詩人が読み解く自民党憲法案の大事なポイント―日本国憲法/自民党憲法改正案全文掲載 [単行本]

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    • 詩人が読み解く自民党憲法案の大事なポイント―日本国憲法/自民党憲法改正案全文掲載 [単行本]

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詩人が読み解く自民党憲法案の大事なポイント―日本国憲法/自民党憲法改正案全文掲載 [単行本]

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出版社:その他
販売開始日: 2016/08/15
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詩人が読み解く自民党憲法案の大事なポイント―日本国憲法/自民党憲法改正案全文掲載 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    詩人が、現行憲法と自民党改正案との違いを、その「言葉」から丁寧に読み解き、底流に隠された「危ない」思想をあぶり出す。
  • 目次

    まえがき

    1「主語」を補って「動詞」を読む
    現行憲法の主語は?
    国家権力の暴走

    2「主語」か「テーマ」かを考える
    「思想」の押しつけ
    「保障しない」と「保証しない」
    とりかえしのつかない「現実」

    3 日本国は主語か主題か
    現行憲法と比較する

    4「改変」の細部を見落とすな
    震源は「政府」にある
    国が国民より優先されていないか
    社会秩序の混乱とは

    5 動詞に注目して読む
    「事実」を言い回しで隠す
    「元首」とは何か?

    6 動詞の位置の変化を知る
    安全保障
    徴兵制の定義

    7 憲法の読み方、安倍首相の論理の欠陥
    政府の暴走
    主語は国民か国か

    8 主語によって改正か改悪かが違う
    隠されている「国」という主語
    文体が「能動」から「受動」へ
    さまざまな「個」の存在
    「国民固有」の「固有」の削除

    9 政府は何を隠しているのか
    思想の自由化
    権利の保障
    支配しようとする「思想」

    10「美しいことば」に隠された事実を点検する
    教育環境の整備
    巧妙な「禁止」の削除
    微妙なことばの挿入
    「テーマ性」を隠す
    職務上の遂行
    「内閣」以外の「行政権」
    「文民」と「軍人」

    11 ずるい文体は憲法のあいまいさを作り出す
    緊急事態の主語
    憲法の中の乱暴な「文体」
    最高法規の削除
    憲法はだれが守るのか、尊重するのか
    「改正」手順の罠

    12 憲法改正は本当に必要か?
    静かすぎる選挙
    マスコミが報道しない真実
    党首の公開討論

    あとがき
    日本国憲法 全文
    日本国憲法改正案 全文
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    谷内 修三(ヤチ シュウソ)
    1953年生まれ。76年現代詩手帖賞。詩集に『The Magic Box』(福岡県詩人賞)、『逆さまの花』(中新田文学賞)など
  • 出版社からのコメント

    自民党憲法改正草案を
    丁寧に読み解き、底流に隠された
    危ない思想をあぶり出す。
  • 内容紹介

    *学校では教えてくれない
    *マスコミも伝えない
    *基本的人権がなくなる
    *国家のために犠牲を強いる

    条文ごとに現憲法と自民党草案を比較し、権力の恣意的な解釈運用で人権や国民の自由を制限できる仕掛けを明らかにしている。 (木島 章氏、書評より)


    まえがき

     秘密保護法案、戦争法案(安保関連法案)が強行採決され、次は「憲法改正」が争点になるといわれた二〇一六年七月の参院選。もし、憲法が変わってしまったら、私の日常はどう変わるんだろう。
     自民党「日本国憲法改正草案」(平成二十四年四月二十七日決定)とはどんな内容なのか。「緊急事態条項」など断片的に見聞きしていたが、全体の姿は知らなかった。参院選の前に、読んでみた。

     私は詩を書いたり、読んだりしている。憲法が変わっても、いまと同じように、好き勝手が書けるかどうか。第十九条が気になった。「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」(現行憲法)が「思想及び良心の自由は、保障する。」(自民党改正草案)になっている。「保障する」というのは、どういうことだろう。「侵してはならない」と「保障する」はどう違うのか。
     私は憲法学者でも法律家でもない。法律用語は知らない。私が日常つかっていることばを動かしながら、そこに書かれていることを読んだ。現行憲法と比較しながら、詩を読むときと同じように、「述語(動詞)」に注目し、日常と結びつけてみた。自分が理解している事実と結びつけてみた。
     すると「現行憲法」からかけ離れた、とても危険なものが見えてきた。いままでの日常とは違うものが見えてきた。
    「緊急事態」が起きたらどうするかも大事だが、日常の日々も大事。ふつうの暮らしの方が緊急事態よりも時間が長い。それが、じわじわと見えにくい形で変わっていくようで、とても不気味だ。そのことを書こうと思った。

     私は、あくまで日常のことばで「憲法改正草案」を読んだ。憲法学者、法律家、政治家からみると、あいまいで、奇妙な内容かもしれない。けれど、もしかすると「専門家」が見過ごしている問題に触れているかもしれない。「無知」な人間だけがつまずく「石」があるかもしれない。

  • 著者について

    谷内修三 (ヤチ シュウソ)
    一九五三年生まれ。七六年現代詩手帖賞。詩集に『The Magic Box』(福岡県詩人賞)、『逆さまの花』(中新田文学賞)、『天辺』『最上の愉悦』『ピック、パック、ポック、パック。』『注釈』など。評論集に『詩を読む 詩をつかむ』『谷川俊太郎の「こころ」を読む』『リッツォス詩選集(中井久夫との共著)』。

詩人が読み解く自民党憲法案の大事なポイント―日本国憲法/自民党憲法改正案全文掲載 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ポエムピース
著者名:谷内 修三(著)
発行年月日:2016/08/15
ISBN-10:4908827044
ISBN-13:9784908827044
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:239ページ
縦:19cm
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