堤中納言物語の言語空間―織りなされる言葉と時代 [単行本]
    • 堤中納言物語の言語空間―織りなされる言葉と時代 [単行本]

    • ¥13,200396 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009002599784

堤中納言物語の言語空間―織りなされる言葉と時代 [単行本]

価格:¥13,200(税込)
ゴールドポイント:396 ゴールドポイント(3%還元)(¥396相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:翰林書房
販売開始日: 2016/06/30
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

堤中納言物語の言語空間―織りなされる言葉と時代 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    王朝物語群の中で特異な光を放つ『堤中納言物語』。物語から、和歌から、時代から、その魅力の機構に迫る。天喜三年の「物語合」に関する論考もあわせて収載。
  • 目次

    I 物語文学史の変容
    第一章 「人に「すみつく」かほのけしきは」・・・平中の妻と「はいずみ」の女
    第二章 「はいずみ」の散文世界・・・二人妻説話の変質
    第三章 「このついで」の美的世界・・・部分映像の交錯と重層化
    第四章 「花桜折る少将」の語りと引用・・・物語にみる〈幻想〉
    第五章 「貝合」の〈メルヘン〉・・・〈無化〉される好色性
    第六章 「虫めづる姫君」と女人罪障観
    第七章 「虫めづる姫君」の変貌・・・抑制される女の言論と羞恥の伝統をめぐって

    II 物語の形象と詩歌
    第一章 「ほどほどの懸想」と「?有梅」
    第二章 「花桜折る少将」の「桜」・・・詩歌の発想と物語の結構
    第三章 「逢坂越えぬ権中納言」題号考・・・「安積の沼」と「淀野」をめぐって
    第四章 場の文学としての「思はぬ方にとまりする少将」・・・平安後期短編物語論
    第五章 「よしなしごと」の〈聖〉と〈俗〉

    III 歴史と物語の往還
    第一章 「はなだの女御」の執筆意図・・・敗者へのまなざし
    第二章 「はなだの女御」と一条朝・・・花の喩えとモデルとの連関
    第三章 〈賀の物語〉の出現・・・「逢坂越えぬ権中納言」と藤原頼通の周辺
    第四章 天喜三年「物語合」提出作品の一傾向・・・頼通の時代の反映
    第五章 「逢坂越えぬ権中納言」と歌合の空間
    第六章 天喜三年の「物語歌合」と「物語合」

    IV 集としての「堤中納言物語」
    第一章 「冬ごもる」断章の表現史的位置
    第二章 「冬ごもる」断章と「堤中納言物語」・・・四季の「月」と「狭衣物語」の影
    第三章 「堤中納言物語」所収作品の享受
  • 出版社からのコメント

    王朝物語群の中で特異な光を放つ『堤中納言物語』の物語から、和歌から、時代から、その魅力の機構に迫る
  • 内容紹介

    王朝物語群の中で特異な光を放つ『堤中納言物語』。
    物語から、和歌から、時代から、
    その魅力の機構に迫る
    天喜三年の「物語合」に関する論考もあわせて収載。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    井上 新子(イノウエ シンコ)
    1966年熊本県生まれ。1989年熊本大学教育学部卒業。1994年広島大学大学院文学研究科博士課程後期国語学国文学専攻単位取得。1995年日本学術振興会特別研究員(PD)(1998年3月まで)。現在、大阪大谷大学・甲南大学他非常勤講師。博士(文学)

堤中納言物語の言語空間―織りなされる言葉と時代 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:翰林書房
著者名:井上 新子(著)
発行年月日:2016/05/20
ISBN-10:4877373969
ISBN-13:9784877373962
判型:A5
発売社名:翰林書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:477ページ
縦:22cm
他の翰林書房の書籍を探す

    翰林書房 堤中納言物語の言語空間―織りなされる言葉と時代 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!