鎌倉遺文研究 第38号 [全集叢書]

鎌倉遺文研究 第38号 [全集叢書] の 商品概要

• 目次

  〈論文〉中世初期伊勢神宮領尾張国本新神戸の構造と展開―九条家本「中右記」紙背文書の検討から―…永沼菜未／寛元の政変・宝治合戦の通説への疑問―建長・弘長騒動までを見直す―…鈴木かほる／鎮西探題の評定に関する一考察…竪月　基／〈研究ノート〉鎌倉時代における「五部大乗経」構成経の転換に見られる宋版一切経の影響…佐々木　勇／〈史料紹介〉『読後撰和歌集』もう一つの譲状…中山　薫／〈新刊紹介〉荘園・村落史研究会編　『中世村落と地域社会－荘園制と在地の論理―』（高志書院）／科研報告書　『東京大学史料編纂所所蔵『中院一品記』修理事業に伴う調査と研究』

• 出版社からのコメント

  「鎌倉遺文」の、「鎌倉遺文」による、「鎌倉遺文」のための研究論文・目録等を掲載する。

• 内容紹介

  『鎌倉遺文』収録の35000通の文書は中世史研究の無窮の宝庫であるが、より精度の高い史料集を求めて、補訂に努めることは後進の研究者に課せられた責務である。本誌はその完成的補訂を意図する多くの研究者に発表の場を提供すると共に、「鎌倉遺文」の、「鎌倉遺文」による、「鎌倉遺文」のための研究論文・目録等を掲載する。
  

鎌倉遺文研究 第38号 [全集叢書] の商品スペック