旅にとり憑かれたイギリス人―トラヴェルライティングを読む(MINERVA歴史・文化ライブラリー〈30〉) [全集叢書]
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旅にとり憑かれたイギリス人―トラヴェルライティングを読む(MINERVA歴史・文化ライブラリー〈30〉) [全集叢書]

窪田 憲子(編著)木下 卓(編著)久守 和子(編著)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2016/08/30
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旅にとり憑かれたイギリス人―トラヴェルライティングを読む(MINERVA歴史・文化ライブラリー〈30〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    島国に住むイギリス人は昔から海を渡り旅に出た。命の危険も顧みず、中世ではエルサレムの聖地巡礼に出掛け、大航海時代に入ると、帆船を繰り、競うように世界の果てに向かった。旅とともに生まれた、未知の探究の記録“トラヴェルライティング”は、文学の新ジャンルとして近年脚光を浴びている。本書は、十数名のトラヴェラーの足跡を記したトラヴェルライティングを読み解くことで、イギリスの文化と歴史の位相を浮かび上がらせる大胆な試み。
  • 目次

    序 章 冒険・蒐集・帝国(窪田憲子)
        ――英国トラヴェルライティングの諸相

     第Ⅰ部 拡張/反転する世界
    第1章 あれは幻の南方大陸か?(大田信良)
        ――ジェイムズ・クックの航海日誌
     1 拡張するヨーロッパ世界と航海家クック
     2 近代国民国家の形成とクックの諸航海
     3 オランダ・サイクルからイギリス・サイクルへの移行
     4 航海日誌、あるいは文化研究の更新?

    第2章 プラントハンターの旅行記(青木 剛)
        ――ロバート・フォーチュン、紅茶の苗を求めて中国を行く
     1 〈未知の地〉へ乗り込むプラントハンター
     2 トラヴェルライティングの実用性
     3 一般読者向けのトラヴェルライティング

    第3章 インド大反乱を見たメンサーヒブたち(大平栄子)
        ――ルース・クープランドの滞在記
     1 牧師の妻が遭遇したインドの大反乱
     2 大反乱についての歴史家たちの見解
     3 クープランドの滞在記
     4 ファニー・ドゥーベリーの体験記
     5 トラウマと神話創設

    第4章 異郷に故郷を重ねて(松井優子)
        ――スコットランドと旅のレトリック
     1 スコットランド発トラヴェルライティング
     2 高地旅行記の内と外
     3 『ブラックウッズ』誌と旅の物語

    第5章 インドへの愛憎と帝国主義批判(木下 卓)
        ――V・S・ナイポールのトラヴェルライティング
     1 カリブ海への旅
     2 インドへの旅
     3 イスラム圏への旅

     第Ⅱ部 自然の〈発見〉
    第6章 絶壁に立つ(久守和子)
        ――アルプス越えと〈崇高〉の誕生
     1 ジョン・デニスのエグベレット山登攀体験
     2 モンスニ峠を越え、谷底へ
     3 牧歌的風景と自然の脅威
     4 ホレス・ウォルポールの旅みやげ
     5 トマス・グレイの旅と、その後

    第7章 極地をめざす旅(武井博美)
        ――『フランケンシュタイン』から辿る探検家たちの栄光と挫折
     1 北へ南へ
     2 フィクションの題材となる極地探検
     3 栄光の代償

    第8章 ナイルの水源を求めて(岡倉登志)
       ――リヴィングストン博士の奥地探検を中心に
     1 アフリカ探検とは
     2 南アフリカにおける伝道と踏査の旅
     3 ナイル水源探求の旅
     4 第三期アフリカ遠征(1866―73年)

     第Ⅲ部 異文化との遭遇
    第9章 泣きわめく中世の女巡礼者(伊達恵理)
        ――マージェリー・ケンプ、聖地への旅
     1 ケンプ、波乱の半生とその伝記
     2 エルサレム・ローマ巡礼
     3 サンティアゴ・デ・コンポステラへの巡礼と異端審問
     4 ドイツへの旅
     5 聖俗の間を旅する

    第10章 「マホメットの楽園」を旅して(志渡岡理恵)
        ――メアリ・モンタギュとトルコの女性たち
     1 メアリ・モンタギュという女性
     2 古典、駆落ち、種痘
     3 後宮とモスリン

    第11章 アルフレッド・イーストと明治日本の出会い(中川僚子)
        ――ある風景画家の旅日記から
     1 風景画家、日記作者として
     2 旅の道連れ――リバティ、ホーム、側仕え兼料理人ヨシ
     3 半裸の人々と奥日光の天使

    第12章 ヴィクトリアンの日本見たまま(窪田憲子)
        ――イザベラ・バード『日本奥地紀行』を読む
     1 ヴィクトリア時代の数奇な旅人生
     2 プロのトラヴェルライターとして
     3 明治初期の日本に分け入ったバード
     4 ヴィクトリアンが日本を見ると

    索  引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    窪田 憲子(クボタ ノリコ)
    大妻女子大学短期大学部教授

    木下 卓(キノシタ タカシ)
    愛媛大学名誉教授

    久守 和子(ヒサモリ カズコ)
    フェリス女学院大学名誉教授
  • 出版社からのコメント

    地の果て、海の果てへ。中世の女巡礼者、クック船長、イザベラ・バード……旅とともに生まれた未知の探究の記録を読み解く。
  • 内容紹介

    島国に住むイギリス人は昔から海を渡り旅に出た。命の危険も顧みず、中世ではエルサレムの聖地巡礼に出掛け、大航海時代に入ると、帆船を繰り、競うように世界の果てに向かった。
    旅とともに生まれた未知の探究の記録〈トラヴェルライティング〉は、文学の新ジャンルとして近年脚光を浴びている。本書は、十数名のトラヴェラーの足跡を記したトラヴェルライティングを読み解くことで、イギリスの文化と歴史の位相を浮かび上がらせる大胆な試み。
  • 著者について

    窪田 憲子 (クボタ ノリコ)
    2016年8月現在大妻女子大学短期大学部教授

    木下 卓 (キノシタ タカシ)
    愛媛大学名誉教授

    久守 和子 (ヒサモリ カズコ)
    フェリス女学院大学名誉教授

旅にとり憑かれたイギリス人―トラヴェルライティングを読む(MINERVA歴史・文化ライブラリー〈30〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:窪田 憲子(編著)/木下 卓(編著)/久守 和子(編著)
発行年月日:2016/08/30
ISBN-10:4623077659
ISBN-13:9784623077656
判型:B6
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:331ページ ※326,5P
縦:20cm
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