"ハイブリッドな親子"の社会学―血縁・家族へのこだわりを解きほぐす [単行本]
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"ハイブリッドな親子"の社会学―血縁・家族へのこだわりを解きほぐす [単行本]

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出版社:青弓社
販売開始日: 2016/09/26
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"ハイブリッドな親子"の社会学―血縁・家族へのこだわりを解きほぐす の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    代理出産、特別養子制度、里親、児童養護施設などの事例から、多様化し複雑化する昨今の“親子”事情を丁寧に腑分けして紹介し、それぞれの現状と問題点を指摘する。血縁や実親子だけを軸に家族を考えることの弊害を明らかにして、ハイブリッドな親子関係がもつ可能性を描き出す。
  • 目次

    はじめに 野辺陽子/松木洋人

    序章 「育児の社会化」を再構想する――実子主義と「ハイブリッドな親子関係」 松木洋人
     1 文化としての実子主義/歴史のなかの実子主義
     2 「育児の社会化」を再構想する――実子主義×家族主義の四象限
     3 三つのオプションのなかの実子主義と家族主義
     4 何が「育児の社会化」を阻むのか

    第1章 代理出産における親子・血縁 日比野由利
     1 代理出産の歴史――体外受精を用いた代理出産の登場と母子関係の変化
     2 商業的代理出産と生殖ツーリズム
     3 依頼者のための妊娠・出産
     4 他人の受精卵
     5 生物学的なつながりの優位
     6 エージェントの介入と依頼者による解除
     7 棄てられる子ども
     8 依頼女性――自分の卵子と第三者の卵子
     9 ゲイカップルの依頼者

    第2章 特別養子制度の立法過程からみる親子観――「実親子」と「血縁」をめぐるポリティクス 野辺陽子
     1 特別養子制度の親子観
     2 特別養子制度の立法の経緯と背景
     3 立法の論点:1――養親子の表象:戸籍の記載をめぐる議論
     4 立法の論点:2――実親子の法律関係をめぐる議論
     5 「実親子」と「血縁」をめぐるポリティクス

    第3章 「家族」のリスクと里親養育――「普通の家庭」というフィクション 和泉広恵
     1 里親制度の変遷
     2 被支援者としての「里親」の構築
     3 「家族」からみる里親制度
     4 「親」の役割と子どもの利益

    第4章 「施設養護」での育児規範の「理想形の上昇」――一九六〇年代後半から七〇年代前半を中心に 土屋 敦
     1 「新しい児童問題」の形成
     2 戦後における乳児院と児童養護施設の増加
     3 「施設養護」の子どもたちの出自
     4 「実子家族」への児童福祉の関心の薄さ
     5 「ホスピタリズム(施設病)」問題の形成
     6 一九六〇年代後半から七〇年代前半の「新しい児童問題」の興隆
     7 「育児の社会化」の四象限のなかの「施設養護」の現在的展開

    終章 〈ハイブリッド〉性からみる「ハイブリッドな親子」のゆくえ――融合・反転・競合 野辺陽子
     1 融合――「親子」の要素の分節/接合と解釈の政治
     2 反転
     3 競合――親子の序列化

    あとがき
  • 内容紹介

    代理出産、特別養子縁組制度、里親、児童養護施設などの事例から、多様化し複雑化する昨今の〈親子〉事情を丁寧に腑分けして紹介し、それぞれの現状と問題点を指摘する。そして、血縁や実親子だけを軸に家族を考えていく「こだわり」を丁寧に解きほぐす。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    野辺 陽子(ノベ ヨウコ)
    1970年、千葉県生まれ。高知県立大学地域教育研究センター講師。専攻は家族社会学、アイデンティティ論、マイノリティ研究

    松木 洋人(マツキ ヒロト)
    1978年、兵庫県生まれ。大阪市立大学大学院生活科学研究科准教授。専攻は家族社会学

    日比野 由利(ヒビノ ユリ)
    1973年、京都府生まれ。金沢大学大学院医薬保健研究域医学系助教。専攻は社会学、生命倫理学

    和泉 広恵(イズミ ヒロエ)
    1972年、京都府生まれ。日本女子大学人間社会学部准教授。専攻は家族社会学、福祉社会学、親子関係

    土屋 敦(ツチヤ アツシ)
    1977年、静岡県生まれ。徳島大学総合科学部社会学研究室准教授。専攻は医療社会学、家族社会学、歴史社会学
  • 著者について

    野辺 陽子 (ノベ ヨウコ)
    1970年、千葉県生まれ。高知県立大学地域教育研究センター講師。専攻は家族社会学、アイデンティティ論、マイノリティ研究。共著に『グローバル化時代における生殖技術と家族形成』(日本評論社)、論文に「非血縁親子における「親の複数性・多元性」の課題」(「比較家族史研究」第29号)など。

    松木 洋人 (マツキ ヒロト)
    1978年、兵庫県生まれ。大阪市立大学大学院生活科学研究科准教授。専攻は家族社会学。著書に『子育て支援の社会学』(新泉社)、共著に『越境する家族社会学』(学文社)など。

    日比野 由利 (ヒビノ ユリ)
    1973年、京都府生まれ。金沢大学大学院医薬保健研究域医学系助教。専攻は社会学、生命倫理学。著書に『ルポ 生殖ビジネス』(朝日新聞出版)、編著書に『グローバル化時代における生殖技術と家族形成』(日本評論社)など。

    和泉 広恵 (イズミ ヒロエ)
    1972年、京都府生まれ。日本女子大学人間社会学部准教授。専攻は家族社会学、福祉社会学、親子関係。著書に『里親とは何か』(勁草書房)、共著に『コミュニケーションの社会学』(有斐閣)、『現代日本の人間関係』(学文社)など。

    土屋 敦 (ツチヤ アツシ)
    1977年、静岡県生まれ。徳島大学総合科学部社会学研究室准教授。専攻は医療社会学、家族社会学、歴史社会学。著書に『はじき出された子どもたち』(勁草書房)、共著に『子どもと貧困の戦後史』(青弓社)、論文に「母子衛生行政の転換局面における「先天異常児」出生予防政策の興隆」(「三田学会雑誌」第102巻第1号)など。

"ハイブリッドな親子"の社会学―血縁・家族へのこだわりを解きほぐす の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:野辺 陽子(著)/松木 洋人(著)/日比野 由利(著)/和泉 広恵(著)/土屋 敦(著)
発行年月日:2016/10/07
ISBN-10:4787234072
ISBN-13:9784787234070
判型:B6
発売社名:青弓社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:200ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:254g
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