20世紀の日本美術―同化から越境への軌跡 増補改訂版 [単行本]

20世紀の日本美術―同化から越境への軌跡 増補改訂版 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  従来語られなかった達観した視点での、日本美術史西洋美術の同化とオリジナル表現の相克から、日本美術は国を越える。岸田劉生、プロレタリア美術、アンフォルメル、「もの派」、村上隆、会田誠。２０１１年の「３．１１後」等を新たに書き加えました。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  序章　西洋から日本へのまなざし
  第１章　１９世紀の日本と西洋との出会い
  第２章　湧き立つ大正
  第３章　大戦前夜、ひろがる危機感
  第４章　大戦下の芸術家
  第５章　語ること、再建すること
  第６章　開放と自閉の２０世紀末
  終章　ひとつのモチーフの展開

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  リュケン,ミカエル(リュケン,ミカエル／Lucken,Michael)
  １９６９年にジュネーブで生まれ、パリで教育を受ける。フランス語と英語のバイリンガルであり、日本語も理解する。１９９０年、パリ美術史学院卒業、１９９９年、フランス国立東洋言語文化研究院大学院博士課程修了、博士号取得。『２０世紀の日本美術―同化から越境への軌跡』で２００２年に第１９回渋沢・クローデル賞を受賞した。現在、フランス国立東洋言語文化研究院日本研究センター所長
  
  南 明日香(ミナミ アスカ)
  １９６１年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学大学院博士課程満期退学。同大学比較文学研究室助手を経て、１９９５年からフランス国立東洋言語文化研究院（ＩＮＡＬＣＯ）に教官として勤める。２００３年同研究院で「日本近代文学における美術家像」の研究により博士号取得。専門は日仏比較文学・比較文化で、現在相模女子大学教授。『国境を越えた日本美術史　ジャポニスムからジャポノロジーへの交流誌１８８０‐１９２０』（藤原書店、２０１５年、第３６回ジャポニスム学会賞受賞）

20世紀の日本美術―同化から越境への軌跡 増補改訂版 の商品スペック