昭和なつかし食の人物誌(平凡社新書) [新書]
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昭和なつかし食の人物誌(平凡社新書) [新書]

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出版社:平凡社
販売開始日: 2016/09/17
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昭和なつかし食の人物誌(平凡社新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    昭和期に活躍した人々の多くは、その子どものころ、戦争による飢え、ないしは飢えに近い体験をしている。だからこそ、めしが食える人間になろうとした一方で、決して、成功体験にあぐらをかくことはなかった。そして、そこには、わけもなく贅沢をする姿や、美食のための美食を追求する気質はみられない。果たして、食を通じて見えてくる、30人の素顔とは。
  • 目次

    《目次》
    はじめに…………9
    一、時代もの歴史もの
    藤沢周平 ── 浪人者のふるさと…………14
    一分銀にかける命/二足のわらじ/寒の鱈、春の筍
    司馬遼太郎 ── 「食」の街道をゆく…………20
    ドライブ・イン/そばの店にて/歴史を食べる
    川口松太郎 ── 浅草のめし、ハワイのめし…………27
    浅草の少年/原作・川口松太郎/ホノルルの粥
    吉川英治 ── 飢餓線上に立つ…………34
    『忘れ残りの記』/黒土は神の肌/食も人生味
    二、スターの周辺
    高倉健 ── ロケ地の豚汁とカレー…………42
    コーヒー好き/摂生は主役の義務/旅と巡りあい
    小津安二郎 ── とうふの果てのがんもどき…………49
    慄然とするシャレ/食べもの日記/酒は緩慢なる自殺
    美空ひばり ── 入魂「悲しい酒」…………56
    そばでつながる/手づくりの塩辛/酒が最後の友
    淀川長治 ── ヒッチコックの〝鶏〟…………63
    酒が飲めれば監督/切ない食/殺しの担当は夫人
    三、東京エッセイ
    池部良 ── 戦争は〝めし〟で負けた…………72
    理不尽のかたまり/映画の食うちそと/友だちのいない主役
    吉田健一 ── 大人の味わい方…………80
    すごい小説「海坊主」/銀座の静けさ/名著『私の食物誌』
    高橋義孝 ── 生きているのが嫌い…………86
    文章の面構え/弁慶の泣きどころ/梅干しの吸いもの
    四、笑いの源泉
    やなせたかし ── アンパンマンは、食べられる…………94
    おっさんのアンパンマン/おでん事件その他/ごめん土佐生姜
    手塚治虫 ── 洋食派漫画家…………102
    見えにくい私生活/空腹体験と大食/治虫のいるレストラン
    横山隆一 ── 焼いもと柿の実…………109
    隆一ワンダーランド/なにが食の豊かさか/辛ジャケの修業
    田河水泡 ── のらくろ、長寿の秘訣…………115
    あれは、俺のことだよ/朝めしと負けおしみ/憩いはガーデニング
    五、 旅と日常
    松本清張 ── 黒の食事…………122
    犯罪者たちの「食」/やすらぎの食/ある離脱の願望
    有吉佐和子 ── 女を自由にするもの…………129
    急いでいた人/不気味な食欲/見届ける畑と海
    神吉拓郎 ── 淡い夢の味…………135
    細く長く/二冊の本/食べる物語
    杉浦明平 ── 渥美半島、種蒔く人…………141
    バンカラ男の「明平さん」/甘味の地獄と極楽/明け方のウォツカ
    六、 画家の視界
    岡本太郎 ── ドカンとくる空腹感…………148
    文化をつかんだ人/食べる祈り/手紙とすき焼き
    小絲源太郎 ── 不忍池を田んぼにするな…………154
    「揚出し」十代目/疎開をしない理由/好物はうなぎ?
    竹久夢二 ── 最後はすし…………161
    福神漬と山の神/京のえんどう豆/最後の手紙の最後の一行
    七、 都会の休息
    植草甚一 ── 街を歩いて、コーヒー…………170
    八万円のJ・J本/「ぶどう餅」その他/コーヒーの肴は本
    須賀敦子 ── 野菜の匂うヴェネツィア…………176
    回想のスパイラル/虫のいるチーズ/会食という握手
    澁澤龍彥 ── さあ、スパゲッティだ…………183
    悪魔を書く天使/眠くなる旅/塩ラッキョー
    平野威馬雄 ── 京都、鮎香るころ…………190
    ある横顔/銀座の「西洋」/山端の茶屋
    八、 話術あり俳味あり
    林家三平 ── チョコレートパンが食べたい…………198
    街の落語家たち/根岸の地味めし/もう一人の三平
    安藤鶴夫 ── いい人間の料理はうまい…………205
    忘れ得ぬ表札/大酒飲みの甘党/食べもの屋のひととき
    中村汀女 ── 鬱気を払う和菓子…………212
    生きている銘菓案内/酒とたばこと恋/パッケージ批評
    江國滋 ── 打ち上げ、やりましょうや…………219
    ダメな編集者/船津屋の夜/菊屋の雑炊
    あとがき…………225
    主な参考文献…………227
  • 出版社からのコメント

    昭和を生きた人々は食に自らの心の安らぎを求めたのか? その時代を中心に活躍した著名人30名の生き方と食の結びつきを探る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    磯辺 勝(イソベ マサル)
    1944年福島県生まれ。法政大学卒業。文学座、劇団雲に研究生として所属。その後、美術雑誌『求美』、読売新聞出版局などの編集者を経て、エッセイスト、俳人に。俳号・磯辺まさる。99年第4回藍生賞受賞。俳誌『ににん』創刊に参加する
  • 著者について

    磯辺 勝 (イソベ マサル)
    1944年福島県生まれ。法政大学卒業。文学座、劇団雲に研究生として所属。その後、美術雑誌『求美』、読売新聞出版局などの編集者を経て、エッセイスト、俳人に。俳号・磯辺まさる。99年第4回藍生賞受賞。俳誌『ににん』創刊に参加する。著書に『描かれた食卓――名画を食べるように読む』(生活人新書)、『江戸俳画紀行――蕪村の花見、一茶の正月』(中公新書)、『巨人たちの俳句――源内から荷風まで』『昭和なつかし 食の人物誌』(ともに平凡社新書)がある。

昭和なつかし食の人物誌(平凡社新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:磯辺 勝(著)
発行年月日:2016/09/15
ISBN-10:4582858244
ISBN-13:9784582858242
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:家事
言語:日本語
ページ数:231ページ
縦:18cm
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