「労働力」の成立と現代市民社会―近代日本の歴史認識〈2〉(MINERVA人文・社会科学叢書) [全集叢書]
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「労働力」の成立と現代市民社会―近代日本の歴史認識〈2〉(MINERVA人文・社会科学叢書) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2016/05/30
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「労働力」の成立と現代市民社会―近代日本の歴史認識〈2〉(MINERVA人文・社会科学叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    実証研究に基づく独自の市民社会論構築―社会の片隅に埋もれた出来事に光をあて、そこに隠された真実から「全体」を見渡すことを試みた労作。
  • 目次

    序 章 近代日本の変容と労働者の人格
     1 本書の主題と構成
     2 単一の市民社会
     3 前期現代のヘゲモニー
     4 中期現代のヘゲモニー

     第Ⅰ部 日本現代社会の論理的再検討
    第1章 移行期における資本家的経営と労働者
        ──近代〈雇傭報酬制〉から現代〈雇用契約制〉へ
     1 資本家的経営(資本家的生産様式)の存立条件
     2 動員可能な〈労働管理システム〉に不可欠な要件
     3 〈資本家的経営(生産様式)の支配的な社会〉としての近代社会の形成
     4 近代における〈資本家的経営〉の主要な形態
     5 近代〈雇傭報酬制〉の基本的性格
     6 現代〈雇用契約制〉の基本的性格
     7 現代〈雇用契約制〉の歴史的形成

    第2章 複層的近代社会と現代市民社会
        ──国民的・個別的(単一的)性格の形成過程
     1 「本源的蓄積」をめぐる「二つの道」
     2 〈新しい共同体〉の個別的性格
     3 社会の〈家産制〉的編成と〈封建制〉的編成
     4 複層的近代市民社会の個別的性格
     5 〈領有法則の転回〉の個別的性格
     6 現代市民社会の個別的性格

    第3章 現代国民統合の「例外的」達成
        ──戦前日本社会とその固有の特質
     1 現代国民国家の基本的性格
     2 現代国家と労働者団結
     3 社会構成の移行と危機
     4 戦前日本の現代的国民統合の特質

    第4章 現代日本の市民社会史
        ──労働と人格の社会史
     1 大正期の市民社会
     2 戦時期の市民社会
     3 戦後復興期の市民社会
     4 高度成長期の市民社会
     5 グラウンド・ゼロと時代区分

    〈補論〉西欧社会民主主義と日本の「社会民主主義」
     1 西欧の産業民主主義体制の形成過程
     2 日本の擬似産業民主主義体制の形成過程
     3 戦後日本の擬似産業民主主義体制の変遷過程
     4 日本の「社会民主主義」

     第Ⅱ部 日本現代社会の諸相
    第5章 労務動員
        ──捏ねあげられる「労働力」
     1 新規学卒者市場をめぐる問題構成
     2 戦時労務動員の前提
     3 戦時職業行政の展開
     4 中島飛行機における労務動員
     5 市場と組織、現実原則の彼岸

    第6章 東宝争議(1948年)
        ──「生産復興」と「産別型団結」の終焉
     1 東宝争議の意義
     2 東宝争議の問題構成
     3 闘争前夜(1947年中)
     4 労働協約と「冗員整理」(1948年1~5月)
     5 東宝争議の諸主体における基本的モメントの性格

    第7章 東宝争議の再検討
        ──戦後日本における経営ヘゲモニーの形成過程
     1 ヘゲモニーの視点から見る東宝争議
     2 争議前夜
     3 争議過程(前期)
     4 争議過程(後期)
     5 経営ヘゲモニーの成立

    第8章 戦後占領期中小炭鉱における組夫と従業員
        ──北海道茅沼炭鉱を中心に
     1 現象学的に見る日本の労働組合形成過程
     2 敗戦前夜北海道における炭鉱組夫組織
     3 茅沼炭鉱における組夫組織
     4 占領期労働組合の組夫認識
     5 占領期経営のヘゲモニーの特質

    あとがき
    索  引
  • 内容紹介

    本書は市民社会における労働と人格の様相について、近代から現代の移行期を中心に、事例とそこから導き出された理論を展開する。具体的に第?部の理論編では、近代および西欧との比較において、現代の雇用契約制、市民社会、国民統合、民主主義をテーマに検討する。また第?部の事例編では、戦時期における労務動員の性格、終戦直後に起きた東宝争議、戦後占領期における中小炭坑の組夫と従業員を取り上げる。
    このような社会の片隅に埋もれた出来事に光をあて、そこに隠された真実から「全体」を見渡すことを試み、独自の理論を構築した労作である。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    東條 由紀彦(トウジョウ ユキヒコ)
    明治大学経営学部教授。経済学博士。1953年宮崎県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。東京大学大学院経済学研究科修了。東京大学社会科学研究所助手、小樽商科大学商学部助教授を経て、現職
  • 著者について

    東條由紀彦 (トウジョウ ユキヒコ)
    2016年5月現在 明治大学経営学部教授

「労働力」の成立と現代市民社会―近代日本の歴史認識〈2〉(MINERVA人文・社会科学叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:東條 由紀彦(編著)
発行年月日:2016/05/30
ISBN-10:4623076326
ISBN-13:9784623076321
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:経営
言語:日本語
ページ数:441ページ ※436,5P
縦:22cm
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