エスの系譜―沈黙の西洋思想史(講談社学術文庫) [文庫]
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エスの系譜―沈黙の西洋思想史(講談社学術文庫) [文庫]
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エスの系譜―沈黙の西洋思想史(講談社学術文庫) [文庫]

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出版社:講談社
販売開始日: 2016/10/13
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エスの系譜―沈黙の西洋思想史(講談社学術文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「考える」あるいは「思う」という事象に主語はあるのか。「思われること」は本当に「私に思われ」ているのか。この問いに対する哲学者たちの近代以降の悪戦苦闘。ニーチェやフロイト、シェリングやフィヒテは、沈黙する「エス=それ」の淵源を見出したのか。「人」「言語」あるいは「普遍的なもの」とも呼ばれるものを巡る探求史。
  • 目次

    はじめに

    プロローグ――エスを奪い合う者たち
    邂逅/確執

    第一章 エスの問題圏
    フロイトとニーチェ/ニーチェの因果性批判/ランボーの反抗/「絶対的に近代的」であること/デカルトの問い/非人称の「思われること」へ

    第二章 エスの淵源を求めて
    「神なる自然」とゲーテ/フィヒテの課題/近代の逆説/シェリング来都/フォイエルバッハの示唆/端緒としてのリヒテンベルク/ビスマルクのエス/ハルトマンという桎梏/フロイトとハルトマン/「台無しにされたショーペンハウアー」

    第三章 変貌するエス
    「自然の精神化」と「自然の物質化」/ヘルムホルツからマッハへ/ルナンの二面性/ドレフュス事件とエス/スーリー、そしてエクスナー/ユダヤ人とは誰なのか/遺伝する「エスの経験」/「世界霊」としてのエス/ジェイムズと心霊主義/ユングとの葛藤/獲得形質の遺伝/シュタイナーとゲーテの出会い/シュタイナーとハルトマン/シュタイナーのエス

    第四章 エスへの抵抗
    カール・クラウス登場/抵抗するローゼンツヴァイク/ブーバーの「君」とエス/「始源語」としてのエス/ウィーン学団のエス/ラッセルによる仲介/ヴィトゲンシュタインのエス/ハイデガーのエス/『モーセという男と一神教』へ/伝承するエス、伝承されるエス/エスの稲妻

    エピローグ――「エスの系譜」のゆくえ
    メルロ=ポンティと「沈黙」/ルソーからレヴィ=ストロースへ/ドゥルーズのほうへ/傷をもつ者

    あとがき
    書 誌
    学術文庫版あとがき
    関連年表

    解説 来るべき本文――十九世紀という問題(國分功一郎)
  • 出版社からのコメント

    <それ=エス>とは「何か」なのか。ニーチェ、フロイト、フィヒテ、シェリング……、その作用に気づいた近代以降の哲学の悪戦苦闘。
  • 内容紹介

    「なぜか分からないがそうしてしまった」、「まるで自分ではない何かにやらされているようだった」……。こうした話は作家や芸術家の創作についてよく聞かれるが、日常の中にも同様の経験があるのは誰もが知っていることだろう。みずからの行動の原動力だったことは明らかなのに、それが何なのかは明言できないもの。その得体の知れない力を示すために着目されたのが、ドイツ語の代名詞「es(エス)」だった。

    [本書の内容]
    はじめに

    プロローグ――エスを奪い合う者たち
    邂逅/確執

    第一章 エスの問題圏
    フロイトとニーチェ/ニーチェの因果性批判/ランボーの反抗/「絶対的に近代的」であること/デカルトの問い/非人称の「思われること」へ

    第二章 エスの淵源を求めて
    「神なる自然」とゲーテ/フィヒテの課題/近代の逆説/シェリング来都/フォイエルバッハの示唆/端緒としてのリヒテンベルク/ビスマルクのエス/ハルトマンという桎梏/フロイトとハルトマン/「台無しにされたショーペンハウアー」

    第三章 変貌するエス
    「自然の精神化」と「自然の物質化」/ヘルムホルツからマッハへ/ルナンの二面性/ドレフュス事件とエス/スーリー、そしてエクスナー/ユダヤ人とは誰なのか/遺伝する「エスの経験」/「世界霊」としてのエス/ジェイムズと心霊主義/ユングとの葛藤/獲得形質の遺伝/シュタイナーとゲーテの出会い/シュタイナーとハルトマン/シュタイナーのエス

    第四章 エスへの抵抗
    カール・クラウス登場/抵抗するローゼンツヴァイク/ブーバーの「君」とエス/「始源語」としてのエス/ウィーン学団のエス/ラッセルによる仲介/ヴィトゲンシュタインのエス/ハイデガーのエス/『モーセという男と一神教』へ/伝承するエス、伝承されるエス/エスの稲妻

    エピローグ――「エスの系譜」のゆくえ
    メルロ=ポンティと「沈黙」/ルソーからレヴィ=ストロースへ/ドゥルーズのほうへ/傷をもつ者

    あとがき
    書 誌
    学術文庫版あとがき
    関連年表

    解説 来るべき本文――十九世紀という問題(國分功一郎)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    互 盛央(タガイ モリオ)
    1972年、東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。言語論・思想史。現在、講談社勤務。著書に『フェルディナン・ド・ソシュール』(作品社。和辻哲郎文化賞、渋沢・クローデル賞)、『言語起源論の系譜』(講談社。サントリー学芸賞)などがある

エスの系譜―沈黙の西洋思想史(講談社学術文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:互 盛央(著)
発行年月日:2016/10/11
ISBN-10:4062923858
ISBN-13:9784062923859
旧版ISBN:9784062165495
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:333ページ
縦:15cm
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