遺伝子を生かす教育―行動遺伝学がもたらす教育の革新 [単行本]
    • 遺伝子を生かす教育―行動遺伝学がもたらす教育の革新 [単行本]

    • ¥2,53076 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009002678658

遺伝子を生かす教育―行動遺伝学がもたらす教育の革新 [単行本]

価格:¥2,530(税込)
ゴールドポイント:76 ゴールドポイント(3%還元)(¥76相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:新曜社
販売開始日: 2016/11/10
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

遺伝子を生かす教育―行動遺伝学がもたらす教育の革新 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    遺伝子は学習に影響し、家庭や学校の経験と作用しあう。教育における「みんな同じ」式のアプローチは間違いだ。一人ひとりの違いを考慮に入れ、最適の援助をするために、行動遺伝学の知識と経験をどう教育に活用すればよいのか―遺伝子を生かす新しい教育をすべての子どもたちに。
  • 目次

    遺伝子を生かす教育 目次
    日本の読者の皆様へ
    謝 辞

    第1部 理論的に考える
    1章 遺伝学、学校、学習
     教育の目的と仮定
     個人の能力を引き出す多様な機会
     教室の中のDNA
     まとめると

    2章 我々は現在の知識をどのようにして得たか
     双子という自然の実験
     DNA塩基配列決定

    3章 読む、書く
     DNAからABCへ
     読字能力への環境の影響
     読字に苦労する子どもたち
     書く能力の遺伝

    4章 算 数
     なぜ一部の人々が他の人々よりも数学ができるのか?
     養育は数学的能力にどう影響するのか?

    5章 体育─誰が、何を、なぜ、どこで、どのように?
     遺伝子、スポーツ、喫煙
     肥満、遺伝子、環境
     健康の遺伝性
     体育授業のヒーロー
     まとめると

    6章 科学(理科)─違う思考法?
     科学の性差
     まとめると

    7章 IQと意欲はどうやったらうまく一致するか?
     IQ+遺伝学=論争(そして中傷)
     自信と意欲
     クラスで自信と認知を改善する

    8章 特別な教育の必要性─着想とインスピレーション
     特別教育の必要性の拡大
     現在実施中の学習の個別化
     まとめると

    9章 教室の中の「クローン」
     積極性と成績
     教室の中のクローン

    10章 ギャップに注意─社会的地位と学校の質
     低い社会経済的地位─それはどのようなものなのか?
     社会経済的地位が次世代に引き継がれるとはどういうことか?
     学校の質

    11章 遺伝学と学習─重要な7つのアイデア
     アイデア1:成績と能力は、一部は遺伝的な理由のため多様である
     アイデア2:異常は正常である
     アイデア3:連続は遺伝により、変化は環境による
     アイデア4:遺伝子は万能選手で環境は専門家である
     アイデア5:環境は遺伝子の影響を受ける
     アイデア6:一番重要な環境は個人で異なる
     アイデア7:機会均等のためには機会の多様性が必要である

    第2部 実地に応用する
    12章 個別化の実際
     それでは、教育と学習をより個別化するにはどうしたらよいのか?
     学習するのに適切な「思考態度」
     学習を個別化するための他の方法
     まとめると

    13章 11項目の教育政策のアイデア
     1. コア・カリキュラムを最小限に絞って、基礎的技能をテストしよう
     2. 選択肢を増やそう
     3. レッテル貼りをやめよう
     4. クラスはもちろん、一人一人の子どもを教育しよう
     5. どうやったら成功するかを子どもに教える
     6. 将来の社会的流動性に向けて早期から機会均等化を推進しよう
     7. 学校におけるカリキュラム外の機会を均等化しよう
     8. 2段階の体育プログラムを作ろう
     9. 目的地を変えよう
     10. 新人教師に遺伝学の研修を行い、実地に持ち込む技術を提供しよう
     11. 大きいことは美しい

    14章 一日教育大臣

    訳者あとがき
    文 献
    索 引

    装幀=新曜社デザイン室
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    アズベリー,キャスリン(アズベリー,キャスリン/Asbury,Kathryn)
    英国ヨーク大学教育心理学センター講師。子どもの成績、行動、幸福に及ぼす家庭および学校環境の影響に関する広範な研究を行っている

    プローミン,ロバート(プローミン,ロバート/Plomin,Robert)
    英国ロンドン大学キングスカレッジのMRC社会・遺伝・発達心理学センターの行動遺伝学教授。双生児早期発達研究(TEDS)の創始者で主任研究者。行動遺伝学に関する500編以上の論文と1ダースの単行本を発表している。なお、アメリカ心理学会の学術雑誌によれば、氏は20世紀の著名な心理学者100人に選ばれている

    土屋 廣幸(ツチヤ ヒロユキ)
    ラ・サール高校卒、熊本大学医学部卒、熊本大学大学院医学研究科修了、熊本大学医学部小児科助手、米国テキサス大学M.D.アンダーソンがんセンター留学、NTT九州病院小児科部長をへて現在、福田病院小児科健診部長(医師、医学博士)。専門は、小児科学。新生児の出生数が年間3400人以上と日本で一番多い病院で、新生児と乳児の健診を行うとともに、発達心理学の学際的研究および行動遺伝学に多大の関心を持っている。小児血液学、遠隔医療、小児発達学についての論文多数
  • 内容紹介

    ◆教育に行動遺伝学の成果を!
     「遺伝子」と聞くと、環境や努力ではどうにもならない天与のものだと考える人が多いようです。しかし最近の行動遺伝学の進歩は、まったく異なる遺伝子の姿を明らかにしつつあります。遺伝子は環境との相互作用の中で働くのです。

    教育ではこれまで、「遺伝子」についてほとんど論じられてきませんでした。しかし、教育は環境による働きかけであり、遺伝子の可能性を最大限に引き出すような取り組みをすることができます。そうすれば、私たち一人ひとりにとっても、社会にとっても、計り知れない恩恵となるはずです。行動遺伝学の成果をとりいれることによって、教育にどんな変革がもたらされるでしょうか。それはどのようにして可能となるでしょうか。

    これからの教育を考える上で見逃せない一書です。。

遺伝子を生かす教育―行動遺伝学がもたらす教育の革新 の商品スペック

商品仕様
出版社名:新曜社
著者名:キャスリン アズベリー(著)/ロバート プローミン(著)/土屋 廣幸(訳)
発行年月日:2016/11/10
ISBN-10:4788515024
ISBN-13:9784788515024
判型:A5
対象:教養
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:176ページ
縦:21cm
その他: 原書名: G IS FOR GENES:The Impact of Genetics on Education and Achievement〈Asbury,Kathryn;Plomin,Robert〉
他の新曜社の書籍を探す

    新曜社 遺伝子を生かす教育―行動遺伝学がもたらす教育の革新 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!