日記で読む日本文化史(平凡社新書) [新書]
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日記で読む日本文化史(平凡社新書) [新書]

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出版社:平凡社
販売開始日: 2016/09/17
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日記で読む日本文化史(平凡社新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本人は日記をつけるのが好きだといわれる。日本文学研究の第一人者ドナルド・キーンは、大戦期、戦場に大量に遺棄された日記を翻訳した際、日記が日本人の心に深く根づいていることを感じたという。では、なぜ日記をつける文化が日本人に広がっていったのか。本書では、「日記文化」の淵源を古代の宮廷文化に探りつつ、時代時代で日記がどのように展開していったか、その書き方や概念の変遷をたどっていく。
  • 目次

    《目次》
    序章 日記の文化史へ …………7
    日記の危険な魅力/『政治家の文章』/『アンネの日記』をめぐって/戦後の日記ブーム/文化史への回路/日本人は日記好き?/社会の記録と内面の反省/アミエル『内面の日記』/ドナルド・キーン『百代の過客』/「日記」の歴史地図/大雑把な見渡し
    第一章 公権力は、なぜ、日記を必要としたか…………41
    古代王権の日録/「日記」の語源/皇帝の日録/天皇の御記/公卿の日記/有職故実書の編纂/『御堂関白記』/女房日記と史書/官記の途絶/公卿日記のなかの夢/『明月記』のことなど/争乱期の史書/徳川幕府による制度整備/近現代の天皇実録
    第二章 古代──私的「日記」の多様な展開…………79
    日録と回想記の多様性/遣唐使の日記/僧侶の夢記/仮名日記の実際/『紫式部日記』/光源氏の「絵日記」/『土佐日記』/『かげろふ日記』『更級日記』/『和泉式部日記』/その後の女手「日記」/「日記文学」は虚構のジャンル
    第三章 中世紀行文の成立と展開…………117
    紀行文の成立/『方丈記』のこと/『海道記』『東関紀行』/室町時代の旅日記/宗祇『筑紫道記』/芭蕉の旅と俳諧
    第四章 近世──旅日記と暮らしの日記…………137
    近世へ/井上通女『帰家日記』/荻生徂徠『風流使者記』/遊女の旅日記/紀行文の雑記化/長崎紀行──梅園、江漢、松陰/御畳奉行の日記/大田南畝『細推物理』/曲亭馬琴の日録/幕末の女国学者/「随筆」の用法/江戸時代の古典分類
    第五章 近代の日記…………171
    日記に近代化の諸相を読む/『米欧回覧実記』/『小梅日記』/植木枝盛日記/日記帖の発売/明治後期、各階層の日記/知識層/庶民層/ふたりの女性/募集一日記事/『ホトトギス』募集日記が語ること/自然の日記──独歩、蘆花、藤村/日記体小説のこと
    第六章 日記の現代へ …………221
    修養の季節/独歩『欺かざるの記』/日記の発表/正岡子規と清沢満之/啄木『渋民日記』と管野須賀子の獄中日記/阿部次郎『三太郎の日記』/生活芸術としての日記/本間久雄『日記文の書き方』/絵日記を支えた理念/「日記文学」の発明/「私小説伝統」の発明/「記録文学」のこと/夭逝者の日記/情報化と日記
    あとがき…………281
    参考文献…………284
  • 出版社からのコメント

    なぜ日本人は日記好きなのか。古代天皇の行動を記録した実録にまで遡り、どのように日記文化が広がっていったか。その変遷をたどる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鈴木 貞美(スズキ サダミ)
    1947年山口県生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。国際日本文化研究センターおよび総合研究大学院大学名誉教授
  • 著者について

    鈴木 貞美 (スズキ サダミ)
    1947年山口県生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。国際日本文化研究センター及び総合研究大学院大学名誉教授。著書に『「生命」で読む日本近代』(NHKブックス)、『日本人の自然観』『『死者の書』の謎』『歴史と生命――西田幾多郎の苦闘』(以上、作品社)、『日本の文化ナショナリズム』『戦後思想は日本を読みそこねてきた』『日本語の「常識」を問う』『入門 日本近現代文芸史』『日記で読む日本文化史』『満洲国』(以上、平凡社新書)、『日本人の生命観』(中公新書)、『自由の壁』(集英社新書)などがある。

日記で読む日本文化史(平凡社新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:鈴木 貞美(著)
発行年月日:2016/09/15
ISBN-10:4582858252
ISBN-13:9784582858259
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:286ページ
縦:18cm
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