ アキヒデ)
  稲葉 昭英
  稲葉昭英：慶應義塾大学文学部教授
  保田時男：関西大学社会学部准教授
  
  
  保田 時男 (ヤスダ トキオ)
  保田 時男
  田渕六郎：上智大学総合人間科学部教授
  田中重人：東北大学大学院文学研究科准教授
  

日本の家族1999-2009―全国家族調査「NFRJ」による計量社会学 の商品スペック