ひょうすべの国―植民人喰い条約 [単行本]

ひょうすべの国―植民人喰い条約 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  千葉県Ｓ倉市に住む埴輪詩歌は、「指導教授」でもある最愛の祖母・豊子をひょうすべに殺される。母が営む花屋は世界企業に潰され、父は「少女遊郭」に入り浸り死んだ。やむなく詩歌は少女遊郭の「ヤリテ」見習いに入るがたちまち馘、そこで出会った夫も、人喰いの餌食に。時は流れ、権力者からの求愛、世界を揺るがす手紙がもたらされたのだが…詩歌の“生”とは何であったのか！？地に堕ちた自由と民主主義を問い直す、予言的物語。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  植民人喰い条約　ひょうすべの国；姫と戦争と「庭の雀」

• 図書館選書

  ひょうすべに支配され、暴力と抑圧が加速する世界で、詩歌は生き延びることができるのか……腐敗した現代社会に亀裂を穿つ、笙野頼子の新たなる地平！

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  笙野 頼子(ショウノ ヨリコ)
  １９５６年、三重県生まれ。立命館大学法学部卒業。８１年「極楽」で群像新人文学賞を受賞しデビュー。９１年『なにもしてない』で野間文芸新人賞、９４年『二百回忌』で三島由紀夫賞、『タイムスリップ・コンビナート』で芥川賞、２００１年『幽界森娘異聞』で泉鏡花文学賞、０４年『水晶内制度』でセンス・オブ・ジェンダー大賞、０５年『金毘羅』で伊藤整文学賞、１４年『未闘病記―膠原病、「混合性結合組織病」の』で野間文芸賞を受賞

• 著者について

  笙野 頼子 (ショウノ　ヨリコ)
  1956年生まれ。81年「極楽」で群像新人賞を受賞。「なにもしてない」で野間文芸新人賞、「二百回忌」で三島賞、「タイムスリップ・コンビナート」で芥川賞、「幽界森娘異聞」で泉鏡花賞、「金毘羅」で伊藤整文学賞を受賞。

ひょうすべの国―植民人喰い条約 [単行本] の商品スペック