『沈黙』をめぐる短篇集 [単行本]

『沈黙』をめぐる短篇集 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  １９５４年の幻の処女作（！？）「アフリカの体臭―魔窟にいたコリンヌ・リュシェール」を初収録！遠藤周作没後２０年、世界を震撼させた作品『沈黙』発表５０年を記念する小説集。

• 目次

  　Ⅰ　最後の殉教者
  最後の殉教者
  その前日
  帰郷
  雲仙
  （「沈黙」発表）
  影法師
  召使たち
  母なるもの
  
  　Ⅱ　もし……
  四十歳の男
  私のもの
  童話
  もし……
  女の心
  初恋
  　　　＊
  アフリカの体臭 ―― 魔窟にいたコリンヌ・リュシェール
  
  　解説と年譜　　　加藤宗哉

• 内容（「BOOK」データベースより）

  １　最後の殉教者（最後の殉教者；その前日；帰郷；雲仙（『沈黙』発表）；影法師；召使たち；母なるもの）；２　もし…（四十歳の男；私のもの；童話；もし…；女の心；初恋）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  遠藤 周作(エンドウ シュウサク)
  １９２３年東京に生まれる。母・郁は音楽家。１２歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒。５０～５３年戦後最初のフランスへの留学生となる。５５年「白い人」で芥川賞を、５８年『海と毒薬』で毎日出版文化賞を、６６年『沈黙』で谷崎潤一郎賞受賞。『沈黙』は、海外翻訳も多数。７９年『キリストの誕生』で読売文学賞を、８０年『侍』で野間文芸賞を受賞。著書多数
  
  加藤 宗哉(カトウ ムネヤ)
  １９４５年生れ。慶應義塾大学経済学部卒。日本大学芸術学部文芸創作科非常勤講師。１９９７年より２０１２年まで「三田文学」編集長。学生時代、遠藤周作編集の「三田文学」に参加、同誌に載った小説が「新潮」に転載され、作家活動に入る

• 出版社からのコメント

  遠藤周作没後２０年、『沈黙』発表５０年を記念して、「母なるキリストの世界」の短篇、人間の連帯と共感を描いた短篇を収録する。

• 内容紹介

  ▼1954年の幻の処女作（！？）
  「アフリカの体臭 ―― 魔窟にいたコリンヌ・リュシェール」を初収録！
  遠藤周作没後20年、世界を震撼させた作品『沈黙』発表50年を記念する小説集。
  
  遠藤周作没後20年、世界を震撼させた作品『沈黙』発表50年を記念して、日本人の心を永遠に惹きつける「母なるキリストの世界」に通じるテーマの短篇、人間の哀しみへの連帯と共感を描いた短篇を収録する。
  また、1954年に発表された幻の短篇「アフリカの体臭 ―― 魔窟にいたコリンヌ・リュシェール」を初めて収録する。

• 著者について

  遠藤 周作 (エンドウ シュウサク)
  遠藤 周作
  1923年東京に生まれる。母・郁は音楽家。12歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒。50～53年戦後最初のフランスへの留学生となる。55年「白い人」で芥川賞を、58年『海と毒薬』で毎日出版文化賞を、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞受賞。『沈黙』は、海外翻訳も多数。79年『キリストの誕生』で読売文学賞を、80年『侍』で野間文芸賞を受賞。著書多数。
  
  
  加藤 宗哉 (カトウ ムネヤ)
  加藤 宗哉
  1945年生れ。慶應義塾大学経済学部卒。日本大学芸術学部文芸創作科非常勤講師。1997年より2012年まで「三田文学」編集長。学生時代、遠藤周作編集の「三田文学」に参加、同誌に載った小説が「新潮」に転載され、作家活動に入る。著書に、『モーツァルトの妻』（PHP文庫、1998年）、『遠藤周作　おどけと哀しみ ―― わが師との三十年』（文藝春秋、1999年）、『愛の錯覚　恋の誤り ―― ラ・ロシュフコオ「箴言」からの87章』（グラフ社、2002年）、『遠藤周作』（慶應義塾大学出版会、2006年）ほか。

『沈黙』をめぐる短篇集 [単行本] の商品スペック