世界とつながるハプスブルク帝国―海軍・科学・植民地主義の連動 [単行本]
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世界とつながるハプスブルク帝国―海軍・科学・植民地主義の連動 [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2016/10/25
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世界とつながるハプスブルク帝国―海軍・科学・植民地主義の連動 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「ハプスブルク帝国に海軍はあったのか?海外に植民地を持っていたのか?」疑問を持つ人は多い。だが、ハプスブルク帝国は、世界を目指したヨーロッパの大国であり、帝国主義という時代精神のなかでその例外ではなかった。実際、海軍と科学を自前で有し、世界へ、とくにインド洋から太平洋に向けて学術調査という特異な“進出”を展開していたのだ。西の「海洋帝国」と東の「大陸帝国」という観念を破壊!ハプスブルク帝国のイメージを刷新する労作!
  • 目次

    序 章

    第1章 世界遠征の開始  
      第1節 海軍の建設と世界遠征
      第2節 オーストリアとプロイセンの世界遠征
      第3節 世論の反響とドイツ統一問題

    第2章 植民地獲得政策
    ──世界遠征から拠点植民地構想へ
      第1節 ノヴァラ号遠征と植民地獲得計画
      第2節 ヴュラーシュトルフの東アジア進出構想

    第3章 言説とイデオロギー
    ──ノヴァラ号遠征と「植民地なき植民地主義」
      第1節 ハプスブルク帝国の「植民地主義」?
      第2節 ニコバル諸島滞在と遠征記の言説
      第3節 言説の連鎖と植民地プロパガンダ
      第4節 太平洋島嶼をめぐる植民地主義言説
      第5節 マオリから見た「植民地なき植民地主義」

    第4章 科学──ノヴァラ号遠征と西洋科学
      第1節 オーストリア科学界の変容と海外遠征
      第2節 西洋科学のなかのオーストリア
      第3節 西洋科学と「植民地なき植民地主義」
      第4節 人類学調査と人種イデオロギーの大衆化

    第5章 アジア太平洋
    ──ノヴァラ号遠征以後の海外世界とのつながり
      第1節 太平洋のオーストリア人科学者
      第2節 太平洋のハプスブルク帝国海軍
      第3節 東アジア世界とのつながり

    第6章 海軍の展開
    ── 20 世紀初頭の東アジア常駐海軍
      第1節 東アジア・ステーション体制
      第2節 保護任務の限界と打開策
      第3節 儀礼と「ショー・ザ・フェイス」
      第4節 「ショー・ザ・バンド」

    終 章
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大井 知範(オオイ トモノリ)
    明治大学、鳥取大学非常勤講師。1977年千葉県生まれ。明治大学卒業、同大学院博士後期課程修了、明治大学政治経済学部助教、ベルリン自由大学客員研究員を経て現職。博士(政治学)
  • 内容紹介

    ハプスブルク帝国のイメージを刷新する労作!

    「ハプスブルク帝国に海軍はあったのか?
    海外に植民地を持っていたのか?」
    素朴な疑問を持つ人は多い。

     近代のハプスブルク帝国から受けるイメージは、
    内陸部に広大な領土を有し、多様な民族を統治する
    「大陸帝国」の姿である。
    そこには「植民地主義」や「海軍」といった言葉は
    そぐわないように見える。

     だが、ハプスブルク帝国は、
    世界を目指したヨーロッパという
    一団に属する大国であった。
    帝国主義という時代精神のなかで
    ハプスブルク帝国もその例外ではなかった。
    実際、ハプスブルク帝国は海外世界へアクセスする
    ための海軍と科学を自前で有し、世界へ、
    とくにインド洋から太平洋島嶼へは
    学術調査という特異な“進出”を展開していた。

     この帝国が海の外の世界とつながっていた実相を
    解明することで、従来の歴史学に見られる
    西の「海洋帝国」と東の「大陸帝国」という
    固定観念を打ち破る。
  • 著者について

    大井 知範 (オオイ トモノリ)
    おおいとものり
    明治大学、鳥取大学非常勤講師。1977 年生まれ。
    明治大学学院博士後期課程修了、明治大学政治経済学部助教、
    ベルリン自由大学客員研究員を経て現職。博士(政治学)。
    共著『ドイツ史と戦争
    ──「軍事史」と「戦争史」』彩流社(2011 年)。論文多数。

世界とつながるハプスブルク帝国―海軍・科学・植民地主義の連動 の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:大井 知範(著)
発行年月日:2016/10/15
ISBN-10:4779122651
ISBN-13:9784779122651
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:310ページ ※213,97P
縦:22cm
横:16cm
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