飛田をめざす者 [単行本]

飛田をめざす者 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  昭和の遊郭を今に残す飛田新地。欲望の憧憬は今や日本人だけのものではない。外国人観光客を迎え、飛田の街はさらに濃度を増す。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１章　お客は中国からやって来る
  第２章　新たな市場が生まれた
  第３章　スカウト廃業
  第４章　再び、飛田へ
  第５章　すべてを受け入れる女たち
  第６章　面接の現場にて
  第７章　「国際線ＣＡ」が飛田で働く理由
  第８章　トラブル

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  杉坂 圭介(スギサカ ケイスケ)
  大阪府出身。繊維製品卸問屋勤務を経て、飛田新地の料亭経営者へ。一〇年間、店の経営に携わったあと、名義を知人に譲り、飛田で働く女の子たちをスカウトする仕事に従事する。その後、スカウトを辞め、故郷に戻っていたが、再び、飛田での仕事の声がかかり、現場復帰を果たす

• 出版社からのコメント

  社会学者・開沼博氏、絶賛！「日本一の歓楽街の舞台裏に蠢く『現代日本』。その事実に覗くリアリティに圧倒された」

• 内容紹介

  古き佳き時代の遊郭の面影を残す伝説の歓楽街、大阪・飛田新地。営業許可がおりて一〇〇年となる今年、大きな変革が訪れた。全国の観光地、商業施設を訪れて大枚をはたく中国人たちの「爆買い」が欲望の矛先をこの街に向けたのだ。言葉の壁、嗜好の異なる「遊び」の仕方と対峙することになった遊郭と女性たち、そして節目の年を迎えたこの街はどう変わるのか――。元遊郭経営者で、飛田に女性を紹介するスカウトマンを務めた著者が描く知られざる実態。

• 著者について

  杉坂圭介 (スギサカケイスケ)
  大阪府出身。繊維製品卸問屋勤務を経て、飛田新地の料亭経営者にへ。10年間店の経営に携わった後、名義を知人に譲り、現在女の子のスカウトマンとして活躍している。著書に『飛田で生きる』。

飛田をめざす者 [単行本] の商品スペック