最後の物語 [単行本]

最後の物語 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  生と死、記憶と現在、夢とうつつを往還しながら描かれる十七の物語。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  命の海霧
  作業場の月
  何歳にでも戻ることはできるが
  ある朝に感染症が襲ってくる
  博物館を巡る
  記憶のなかの彼女
  わたしは入江の潮になりたい
  ある供述によると
  洞窟の老人
  水没した村はどうなったか
  川原の小石
  このごろ二階に誰か居て
  いくつかの夢と死と
  川の流れの美しい夏
  進む人たちの光
  巨大な船に乗って
  深い森と入江のあいだで

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  中森 美方(ナカモリ ヨシノリ)
  １９５１年三重県熊野市に生まれる

• 内容紹介

  「ひとつの一生にはひとつの物語がありさまざまな記憶の堆積がある　ついには死の訪れとともにすべて消えてしまう」（「記憶の中の彼女」）
  前詩集『幻の犬』から2年、生と死、記憶と現在、夢とうつつを往還しながら描かれる17の物語。

• 著者について

  中森美方 (ナカモリヨシノリ)
  1951年　三重県熊野市に生まれる
  詩集『暗域』『荒ぶれ鎮まれわが熊野』『仙蔵の海』『たかはらの蝶』『滅びゆく家族の記憶の断片』『幻の犬』など多数
  評論集『谷川雁論』『詩語のフォークロア』など

最後の物語 [単行本] の商品スペック