リーマンと代数関数論―西欧近代の数学の結節点 [単行本]
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リーマンと代数関数論―西欧近代の数学の結節点 [単行本]

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出版社:東京大学
販売開始日: 2016/11/15
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リーマンと代数関数論―西欧近代の数学の結節点 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    数学の巨人たちの夢の系譜をたどる。オイラー、ガウス、アーベル、ヤコビ、ヒルベルト、岡潔、…。関数概念のはじまりから、リーマンのアーベル関数論、そして多変数代数関数論へ。論文と史実から読み解かれた数学の世界へ、精密で巧みな文章が読者を誘う。
  • 目次

    まえがき

    第1章 代数関数とは何か――オイラーの関数概念とその変容
     1 関数概念を振り返って
     2 関数の世界と曲線の世界
     3 ディリクレとコーシーの関数概念

    第2章 カナリアのように歌う――リーマンの「面」の発見
     1 修行時代
     2 ベルリンの数学者たち
     3 学位論文まで
     4 コーシーの複素関数論
     5 リーマン面のアイデアを語る
     6 マジョーレ湖畔で終焉を迎える

    第3章 楕円関数論のはじまり――楕円積分の等分と変換に関するアーベルの理論
     I 楕円関数論の二つの起源――萌芽の発見と虚数乗法論への道
      1 楕円関数論の二つの流れ――変換理論と等分理論
      2 ファニャノの楕円積分論
      3 変換理論の諸相
      4 楕円関数の等分に関するアーベルの理論
     II クレルレの手紙
      1 ペテルブルグとゲッチンゲンからの手紙
      2 ヤコビの言葉とルジャンドルの言葉
      3 ルジャンドルの所見
      4 ベルリンへの招待
     III アーベルとルジャンドルの往復書簡より
      1 ルジャンドルからアーベルへ(1828年10月25日)
      2 アーベルからルジャンドルへ(1828年11月25日)
      3 ルジャンドルからアーベルへ(1829年1月16日)

    第4章 アーベル関数の理論――ヤコビの逆問題の探究
     I 「パリの論文」からアーベル関数論へ
      1 代数的微分式の積分
      2 アーベルの加法定理
      3 加法定理と微分方程式
      4 超楕円積分とヤコビ関数
      5 ヴァイエルシュトラスとヤコビの逆問題
      6 リーマンのアーベル関数論
      7 複素多様体と多変数関数論との別れ
     II アーベル積分の等分と変換に関するヤコビとエルミートの理論
      1 歴史的概観
      2 楕円積分と楕円関数
      3 アーベル積分とアーベル関数
      4 アーベルの加法定理
      5 ヤコビの逆問題
      6 2変数4重周期関数
      7 ヤコビの逆問題とリーマン面
      8 超楕円積分の等分と変換
      9 隠された領域――数論とアーベル積分論

    第5章 多変数代数関数論の夢――リーマンを越えて
     1 ガウスの『アリトメチカ研究』とヒルベルトの第12問題
     2 岡潔の遺稿「リーマンの定理」と多変数代数関数論の夢

    あとがき
    参考文献
    数学者人名表
    索引

    Bernhard Riemann and the Theory of Algebraic Functions: The Junction of Modern Mathematics in Western Europe
    Masahito TAKASE
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    高瀬 正仁(タカセ マサヒト)
    1951年、群馬県勢多郡東村(現在、みどり市)に生まれる。元九州大学教授。数学者、数学史家。専門は多変数関数論と近代数学史。歌誌「風日」同人。2008年、九州大学全学教育優秀授業賞受賞。2009年度日本数学会出版賞受賞
  • 出版社からのコメント

    リーマン没後150年。ガウス、アーベル、リーマン、ヒルベルト……数学の巨人たちの夢の系譜をたどる。
  • 内容紹介

    19世紀数学の中核に位置する代数関数論.さまざまな数学者たちが,どのように交わり,また,どのような思考の変遷を経てこの偉大なる理論が形成され,新たな道が拓かれていったのか.リーマンを軸に,論文と史実から読み解かれた数学の世界へ,精密で巧みな文章が読者を誘う.
  • 著者について

    高瀬 正仁 (タカセ マサヒト)
    高瀬 正仁
    高瀬正仁:元九州大学教授

リーマンと代数関数論―西欧近代の数学の結節点 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:高瀬 正仁(著)
発行年月日:2016/11/18
ISBN-10:4130613111
ISBN-13:9784130613118
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:数学
言語:日本語
ページ数:303ページ
縦:22cm
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