構造としての語り 増補版 (青弓社ルネサンス〈6〉) [全集叢書]
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構造としての語り 増補版 (青弓社ルネサンス〈6〉) [全集叢書]

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出版社:青弓社
販売開始日: 2016/10/25
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構造としての語り 増補版 (青弓社ルネサンス〈6〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    欧文をモデルにしたある一定の文体が安定しようとするその同じ時期に、必ず“語り”の手法を基本にした表現が、単なる「反動」としてではなく、新しい表現状況と密接に絡み合いながら登場してきたことも、わが国の文学的「近代」の重要な特質である。
  • 目次

    第1部 構造としての語り

    第1章 近代小説と〈語り〉
     1 小説言説(ルビ:ディスクール)の生成

    第2章 近代的〈語り〉の発生
     1 葛藤体としての〈語り〉――『浮雲』の地の文
     2 〈語り〉の空白/〈読者〉の位置――他者の原像
     3 物語(ルビ:ストーリー)の展開と頓挫――『浮雲』の中絶と〈語り〉の宿命

    第3章 〈人称〉と〈語り〉の主体
     1 視点と〈語り〉の審級――明治初期翻訳文学での自然と文体
     2 〈記述〉する「実境」中継者の一人称――森田思軒の「周密体」の成立
     3 〈語る〉一人称/〈記述〉する一人称――一八九〇年前後(明治二十年代)一人称小説の諸相
     4 〈語り〉と物語の構成――構成論の時代/四迷・忍月・思軒・鴎外

    第4章 〈書く〉ことと〈語る〉ことの間で
     1 『坊っちやん』の〈語り〉の構造――裏表のある言葉
     2 『心』での反転する〈手記〉――空白と意味の生成

    第5章 〈語る〉ことから〈書く〉ことへ
     1 『蝿』の映画性――流動する〈記号〉/イメージの生成
     2 エクリチュールの時空――相対性理論と文学
     3 文字・身体・象徴交換――流動体としてのテクスト『上海』

    初出一覧

    あとがき

    増補 百年目の『こころ』――言葉の時差のサスペンス
     1 百年目の『こころ』――言葉の時差のサスペンス

    増補版あとがき

    解題 「歴史の詩学」を求めて  林少陽
  • 内容紹介

    欧文をモデルにしたある一定の文体が安定しようとするその同じ時期に、必ず“語り”の手法を基本にした表現が、単なる「反動」としてではなく、新しい表現状況と密接に絡み合いながら登場してきたことも文学的「近代」の重要な特質であることを解明する。

    図書館選書
    文学作品の作者とは何者であり、読者とは、また何者なのか。
    〈作者〉と〈読者〉の相互作用としての〈書く〉ことと〈読む〉ことを捉え返すことを通じて、エクリチュール(文字表現)の文字の連なりのなかに埋も…
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小森 陽一(コモリ ヨウイチ)
    1953年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授、「九条の会」事務局長。専攻は日本近代文学
  • 著者について

    小森 陽一 (コモリ ヨウイチ)
    1953年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授、「九条の会」事務局長。専攻は日本近代文学。著書に『文体としての物語・増補版』(青弓社)、『13歳からの夏目漱石』(かもがわ出版)、『漱石を読みなおす』『漱石論』『ポストコロニアル』(いずれも岩波書店)、『村上春樹論』(平凡社)、共著に『戦後日本は戦争をしてきた』(角川書店)、『泥沼はどこだ』、編著に『3・11を生きのびる』『沖縄とヤマト』(ともにかもがわ出版)、共編著に『東アジア歴史認識論争のメタヒストリー』(青弓社)など多数。

構造としての語り 増補版 (青弓社ルネサンス〈6〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:小森 陽一(著)
発行年月日:2017/09/29
ISBN-10:4787292374
ISBN-13:9784787292377
判型:A5
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:468ページ
縦:22cm
横:15cm
厚さ:3cm
重量:636g
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