文庫 昭和二十年全13巻函入セット(草思社文庫-昭和二十年) [文庫]
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文庫 昭和二十年全13巻函入セット(草思社文庫-昭和二十年) [文庫]

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出版社:草思社
販売開始日: 2016/10/04
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文庫 昭和二十年全13巻函入セット(草思社文庫-昭和二十年) の 商品概要

  • 目次

    第1巻 重臣たちの動き 1月1日~ 2月10日
    一月、米軍はフィリピンを進撃中であり、本土は B29 の空襲にさらされ、
    日本の運命は風前の灯にあった。近衛、木戸、東条はこの正月をどう迎え、戦況をどう考えたか。

    第2巻 崩壊の兆し 2 月13日~ 3月19日
    三菱の名古屋の航空機工場への空襲と工場疎開、豪雪に苦しめられる東北
    の石炭輸送、本土決戦への陸軍の会議、社会各層で徐々に忍びよる崩壊の
    兆しを描く。

    第3巻 小磯内閣の倒壊 3 月20日~ 4 月4日
    内閣は謎の中国人、繆斌をめぐり対立、倒閣へと向かう。戦争終結構想、
    マルクス主義者の動向、硫黄島の戦い、岸信介の暗躍など、転機の三月、四月を描く。

    第4巻 鈴木内閣の成立 4月5日~ 4月7日
    だれもが徳川の滅亡と慶喜の運命を、今の日本と重ね合わせる。開戦時の
    海軍の弱腰はなぜか。組閣人事で奔走する要人たちと四月五日から七日の
    状況を描く。

    第5巻 学生の勤労動員と学童疎開 4 月15日
    工場や疎開地での悲喜交々の毎日……。戦争末期の生徒・児童の日常生活
    をいきいきと描いた巻。ほかに風船爆弾や熱線追尾爆弾などの特殊兵器開
    発の詳細にも触れる。

    第6巻 首都防空戦と新兵器の開発 4 月19日~ 5月1日
    前半は厚木航空隊の若き飛行機乗りたちの奮戦を描き、後半はドイツから
    の技術援助の経緯と電波兵器、ロケット兵器、人造石油、松根油等の新兵
    器開発の状況を描く。

    第7巻 東京の焼尽 5月10日~5月25日
    五月二十四、二十五日の最後の東京への大空襲で街は灰燼に帰した。ベ
    ルリンは陥落して、孤立する日本はソ連に和平仲介を求めるしかないのか。
    政府・軍部に秘策はあるのか。

    第8巻 横浜の壊滅 5 月26日~ 5月30日
    五月末、東京に続く横浜への爆撃で市街は灰燼に帰す。刑務所内には横浜
    事件の被告たちがいた。清沢洌の死や木戸幸一追放の画策。この戦争はな
    ぜ食い止められなかったのか。

    第9巻 国力の現状と民心の動向 5月31日~ 6月8日
    米も塩も石炭もない。海上輸送は壊滅状態となり、航空機の生産は水増し
    して発表される。新官僚たちが作った「国力ノ現状」の報告書を中心に六月
    初旬の日本を描く。

    第10巻 天皇は決意する 6月9日
    天皇は何を考えているのか。その日常と言動、さらには態度決定の仕組み
    など、戦争終結へ向かうまでの核心部分に迫った天皇論。沖縄で絶望的な
    戦いがつづく六月。

    第11巻 本土決戦への特攻戦備 6月9日~ 6月13日
    六月上旬、梅津美治郎、長谷川清、木戸幸一らの言上により天皇は戦う方途
    は、もうこれ以上はないと悟る。他に桜花などの特攻兵器開発の経緯と現状。

    第12巻 木戸幸一の選択 6月14日
    内大臣木戸がこれまで戦争回避をいかに妨害してきたか。開戦直前の山本
    五十六による避戦工作秘話などを含め、和平政策への転換を迎えた国内事情を描く。

    第13巻 さつま芋の恩恵 7月1日~7月2日
    七月初頭の日本。市民から南太平洋の兵士たちまでの食糧事情と飢えを
    しのいださつま芋栽培、ビルマからの厳しい撤退戦、地方都市への空襲、
    対ソ和平交渉の進捗など。
  • 内容紹介

    『昭和二十年』は日本が未曾有の試練に見舞われ、多くの死者を出した
    太平洋戦争最後の一年を一月一日から十二月三十一日まで、時の推移に従って、
    日本の全社会がどのように動いたかを描く巨大ノンフィクションである。

    八月十五日までを第一部とし、それ以降を第二部とする。
    登場するのは天皇から政府要人、軍部、兵士から文人、学者、一般庶民、子供たちまで。
    多くの回想録や記録類、史料をもとに著者鳥居民氏が一九八五年の第一巻刊行以来、
    二十七年かけて第十三巻七月二日までを独力で書き上げたが、
    二〇一三年一月著者急逝のため未完に終わった。

    ただし残された十三巻はそれだけでも十分に面白く、史書として価値があり、
    類書にない卓抜な視点、知られざるエピソードに満ちており、
    昭和史を考えるための重要な書としていまだに多くの読者、研究者に読まれている。
    今後も本書の提示した問題意識はますますその輝きを増すだろう。
  • 著者について

    鳥居 民 (トリイ タミ)
    鳥居 民(とりい・たみ)
    1928 年(昭和3年)、東京牛込に生まれ、横浜に育つ。横浜一中、水産講習所を経て台湾政治大学へ留学。台湾独立運動に関わる。帰国後『台湾青年』誌に鄭飛龍ほかのペンネームで多数の論文を発表。現代中国史、日本近現代史研究家。本書『昭和二十年』執筆には1975年ごろから準備し40年ほどを費やした。親左翼的な史観にとらわれていた歴史研究に、事実と推論をもって取り組む手法で影響を与える。2013年1月急逝。享年八十四。『昭和二十年』は13巻をもって未完の完結となる。
    著書に、『毛沢東 五つの戦争』『周恩来と毛沢東』『日米開戦の謎』『原爆を投下するまで日本を降伏させるな』『近衛文麿「黙」して死す』(以上、草思社刊)などがある。

文庫 昭和二十年全13巻函入セット(草思社文庫-昭和二十年) の商品スペック

商品仕様
出版社名:草思社
著者名:鳥居 民(著)
発行年月日:2016/10
ISBN-10:4794222270
ISBN-13:9784794222275
判型:規大
発売社名:草思社
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:5160ページ
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