摂食障害の語り―「回復」の臨床社会学 [単行本]
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摂食障害の語り―「回復」の臨床社会学 [単行本]

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出版社:新曜社
販売開始日: 2011/10/15
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摂食障害の語り―「回復」の臨床社会学 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    拒食、過食、嘔吐を主訴とする摂食障害。個人、家族、社会に原因を探るのではなく、「人々はどのように回復しているのか」に焦点をおいて、18人のストーリーを追いかける。初の本格的なナラティブ臨床研究。
  • 目次

    摂食障害の語り―目次

    目 次



    まえがき

    序章 回復者の語りを聴くこと
    1 摂食障害とは
    2 回復への着目
    3 語りへの着目
    4 調査者のポジショナリティ 
    5 調査の概要

    第1章 摂食障害はどのようにとらえられてきたか
    1 「摂食障害」の語られ方

    2 原因としての個人
    3 原因としての家族
    4 原因としての社会
    5 〈回復〉の臨床社会学
    6 〈回復〉をめぐる先行諸研究

    第2章 人々はどのようにして摂食障害になるのか――発症過程の考察
    1 痩せたい気持ちはどこからくるのか
    2 自己コントロールはいつから始まるのか
    3 過食は「病理」ではない
    4 心身二元論と自己コントロール

    第3章 自己否定はどこからくるのか――維持過程の考察
    1 「自分はだめだ」という思い
    2 ダイエット行動の悪循環

    第4章 一八名の回復者の語り――回復過程の考察
    1 人々は摂食障害からどのように〈回復〉しているのか
    2 受容と〈回復〉
    回復者のグループ・ミーティング―Aさん(女性/23歳/過食・嘔吐/約9年)
    教会と罪の贖い―Bさん(女性/26歳/過食・嘔吐/約13年)
    35キロの宗教の終わり―Cさん(女性/21歳/拒食・過食/約6年)
    やってること自体を許すこと―Dさん(女性/34歳/過食・嘔吐/約8年)
    おにぎり・生徒・共同体―Eさん(女性/46歳/拒食/約2年)
    暗い部分も消してはいない―Fさん(女性/30歳/過食・嘔吐/約11年)
    美容整形を転機に―Gさん(男性/28歳/拒食・過食・嘔吐/約6年)
    自給自足の自己肯定―Hさん(女性/35歳/過食・嘔吐/約4年)

    3 食生活の改善と〈回復〉
    転職と食事訓練―Iさん(女性/23歳/拒食・過食/約3年)
    規則正しく、かつ残さない―Jさん(男性/26歳/過食・嘔吐/約3年)
    三食食べれば治る―Kさん(女性/36歳/過食/約12年)
    回復者の体験記を読んで―Lさん(女性/26歳/過食・嘔吐/約8年)
    治ると思い込む―Mさん(女性/34歳/過食・嘔吐/約15年)


    4 過食・嘔吐がなくなった後も続く苦しさと〈回復〉
    いまのままでいい―Nさん(女性/29歳/過食/約7年)
    手ぶらの幸福―Oさん(女性/26歳/過食・嘔吐/約8年)
    テレビ・ゲームは両手がふさがる―Pさん(女性/28歳/過食/約4年)
    居心地のいい場所―Qさん(女性/24歳/過食・嘔吐/約4年)
    価値/無価値という二極対立から抜ける―Rさん(女性/30歳/過食・嘔吐/約10年)

    第5章 回復をはばむ物語、回復をもたらす物語――病いの経験への意味づけ
    1 Lさんの事例を中心に
    2 回復をもたらす物語
    3 摂食障害と言説環境

    第6章 「分析される人」から「解決する人」へ――回復体験記の考察
    1 「食べれば治る」という語り
    2 回復者自身の解釈
    3 「解釈権/解決権」の獲得
    4 解釈をめぐる政治

    終 章 過渡的なプロジェクトとしての〈回復〉論
    1 生きられた〈回復〉の物語
    2 「還元モデル」から「相互作用モデル」へ
    3 自分自身のヴォイスとは―「解釈権/解決権」を考える
    4 主体性と自己責任

    あとがき―「闘わない社会学」へのプロローグ

    資料・参考文献
    事項索引・人名索引

    装幀 大橋一毅(DK)
  • 内容紹介

    ◆当事者が語る回復の物語◆

    摂食障害とは拒食症、過食症の総称で、「痩せたい」「スリムになりたい」とダイエットを始めたことから深みにはまり、食べては吐くを繰り返し、死に至ることもある深刻な病いです。日本では女子高生・女子大生の50人に1人が過食症ともいわれ、実態解明が急務です。これまでは「なぜ摂食障害になるか」という原因論の研究がほとんどで、「どのように摂食障害から回復するのか」という〈回復論〉は断片的な情報しかありませんでした。本書は自ら摂食障害を克服した社会学者である著者が、回復者20人にインタビューし、重い障害から実際にどのように回復のきっかけをつかんだのか、肉声を交えて初めて明らかにしていきます。摂食障害の患者さん、家族、医療関係者に贈る希望の書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    中村 英代(ナカムラ ヒデヨ)
    1975年東京生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了、修士(社会学)。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程満期取得退学、博士(社会科学)。日本学術振興会特別研究員(DC2)、香港大学客員研究員等を経て、現在、日本学術振興会特別研究員、お茶の水女子大学・東洋大学ほか非常勤講師、専門社会調査士。専攻は社会学(精神医療・臨床・福祉)、社会調査法

摂食障害の語り―「回復」の臨床社会学 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:新曜社
著者名:中村 英代(著)
発行年月日:2011/10/10
ISBN-10:4788512513
ISBN-13:9784788512511
判型:B6
発売社名:新曜社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:299ページ ※276,23P
縦:20cm
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