人質司法に挑む弁護―勾留からの解放(期成会実践刑事弁護叢書) [単行本]
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人質司法に挑む弁護―勾留からの解放(期成会実践刑事弁護叢書) [単行本]

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出版社:現代人文社
販売開始日: 2016/10/14
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人質司法に挑む弁護―勾留からの解放(期成会実践刑事弁護叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    前書『保釈をめざす弁護』から10年。収録事例を一新。2度にわたり勾留されたろくでなし子さんのインタビューとイラストも収録。被疑者・被告人を身体拘束から解放するために、弁護士には何ができるのか。
  • 目次

    ■ドキュメント●勾留請求却下事件
    1.窃盗未遂事件
    2.強制わいせつ致傷事件
    3.出入国管理法違反事件
    コラム 勾留請求却下を求める際の,土日休日の対応方法
    コラム 被疑者補償規程について
    コラム 事例紹介:外国人の保釈と入管手続

    ■被疑者・被告人の身体拘束解放手続案内
    1.接見に臨むにあたって
    2.拘束からの解放にむけて -- 勾留前
    3.拘束からの解放にむけて -- 勾留後
    4.保釈
    5.保釈保証書発行事業の紹介
    6.各種書面の提出先
    コラム 「保釈保証書発行事業」開始までの経緯--韓国を見習え
    コラム 「保釈保証書発行事業」の課題

    ■勾留・保釈 Q&A
    Q1 被疑者の家族から逮捕直後に相談を受けました。まず,何をすべきでしょうか。注意点がありますか。
    Q2 被疑者を勾留させないための活動はどこに,どのようにすればよいでしょうか。
    Q3逮捕の翌日または2日後に被疑者に面会しようとしたら,検察官へ送致されて留置場で会えないことが判明しました。このような場合に面会する方法はありますか。また,勾留質問で裁判所へ連行されている場合はどうでしょうか。
    Q4 勾留後に検討すべき手続はどのようなものですか。
    Q5 勾留延長について準抗告をする場合の留意点は何ですか。
    Q6 留置場に勾留されている被疑者について,勾留場所の変更を求めることができますか。
    Q7 勾留状謄本を入手するのに2,3日かかりますが,素早く勾留理由を知る方法はありますか。
    Q8 接見禁止の決定がなされるのはどのような場合ですか。また,接見禁止の内容を知る方法と,争い方についても教えて下さい。
    Q9 接見指定が許されるのは,どのような場合ですか。また,どのように対処したらよいのでしょうか。
    Q10 接見に赴いたら「取調べ中」であるとして接見を拒否されました。このような場合の対処方法は何かあるのでしょうか。
    Q11 留置場に夜間接見を申し込んだら「執務時間外」といって拒否されました。このような場合の対処方法は何かあるのでしょうか。
    Q12 拘置所に夜間接見を申し込んだら「執務時間外」といって拒否されました。このような場合の対処方法は何かあるのでしょうか。
    Q13 取調べのために検察庁に押送された被疑者と,検察庁で接見をすることはできますか。
    Q14 勾留理由開示を請求すれば,どのような効果が期待できますか。
    Q15 保釈許可請求の際,準備するものは何ですか。保釈許可請求書には,どのような理由を掲げどのような資料を添付する必要がありますか。権利保釈が原則である以上,裁量保釈については触れなくてよいと考えてよいでしょうか。
    Q16 起訴後に保釈許可請求をしました。裁判官面接の前に検察官の意見を知っておくにはどうすればよいでしょうか。
    Q17 保釈保証金の相場はいくらですか。また,保証金納付の手続はどのように行いますか。
    Q18 保釈保証金がすぐに用意できなかった場合に何か方法がありますか。保釈保証金が不足するとき,弁護人が立替えたり,保証書を差出すことに問題はありますか。
    Q19 保釈許可請求の不許可決定に対して準抗告する場合,どの程度詳しく理由を書くのでしょうか。また疎明資料を添付すべきでしょうか。
    Q20 検察官が再逮捕をほのめかしているときに,保釈許可請求をすべきですか。
    Q21 保釈の許可条件は,どのようにして付されるのですか。不当な条件をあらかじめ防止することは可能でしょうか。
    Q22 保釈中の長期出張や海外旅行は許されますか。
    Q23 第1審で実刑判決が予想されるとき,再保釈を得るにはどのような準備をしておくべきですか。
    Q24 第1審で実刑判決が出た場合,再保釈請求書で強調すべき事由は何でしょうか。

    ■勾留・保釈をめぐる動き
    1.2009年以降の勾留・保釈(司法統計より)
    2.2009年以降の勾留・保釈実務の動向(犯罪白書より)
    3.最高裁判例の動向
    4.まとめ

