「まいっか」というだけで幸せになる―哲学者 小川仁志の教え [単行本]

「まいっか」というだけで幸せになる―哲学者 小川仁志の教え の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  日常生活でよく使われている言葉を哲学してみました。言葉の意味をよく考えてみるとなんだか愛おしく思えてきます。本書ではその愛おしさを「哲訳」で表現しました。「哲訳」することは、あまりよく知らなかった人と話してみることで、親近感がわくのに似ています。

• 目次

  Part1 ふわふわ、ひらひら
  
  010 遠慮がちに、相手の懐に入る言葉は、
  すんなりと受け入れてもらえる
  
  012 そっと背中を押してくれる
  よろしければ
  015 心を癒やしてくれる
  懐かしい
  018 誠意を見せることができる
  できるだけ
  021 喜びを表現することができる
  やったー！
  024 真っ先に思いを伝えることができる
  なんとなく
  027 いい関係を維持できる
  まぁまぁ
  030 納得してもらえる
  どうも
  033 日常が生きやすくなる
  ちょっとだけ
  036 人生を肯定することができる
  考えてみれば
  039 気にしてもらえる
  別に
  042 納得がいく
  そっとしておいて
  045 安らぎあふれる空気をもたらす
  お疲れ様
  048 お灸を据えることができる
  ちょっといいかな？
  051 反省を迫る
  ほらね
  
  Part2 ぽつぽつ、ぼそぼそ
  
  056 小さなつぶやきにも、
  切実なメッセージが込められている
  
  058 生きるのが楽になる
  まいっか
  061 積極的に物事に取り組める
  一応
  064 一歩一歩前に進むことができる
  そんな馬鹿な
  067 あきらめがつく
  つまんないの
  070 願望が明確化する
  いいなぁ
  073 勢いがつく
  あとは気合
  076 夢を抱いて生きていける
  そのうちね
  079 病気がよくなる
  お大事に
  082 なんとかする
  参ったね
  085 相手を傷つけずに断ることができる
  メールして
  088 嫌な気持ちを解消する
  感じ悪い
  091 かっこよく聞こえる
  次はないから
  094 感謝の気持ちを言葉にできる
  いただきます
  097 相手を引きつけることができる
  実は
  
  
  
  Part3 かちかち、ずばずば
  
  102 ストレートに表現することで、
  結果のいかんにかかわらず賞賛される
  
  104 相手をタジタジにする
  どういう意味？
  107 気まずくなる
  失礼ですが
  110 呼吸を整えることができる
  どうして？
  113 願いを聞いてもらえる
  一生のお願い
  116 相手がノーといえなくなる
  いうまでもなく
  119 発言が止まる
  シーッ！
  122 もう一度だけ信じてもらえる
  信じてください
  125 相手を納得させることができる
  というわけで
  128 闘志がわいてくる
  運がいいですね
  131 ガス抜きになる
  よくいうよ
  134 賢く生きることができる
  無難だ
  137 自分の感覚を確かめる
  相当だね
  140 周囲がなごやかになる
  さむっ！
  143 相手を敬遠する
  ウザい
  
  
  
  Part4 くねくね、たらたら
  
  148 曖昧な表現をすることによって、
  相手にこちらの真意を考えてもらう
  
  150 人を見る目が磨かれる
  あなどれない
  153 幸福に日常を送れる
  またね
  156 踏ん張ることができる
  死にそう
  159 逆境を乗り越えることができる
  だからこそ
  162 身構える
  なにしろ
  165 コントロールできない人生に納得がいく
  おかげで
  168 すっきりする
  どうでもいいことなんだけど
  171 ワクワクする
  つまらないものですが
  174 かわいがられる
  勉強になります
  177 おさまりがつく
  残念な感じ
  180 グイッと引き込むことができる
  そこがミソなの
  183 対立を防げる
  そうでもない
  186 秘密の拡散に歯止めがかかる
  ここだけの話
  189 喜びを得られる
  しっくりこない
  
  
  
  Part5 くるくる、きらきら
  
  194 みんなを軽やかに巻き込んで、
  輝かせることができる
  
  196 自分の状態が確認できる
  たまんないね
  199 本題を引き立てる
  ちなみに
  202 平凡な人生を楽しめる
  ヤバい
  205 最高の気分にすることができる
  ばっちり
  208 望みをつなげる
  お手上げ
  211 間違いを避けることができる
  ということは？
  214 皆がついてくる
  じゃあこうしよう
  217 丸く収まる
  そういうことにしておこう
  220 幸福な気分に浸る
  やわらか～い
  223 新しい美の基準を生み出す
  かわいい
  226 光栄な気持ちになる
  たべちゃいたい
  229 何事をも成し遂げることができる
  キミならできる
  232 肯定してあげることができる
  ありでしょ
  235 矜持を保つ
  これでチャラ

• 内容紹介

  日常の言葉を哲学すると「自分の暮らしを見つめる視点」がガラッと切り替わります。本書が、あなたの心を晴れ晴れとさせます。私たちが日ごろ何気なく使っている言葉も、それなりに意味があって選ばれているのです。どんな短い表現であっても、決して無意味に口走っているわけではありません。本書ではその言葉を「哲訳」で表現しています。「哲訳」とは、やさしい言葉で哲学的な本質を考えるということです。「哲訳」することで、今まで気づかなかったその言葉の一面が感じられるようになり、幸せな気分を味わえるゆっくり読みたい１冊です。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  小川 仁志(オガワ ヒトシ)
  哲学者。１９７０年、京都府生まれ。山口大学国際総合科学部准教授。京都大学法学部卒業後、伊藤忠商事に入社。退職後、４年間のフリーター生活を経て、名古屋市役所に入庁。市役所勤務の傍ら名古屋市立大学大学院にて博士号を取得。徳山工業高等専門学校准教授、プリンストン大学客員研究員を経て現職。「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。専門は公共哲学、政治哲学

• 著者について

  小川 仁志 (オガワ ヒトシ)
  哲学者。1970年、京都府生まれ。山口大学国際総合科学部准教授。京都大学法学部卒業後、伊藤忠商事に入社。退職後、4年間のフリーター生活を経て、名古屋市役所に入庁。市役所勤務の傍ら名古屋市立大学大学院にて博士号を取得。徳山工業高等専門学校准教授、プリンストン大学客員研究員を経て現職。「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。専門は公共哲学、政治哲学。『仕事が変わる哲学の教室』（KADOKAWA）『世界のエリートが学んでいる教養としての日本哲学』（PHP研究所）他、著書多数。

「まいっか」というだけで幸せになる―哲学者 小川仁志の教え の商品スペック