「講」研究の可能性〈3〉 [単行本]
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「講」研究の可能性〈3〉 [単行本]

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出版社:慶友社
販売開始日: 2016/10/06
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「講」研究の可能性〈3〉 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「講」研究を、日本社会を貫く人的結合の特質を探る有力な鍵と捉え、そうした視座から「講」の広範かつ多様な実態に迫り、それらが担ってきた役割・意義の再考をめざす論文集の第三弾。
  • 目次

    目  次 
     叙  文……………………………………………………………………………………………………長谷部八朗  7
    編纂の経緯  7
    各論攷の要旨  12
    第一部 論 集 篇
    Ⅰ 高取正男の「カヤカベ教」論
    高取正男の研究軌跡にみる「カヤカベ教」調査の持つ意味……長谷部八朗  28
    はじめに  28
    一 「隠れ念仏」および「カヤカベ教」の概観  32
    二 高取の「仏教の土着化」論からみた「カヤカベ教」論  42
    三 「カヤカベ教」調査を契機とする高取の研究スタンスの変化  52
    おわりに  70
    Ⅱ 日本仏教、修験道と講
    日本仏教の講にとっての近世と近代…………………………………………………高山 秀嗣  82
    ──浄土真宗の事例を中心に──
    はじめに  82
    近世以前の講について  83
    近世における講の展開  84
    近世の講の特色  89
    本願寺派の最勝講について  90
    近代初頭における講  94
    大谷派の相続講について  99
    まとめにかえて──近世と近代の講を比較して──  105
    修験者による霊山登拝講の結成過程………………………………………………関 敦啓  117
    ──本明院普寛の事蹟と御嶽講結成過程から──
    はじめに  117
    一 本明院普寛の来歴について  119
    二 江戸表での動向と、行法伝授からみた活動  137
    三 本明院普寛の宗教性 霊山ネットワークとしての宗教者による講的集団の構築  147
    まとめにかえて  160
    Ⅲ 民俗信仰・民間信仰を背景とする、寺社と講
    答志の漁業と信答講………………………………………………………………………………髙木 大祐  165
    ──漁業民俗と講の相関をめぐって──
    はじめに  165
    一 答志地区の概況  167
    二 答志の八幡祭り  170
    三 答志地区の青峯山信仰  173
    四 漁の仲間による参拝習俗──タコツボ漁師の豊川参拝  176
    五 講による寺院参拝──信答講  179
    六 答志の漁業民俗と信答講  184
    おわりに  186
    城峰神社(矢納)のオイヌサマ信仰と城峰講………………………………西村 敏也  189
    はじめに  189
    一 城峰神社  190
    二 春祭りと城峰講のオイヌガエ  198
    三 城 峰 講  202
    おわりに  213
    稲荷講の展開……………………………………………………………………………………………牧野 眞一  219
    ──初午とキツネをめぐって──
    はじめに  219
    一 稲荷と初午  220
    二 稲荷信仰とキツネ  234
    おわりに  244
    第二部 公開シンポジウム報告篇
    講集団の存続……………………………………………………………………………………………石本 敏也  250
    ──講研究会第一回公開シンポジウム「歴史のなかの講と宗教」──
    一 講研究会第一回公開シンポジウム「歴史のなかの講と宗教」概要  250
    二 シンポジウムの視角  251
    三 揺れをもつ集団  252
    四 集団のあり方  257
    五 各パネル内容  261
    六 小  括  264
    蓮如期までの報恩講と教化…………………………………………………………………高山 秀嗣  267
    はじめに  267
    〈浄土真宗〉登場までの講  268
    初期〈浄土真宗〉と講──親鸞から覚如へ──  270
    〈浄土真宗〉発展要因としての講──蓮如期の教化をとおして──  274
    〈浄土真宗〉における講の特徴  278
    近世里修験の行者講の呼称と執行をめぐる諸問題……………………久保 康顕  285
    はじめに  285
    一 呼称の変化をめぐって  287
    二 近世行者講の執行形態をめぐる問題  294 
    三 近世行者講の様相をめぐって──まとめにかえて──  306
    課題と展望  308
    近世における高野山参詣の形態………………………………………………………村上 弘子  313       ──その講的性格──
    はじめに  313
    一 龍光院「武州登山帳」の分析  315
    二 高野山における供養  330
    三 近世における高野山参詣  338
    むすびにかえて  340
    神宮教・神宮奉斎会における神風講社…………………………………………武田 幸也  344
           ──伊勢講の近代的再編の一つとして──
    はじめに  344
    一 神宮教の成立と神風講社  348
    二 神宮奉斎会の成立と神風講社の再編成  357
    三 大正から昭和前期における神宮奉斎会から戦後の変化へ  366
    おわりに  372
    あとがき………………………………………………………………………………………………………………………………382
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    長谷部 八朗(ハセベ ハチロウ)
    1950年生れ。駒澤大学教授
  • 出版社からのコメント

    「講」研究を、日本社会を貫く人的結合の特質を探る有力な鍵と捉え、「講」の広範かつ多様な実態に迫る論文集の第三弾。
  • 内容紹介

    「講」研究を、日本社会を貫く人的結合の特質を探る有力な鍵と捉え、そうした視座から「講」の広範かつ多様な実態に迫り、それらが担ってきた役割・意義の再考をめざす、『「講」研究の可能性』、『「講」研究の可能性Ⅱ』につづく論文集の第三弾。「講研究会」主催・第一回公開シンポジウムの内容の一部も成稿・収録されている。
  • 著者について

    長谷部八朗 (ハセベハチロウ)
    長谷部八朗(ハセベハチロウ)1950年 埼玉県生まれ。慶應大学商学部卒業。駒澤大学大学院人文科学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学。現在 駒沢大学仏教学部教授。〔主要論著〕『祈祷儀礼の世界―カミとホ、トケの民俗誌』(名著出版、1992年)、「民衆宗教史と仏教」(『岩波講座 宗教3 宗教史の可能性』岩波書店、2004年)、「「土着化」論より見た宗教交渉史研究―桜井徳太郎の所説をめぐって―」(『宗教史とは何か』上(宗教史学論叢)、リトン、2008年)ほか。『[講]研究の可能性』(慶友社2013年)、。『[講]研究の可能性Ⅱ』(慶友社2014年)

「講」研究の可能性〈3〉 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶友社
著者名:長谷部 八朗(編著)
発行年月日:2016/10/06
ISBN-10:4874490743
ISBN-13:9784874490747
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:384ページ
縦:22cm
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