連邦制の逆説?―効果的な統治制度か [単行本]
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連邦制の逆説?―効果的な統治制度か [単行本]

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出版社:ナカニシヤ出版
販売開始日: 2016/10/22
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連邦制の逆説?―効果的な統治制度か [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    連邦制は対立と分離をもたらす統治制度なのか。あるいは対立を解消し、統合をもたらすものなのか。統合と分離という二つのベクトルに注目しながら、現代におけるその意義を問う。過去から近年の連邦制国家や地方分権化を進めた国家の政治動向について比較研究を行い、それらがいかなる「連邦制の効果」を有していたのかについて検討した。
  • 目次

     序 章 連邦制は効果的な統治制度か

    第Ⅰ部 理論編

     第1章 連邦制と民主主義
           ――「連邦制の効果」についての比較研究に向けて

     第2章 連邦制と民族紛争の計量分析
           ――研究の進展と課題・展望

     第3章 連邦共和国の形成
           ――連邦主義とアメリカ革命

     第4章 EUと連邦主義
           ――フェデラル・ヨーロッパの行方

     コラム① 国際法からみた地域の分離独立

    第Ⅱ部 事例編

     第5章 ベルギーにおける多極共存型連邦制の効果
           ――2014年の連立交渉を中心に

     第6章 スペインにおける自治州国家制の導入とその効果

     第7章 イギリスにおける連邦的解決をめぐる政治とスコットランド
           ――安定か不均衡な連合の継続か

     第8章 中央集権的な連邦制下の分権的政党
           ――オーストリアにおける連邦制と州政治の変容

     第9章 連邦国家か国家連合か
           ――「複雑な生き物」オーストリア=ハンガリー

     第10章 ロシアにおける連邦制の変容とその効果

     第11章 ボスニア・ヘルツェゴヴィナにおける民族対立と連邦制
           ――固定化された対立と国際社会の対応

     コラム② ウクライナ
     コラム③ ユーゴスラヴィア崩壊

     第12章 マレーシアにおける一党優位体制とハイブリッドな連邦制

     第13章 インドネシアの連邦制なき「世界一の地方分権化」

     第14章 途上国での分権改革は難しいのか?
           ――フィリピンの事例からの考察

     コラム④ 少数民族と天然資源
            ――ミャンマーでの連邦制をめぐる議論

     第15章 カナダ連邦制と憲法秩序の再編
           ――ケベック・ナショナリズムに与える効果

     第16章 アメリカにおける連邦制の成立と発展
           ――20世紀後半の都市コミュニティと福祉政策をめぐるその効果


     あとがき
     索引〔人名/事項〕
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    松尾 秀哉(マツオ ヒデヤ)
    1965年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、北海学園大学法学部教授。ヨーロッパ政治、比較政治学専攻

    近藤 康史(コンドウ ヤスシ)
    1973年生まれ。名古屋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。現在、筑波大学人文社会系准教授。政治学・イギリス政治専攻

    溝口 修平(ミゾグチ シュウヘイ)
    1978年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。博士(学術)。現在、中京大学国際教養学部准教授。比較政治学、ロシア政治専攻

    柳原 克行(ヤナギハラ カツユキ)
    1971年生まれ。立命館大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。現在、大同大学教養部人文社会教室准教授。政治学、カナダ政治専攻
  • 出版社からのコメント

    連邦制は対立と分離をもたらすのか、対立を解消し統合をもたらすのか。統合と分離という二つのベクトルに注目し、連邦制の意義を問う
  • 著者について

    松尾 秀哉 (マツオ ヒデヤ)
    1965年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、聖学院大学政治経済学部教授。ヨーロッパ政治・比較政治学専攻。『ベルギー分裂危機――その政治的起源』(明石書店、2010年)、『模索する政治――代表制民主主義と福祉国家のゆくえ』(分担執筆、ナカニシヤ出版、2011年)、他。

    近藤 康史 (コンドウ ヤスシ)
    1973年生まれ。名古屋大学大学院法学研究科博士課程修了。政治理論・比較政治学専攻。筑波大学大学院人文社会学研究科准教授。『左派の挑戦――理論的刷新からニュー・レイバーへ』(木鐸社、2001年)、『個人の連帯――「第三の道」以後の社会民主主義』(勁草書房、2008年)、『社会保障と福祉国家のゆくえ』(共編、ナカニシヤ出版、2011年)、ほか。

    溝口 修平 (ミゾグチ シュウヘイ)
    東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。中京大学国際教養学部准教授。国際政治史。『オーストリア=ハンガリーとバルカン戦争』(法政大学出版局)、ほか。

    柳原 克行 (ヤナギハラ カツユキ)
    立命館大学大学院法学研究科博士後期課程修了。大同大学教養学部人文社会教室准教授。『模索する政治』(分担執筆、ナカニシヤ出版)、ほか。

連邦制の逆説?―効果的な統治制度か [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ナカニシヤ出版 ※出版地:京都
著者名:松尾 秀哉(編)/近藤 康史(編)/溝口 修平(編)/柳原 克行(編)
発行年月日:2016/10/11
ISBN-10:4779511054
ISBN-13:9784779511059
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:318ページ
縦:22cm
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