しぐさの民俗学(角川ソフィア文庫) [文庫]
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しぐさの民俗学(角川ソフィア文庫) [文庫]

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出版社:KADOKAWA
販売開始日: 2016/09/24
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しぐさの民俗学(角川ソフィア文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「霊柩車に出合ったら親指を隠す」「汚いものに触れたらエンガチョを切る」。呪術的な意味を帯びた「オマジナイ」と呼ばれる身ぶり。息を吸ったり吹いたり、指を組んだり、呪文を唱えたり…人が行う「しぐさ」にまつわる様々な伝承と、その背後に潜んでいる民俗的な意味を考察。伝承のプロセスを明らかにするとともに、そこに表れる日本人の精神性に迫る。身近な暮らしのなかに、新たな事実を見いだしてきた著者の代表作。
  • 目次

    【目次】
    序 俗信と心意  
    第一章 息を「吹く」しぐさと「吸う」しぐさ  
    1 息を「吹く」しぐさ
      災厄を祓う/妖怪を吹く、妖怪に吹かれる/息と霊魂/ウソブキと風/口笛と蜂
    2 息を「吸う」しぐさ   
      漁師とねず鳴き/遊女とねず鳴き
    第二章 指を「隠す」しぐさと「弾く」しぐさ  
    1 指を「隠す」しぐさ  
      霊柩車に出合ったら親指を隠す/霊柩車に出合うと縁起がよい/狙われる親指/蜘蛛淵伝説の恐怖/親指を隠す理由/親指の連想/指と俗信
    2 指を「弾く」しぐさ  
      爪弾きの呪力/いざなぎ流にみる爪弾き
    第三章 股のぞきと狐の窓  
    1 股のぞきと異界  
      妖怪の本性を見る/未来の吉凶を見る/異国を見る
    2 股のぞきと袖のぞき  
      天橋立股のぞき/天橋立袖のぞき
    3 狐の窓と怪異現象  
      日当り雨と狐の嫁入り/狐の窓から覗く
    4 覗き見る伝承の諸相  
      穴や隙間から覗く/二股の間から覗く/絵巻に描かれたしぐさ
    第四章 「後ろ向き」の想像力  
    1 妖異と接触する方法  
    2 「後ろ向き」と境界  
      辻と後ろ手/葬送習俗と「後ろ向き」/後ろ向き・後ろ手の多様性
    3 「振り返るな」の禁忌  
    第五章 動物をめぐる呪い 
    1 虫の動きを封じるしぐさ  
      穴の蛇を引き抜く法/にが手とまむし指/蜻蛉が目を回す
    2 祟りと摂食行為  
      猫を食った話/蛇を食った話
    第六章 エンガチョと斜十字  
    1 エンガチョと穢れ  
      生首を見る人びと 『平治物語絵巻』から/エンガチョのしぐさと形
    2 斜十字の民俗  
      生と死をめぐる伝承/一つ目小僧と目籠/疫病よけと十文字
    第七章 クシャミと呪文  
    1 ハナヒからクサメへ  
      クサメをめぐる解釈/クシャミの俗信と呪文
    2 クシャミの由来譚  
    第八章 「一つ」と「二つ」の民俗  
    1 一声と二声の俗信  
      モシとモシモシ/一声呼びの禁忌
    2 片道と往復の俗信  
      墓場からの帰り道/ハチワレ猫の禁忌
    第九章 「同時に同じ」現象をめぐる感覚と論理  
    1 同時に同じことを言ったとき  
      ハッピーアイスクリーム/「同時に同じ」が忌まれる理由
    2 「同時に同じ」をめぐる民俗  
      箸わたしの禁忌/相孕みと勝ち負け/双子の命名/二度あることは三度ある
    終 しぐさと呪い
  • 出版社からのコメント

    エンガチョ、狐の窓、股のぞき……謎のオマジナイはどこから来た?
  • 内容紹介

    「霊柩車に出合ったら親指を隠す」「汚いものに触れたらエンガチョを切る」。呪術的な意味を帯びた「オマジナイ」と呼ばれる身ぶり。息を吸ったり吹いたり、指を組んだり、呪文を唱えたり…人が行う「しぐさ」にまつわる伝承と、その背後に潜んでいる民俗的な意味を考察。伝承のプロセスを明らかにするとともに、そこに表れる日本人の精神性に迫る。身近な暮らしのなかに、新たな発見を見いだしてきた著者の代表作。


    図書館選書
    呪術的な意味を帯びた「オマジナイ」と呼ばれる身ぶり。人が行うしぐさにまつわる伝承と、その背後に潜む民俗的な意味を考察。伝承のプロセスを明らかにするとともに、そこに表れる日本人の精神性に迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    常光 徹(ツネミツ トオル)
    1948年、高知県生まれ。國學院大学卒業。国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。博士(民俗学)。日本民俗学会、日本口承文芸学会会員
  • 著者について

    常光 徹 (ツネミツ トオル)
    1948年、高知県生まれ。國學院大学卒業。国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。博士(民俗学)。日本民俗学会、日本口承文芸学会会員。著書に『学校の怪談――口承文芸の展開と諸相』(ミネルヴァ書房)、『うわさと俗信――民俗学の手帖から』『折々の民俗学』(ともに河出書房新社)、『妖怪の通り道――俗信の想像力』(吉川弘文館)などがある。

しぐさの民俗学(角川ソフィア文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:KADOKAWA
著者名:常光 徹(著)
発行年月日:2016/09/25
ISBN-10:4044000328
ISBN-13:9784044000325
判型:文庫
発売社名:KADOKAWA
対象:一般
発行形態:文庫
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:381ページ
縦:15cm
その他:『しぐさの民俗学―呪術的世界と心性』改題書
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