    ■事例集
    収載事例一覧
    【事例1】泥酔した被疑者が消防車を蹴って損壊し,消防士らの職務の執行を妨害したとされた事案について,勾留延長請求が却下された事例
    【事例2】保釈許可決定に対する準抗告が,罪証隠滅行為に出る現実的可能性はそれほど高いものとはいえないなどとして棄却された事例
    【事例3】住居侵入罪で勾留決定がなされたが,勾留決定に対する準抗告が認容され,被疑者が釈放された事例
    【事例4】勾留が併存する事件で保釈が許可された事例
    【事例5】同一被害者に対し痴漢行為を繰り返していた被告人に対し,電車区間の一部利用禁止を保釈条件として保釈が許可された事例
    【事例6】全面否認していた被疑者に対し,電車区間の一部利用禁止を条件に準抗告が認容された事例
    【事例7】権利保釈の認められない殺人事件について,公判前整理手続における予定主張記載書面提出後,公判開始前に保釈請求が許可された事例 
    【事例8】否認事件ではなかったが,証人尋問が終了した後にようやく保釈が認められた事例
    【事例9】高齢の生活保護受給者による暴行事件において,保釈が許可された事例
    【事例10】傷害事件において,飲酒による回想不能な部分がある旨の供述をしていたものの,勾留請求が却下された事例 
    【事例11】大学4年生が先輩男性に対して,ストーカー規制法に基づく警告を無視し,掲示板に書き込みをしたり,勤務先にメールをしたりした名誉毀損及びストーカー規制法違反事件において保釈が許可された事例
    【事例12】商品の値札を付け替えてレジを通過する行為と万引き行為が同時に行われた詐欺・窃盗の事案について,保釈請求ですみやかに釈放された事例
    【事例13】実刑判決の可能性が高かったが保釈が許可された事例
    【事例14】同種前科のある万引き犯に保釈が許可された事例 
    【事例15】当初の勾留期間中に捜査を遂げるべきであったとして,勾留延長が取り消された事例
    【事例16】保釈許可決定に対し,被告人の供述に食い違いがあることなどを理由としてなされた準抗告が棄却された事例
    【事例17】強盗未遂事件において,勾留請求が却下された事例 
    【事例18】振り込め詐欺の否認事件において,保釈請求が許可された事例
    【事例19】勾留延長決定に対する準抗告が認容された事例
    【事例20】判決後の再保釈請求が却下されたが高裁で保釈が許可された事例
    【事例21】全面的否認事件で約2年4カ月にわたる公判(第1審)の途中,起訴から,約1年半後に保釈が最終的に認められた事例 
    【事例22】捜査段階から一貫して犯行を否認しつつ示談を希望していた被告人について,同居していない兄が身元引受人になり保釈が許可された事例
    【事例23】同種余罪がある事案で勾留延長決定に対する準抗告が認容された事例
    【事例24】覚せい剤自己使用事件(初犯)について,共同使用した者との接触禁止を条件として保釈が許可された事例 
    【事例25】保釈許可決定に対する準抗告を棄却した事例
    【事例26】運動員に対する買収を公訴事実とする公職選挙法違反被告事件で,公判前整理手続が採用されたが,第2回公判期日に検察官請求の最重要証人の証人尋問が終了した後,ようやく保釈が許可された事例(身体拘束期間1年)
    【事例27】検察官立証後も保釈が許可されず,弁護側の立証計画発表後,条件付きで両罰規定により法人と共に起訴された代表取締役に6回目の保釈請求が許可された事例
    【事例28】被害者不明のため示談不能の迷惑防止条例違反事件において,勾留請求が却下された事例
    【事例29】児童買春(いわゆる援助交際)事件において,約半年前の出来事であることから犯行の具体的な内容について回想不能である旨の供述をしていたが,勾留請求が却下された事例
    コラム 参考事例:保釈された者が逃亡したが判決確定までに解消された場合における保釈保証金没取の可否
    コラム 参考事例:弁護人の証人テストに同席して証人予定者に直接話しかけ自己の意に沿うような証言をするよう圧力をかけた行為が保釈の面接禁止条件違反に該当するとして,保釈を取り消した原決定が維持された事例

    ■書式集
    勾留の却下を求める
    勾留決定に準抗告を申し立てる
    勾留延長決定に準抗告を申し立てる
    勾留の執行停止を求める
    保釈を求める

    [INTERVIEW]ろくでなし子さんに聞く勾留生活
    起訴事実の概要
    事件の経緯
    インタビュー
  • 内容紹介

    好評だった『保釈をめざす弁護』から10年。被疑者・被告人を拘束から解放するための多くの弁護士の働きにより、従前よりは保釈が認められやすくなったともいわれる。しかしまだ弁護士にできることはある。前作以降の事例を多く集め、その中から厳選した29事例について解説。その他にも、実際の事例のドキュメントや、手続きの流れに則した手続き案内、書式集などにより、弁護士として何ができるかがよくわかる。

人質司法に挑む弁護―勾留からの解放(期成会実践刑事弁護叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:現代人文社
著者名:東京弁護士会期成会明るい刑事弁護研究会(編)
発行年月日:2016/10/12
ISBN-10:4877986499
ISBN-13:9784877986490
判型:A5
発売社名:大学図書
対象:実用
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:214ページ
縦:21cm
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