岩波講座 現代〈第8巻〉学習する社会の明日 [全集叢書]

岩波講座 現代〈第8巻〉学習する社会の明日 [全集叢書] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  情報社会で変貌する教室と学校の未来？スマートな教育は良い教育なのか。現代社会の全体像を把握し、新たな知の基盤を築くための挑戦。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  １　教育改革の新しい理念？（教育改革と反知性主義；新しい時代の古典教育へ―教養主義の終焉のあと；「近代主義の残像」としてのフィンランド教育ブーム）
  ２　学校をひらくメディア（教育のビジネス化とグローバル化；電子教科書が崩す、「教室」という近代；学習者たちの青春小説―庄司薫からライトノベルまで）
  ３　生に介入する教育（食は教育の課題なのか―食育基本法をめぐる考察；スポーツ教育における人格陶冶と暴力制御；学校の秩序分析から社会の原理論へ―暴力の進化理論・いじめというモデル現象・理論的ブレークスルー）

• 内容紹介

  教育という「未完のプロジェクト」の諸問題を、学校外の教育ビジネスの拡大、ネット普及に伴う情報化の進展等をふまえ、学校に限定せず広く現代文化の問題として考察し、21世紀教育の可能性を提示する。【執筆者】広田照幸、藤本夕衣、竹内里欧、井上義和、市川真人、波戸岡景太、内藤朝雄、阿部潔、藤原辰史。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  佐藤 卓己(サトウ タクミ)
  １９６０年生。京都大学大学院教育学研究科教授／メディア文化論

岩波講座 現代〈第8巻〉学習する社会の明日 [全集叢書] の商品スペック