科学技術をめぐる抗争(リーディングス戦後日本の思想水脈〈2〉) [全集叢書]
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科学技術をめぐる抗争(リーディングス戦後日本の思想水脈〈2〉) [全集叢書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2016/07/14
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科学技術をめぐる抗争(リーディングス戦後日本の思想水脈〈2〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    敗戦後、平和と進歩を約束していたはずの科学と人間との幸福な関係は、先端の科学技術の発達と普及にともなって次第に軋んでいった。原爆の衝撃から復興、公害、機械化、大量消費社会の到来、二度の大震災…戦後日本社会のいくつものターニングポイントにおいて科学技術は、圧倒的な力で人間の生の在り方を変えながら、同時にカタストロフを回避するための粘り強い知性をも産み出してきた。科学の在り方を鋭く問う21篇の思索を辿りながら、「三・一一」後の科学思想の行く末を模索する。
  • 目次

     刊行にあたって
     凡例

    Ⅰ 敗戦と科学技術――原爆の平和利用をめぐって
     日本再建と科学(抄)(一九四六年) ………仁科芳雄
     この子を残して(抄)(一九四八年) ………永井 隆
     現代科学・技術の人類史的意義(抄)(一九六三年) ………坂田昌一
     反核運動と科学思想――核をのりこえる科学への模索(一九八二年) ………菅 孝行
     《コラム1》科学者の反省――小倉金之助「われ科学者たるを恥ず」

    Ⅱ 公害問題のインパクト――われわれは何を学んだのだろう
     公害の政治学――水俣病を追って(抄)(一九六八年) ………宇井 純
     原子力平和利用は故意の犯罪(一九七七年) ………槌田 敦
     維持可能な社会と自治体――「公害」から「地球環境」へ(抄)(二〇〇五年) ………宮本憲一
     《コラム2》反科学の思想――石牟礼道子の「文体」の二重性

    Ⅲ 問い直される科学 ―六八年のインパクト
     人造人間(抄)(一九七五年) ………坂本賢三
     わたしにとって科学とは何か(抄)(一九七九年) ………柴谷篤弘
     問い直される科学の意味――体制化された科学とその変革(一九六九年) ………廣重 徹
     科学のパラダイムは変わった――戦後民主主義vs科学批判(一九八〇年) ………中山 茂
     テクノトピアをこえて――科学技術立国批判(抄)(一九八二年) ………吉岡 斉

    Ⅳ 自然と社会の新たな関係――社会主義を超えたオルターナティブ
     コンビナートの労働と社会(抄)(一九七四年) ………中岡哲郎
     複雑系の科学と現実(抄)(一九九六年) ………雨宮民雄
     文明の矛盾(抄)(一九九四年) ………村上陽一郎
     「気」――その思考法と自然像(抄)(二〇〇二年) ………山田慶兒

    Ⅴ 神戸から三・一一へ
     原発震災――破滅を避けるために(一九九七年) ………石橋克彦
     爛熟する生権力社会――「臓器移植法」改定の歴史的意味(抄)(二〇一〇年) ………小松美彦
     「生きもの」だと宣言すること――今日的サイボーグ状況をめぐって(二〇一四年) ………高橋さきの
     科学的助言のパラダイム・シフト(二〇一四年)――責任あるイノベーション、ポスト・ノーマルサイエンス、エコシステム ………平川秀幸
     〈ポスト三・一一ワールド〉のためのあとがき(抄)(二〇一四年) ………金森 修
     《コラム3》鉄腕アトムと高木仁三郎から思い出すべきこと――佐藤文隆のエッセイに寄せて

     〈解説〉 科学技術の七〇年――三・一一後に生きるために ………塚原東吾

     採録作品一覧
     著者略歴
  • 出版社からのコメント

    原爆から3・11まで、人間の生活に圧倒的な変革をもたらした科学技術を前に、日本社会が紡いだ思考の変遷を辿る
  • 内容紹介

    圧倒的な力で人間の生を変革してきた科学技術を、戦後日本社会はどのように受け止めてきたのか。原爆の衝撃から歩みをはじめた科学と平和・進歩との共存関係が崩壊していく過程をたどりながら、〈3・11〉後の科学思想の行く末を模索する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    金森 修(カナモリ オサム)
    1954年生。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(哲学・パリ第一大学)。筑波大学講師、東京水産大学助教授、東京大学大学院教授等を歴任。専門はフランス哲学、科学思想史、生命倫理学。2016年5月26日歿

    塚原 東吾(ツカハラ トウゴ)
    1961年生。神戸大学大学院国際文化学研究科教授。東京学芸大学修士課程修了。博士(医学・ライデン大学)。ケンブリッジ大学ニーダム研究所にてフェローを務めたのち、東海大学文学部助教授を経て現職。専門は科学史
  • 著者について

    金森 修 (カナモリ オサム)
    金森 修(かなもり おさむ)
    1954年生.東京大学大学院教育学研究科教授.フランス科学認識論,科学文化論.2016年5月歿.

    塚原 東吾 (ツカハラ トウゴ)
    塚原東吾(つかはら とうご)
    1961年生.神戸大学大学院国際文化学研究科教授.科学史・科学哲学.

科学技術をめぐる抗争(リーディングス戦後日本の思想水脈〈2〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:金森 修(編)/塚原 東吾(編)
発行年月日:2016/07/12
ISBN-10:4000270346
ISBN-13:9784000270342
判型:A5
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:歴史総記
言語:日本語
ページ数:301ページ
縦:22cm
その他:科学技術をめぐる抗争
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